巣立ちの春

明日から、長男は、新社会人。

晴天に恵まれた最後の休日を、どのように過ごしたのだろう余近卿余近卿余近卿
数日前から、遠方で、一人暮らしに苦闘している彼に、想いを馳せる。

これから平日は、仕事で疲れて、心の余裕も、
時間もないだろうから、自炊など望むべくもあるまい。

どのように工夫してやりくりして、栄養を確保してゆくのだろう。

洗濯など衣類の管理も、大雑把でもいいから、
きちんと清潔を維持していけるだろうか――

母親として、心配は尽きないのだが、
もう、息子の生活にも安易な口出しは無用だろう。

この1か月というもの、私はでき得る限りのことをした。
夜中に目覚めては朝まで眠れぬくらい、いろいろ考えもした。

けれども、親の心子知らずで、息子には、半分も伝わっていない。
(息子の心もまた、私には、半分も分かっていないだろう)

そのもどかしさを抱えたまま、巣立ちの時は来た。

力まずに、ベストを尽くしておいで!

そして、猫の頭を撫でたくなったら、
いつでも帰って、休んでいけばいい。

もう、私にできることは、遠くから息子の無事を祈ることのみ。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者shuaigebb 15:28 | コメントをどうぞ

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