月別アーカイブ: 2016年9月

ことを想姿を想

 涙など流したことがなかった。その後も父が死んでも、泣かなかった。
 私の政治活動は、政治暴力防止法案まで続き、私の政治の季節は終わった。あれから、55年。同じ安保関連で若者たちが立ち上がっている。私はもう参加する力はないが、そうだよ!闘いは決して終わることはないんだ!…。 45年かぶりに知床を訪れた。知床は世界遺産となってもう昔を窺わせるものは殆ど無かった。かって泊まったと思われる温泉dermes 激光脫毛街には大型ホテルが建ち並び、民宿らしいものも居酒屋も無かった。ただ、世界遺産になったお陰で知床岬を巡るクルージングも手軽にできるようになり、50人乗りのクルザーはほぼ満員の盛況ぶりだった。

世界遺産の効果は絶大である。知床岬へのクルージングは、潮の具合に左右され、天気予報が良くても必ずしも出航出来るわけではないらしい。それは乗船してみて分かった。うねりが大きく、遠くの小さい船がうねりで見えたり消えたりする。知床半島は北海の荒波に浸食され、ほぼ断崖絶壁で、岸壁で流落ちる滝が数多く見られた。船長の説明では羅臼岳が活火山で、噴火と荒波の浸食で、知床の景観が出来上がったらしい。羅臼岳は、知床に多くの恵みを与えたようだ。北海の荒波、オホーツクから吹き付ける強風雪は、強欲な人間の立ち入りを拒み、豊かな自然は海と陸との調和によって多くの動物と海の生き物たちに相互補完の関係を築いてきた。火山は温泉を沸きだし、河川は鮭を遡上させ、ヒグマやその他の鳥獣に恵みを与え、産卵した鮭の卵德善健康管理雪に守られ、孵化した稚魚は海に旅立っていき、成長して川に戻ってくる。それを熊達が首を長くして待っている。

船から、小さな河口に小熊の姿が微かに見える。本格的に遡上するまでに鮭を捕まえる技術を身に付けて冬ごもりに備えて欲しいものだ。そんなことを思っていると船長が海に流れ出る硫黄の温泉滝について話し出した。船長もその秘湯に入ったことがあるという。非常に熱く容易に入れないと言う。そんな秘湯が山奥にあってヒグマが温泉に入っている像してみた。日本猿が入る温泉があるが、熊が入る温泉については分からない。ただ、熊の湯という地名はよくある。ヒグマの親子が温泉につかっている像するだけで「いいねえ!」と思う。 辻惟雄氏の「あそぶ神仏」を読む。その中の百鬼夜行絵巻で真っ赤な手足の琵琶妖怪が琴妖怪を引っ張っている絵がある。用無しになって棄てられた琵琶や琴、彼らにも魂がある。琵琶妖怪が琴妖怪を縄をdermes 激光脫毛かけて引っ張り助けている構図である。

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がとても難てこの第

ところがです。夜中にふと目覚めて展開を考えていると、第2案がとても素敵なんです。勝手に胃の辺りがジワーッと締まってくる感覚です。その後の展開も自然に纏まるような気がします。あわてて枕元のメモ用紙に展開をメモしました。そして翌朝早速エディターを立ち上げて検討を始めました。サキにとっ2案は、好みでない展開ですということは得意でない展開ということになるので、主人公が喋る台詞の1つ1つ、それを受ける相手の台詞1つ1つが難しくて、なかなかストーリーが進みません。人間の心理認股證計算機や感情の動きしいです。サキの貧弱な経験値ではとてもシミュレートできません。不完全なもの、物足りないものになる予感がしていますが、これも挑戦と割り切って進めています。ですから進行はとてもゆっくりです。書き直しが頻発しますし、完全に没、というシーンもあります。
悩み悩み(これはサキが楽しんでいるという側面もありますが)年末が迫ってきました。
さあ、新しい年がやって来ます。
この2つの作品が晴れて発表できる日が来ることを願って、本年最後の記事にしたいと思います。
今年もこのブログを訪れてくださってありがとうございました。
かまってくださってありがとうございました。
新しい年もよろしくお願いします。 コントロール用タブレットの隅に表示されたカレンダーの日付が変わった。
どうやらこの世界にも神は存在しないようだ。あれから丁度1年。事態は動いてはいるようだが、それはあらぬ方向へだ。「何がメリークリスマスだ!」俺はタブレットに向かって悪態をついた。
ムルチェラゴは大きく欠伸をしながら背中をそらし、両手を前に伸ばして伸びをした。そして俺の傍香港 最新に寄り添うと再び眠りに落ちて行った。静かな寝息が俺の肩にかかる。俺は暫くの間その様子を眺めていたが、やがてムルチェラゴの頭にそっと手を置いた。
ムルチェラゴの頭には肩に届くくらいの真っ黒な長い毛が生えている。俺の手はそのサラサラとした真っ直ぐな毛を手櫛ですいてから、ゆっくりと首筋から背中へ移動する。ムルチェラゴのうなじから背中の中程にかけては脊髄に沿って艶やかなたてがみが生えている。頭の毛と繋がったそれは進むにつれてだんだん短くなり、やがて白い背中に吸い込まれるように消える。そしてその先は滑らかな肌へと変わる。俺の手は脊髄に沿ってさらに進み、やがてつるりとした臀部の左右の盛り上がりに到達する。暫くそこを彷徨った後は太ももを回り込んで下腹部へ、そして陰毛からヘソまで繋がった短い毛を伝う。短い毛はそこでまた消え、つるりとした柔らかな乳房へ辿りつく。俺は2つの膨らみの先に付いた乳首に触れて、それが硬くなる貸款のを確認すると、白い肩を撫ぜ、さらに首筋を進み、張りのある頬に触れてから、また頭の長い毛に戻った。ムルチェラゴは乳首に触れられた時にピクリと反応し、薄く目を開けてこちらを見ていたが、やがてまた安らかな眠りに戻って行った。
『呑気なものだ』俺はムルチェラゴの寝顔を見ながら、ちょうど1年前のクリスマスに起こったことを思い出していた。

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