巣立ちの春

明日から、長男は、新社会人。

晴天に恵まれた最後の休日を、どのように過ごしたのだろう余近卿余近卿余近卿
数日前から、遠方で、一人暮らしに苦闘している彼に、想いを馳せる。

これから平日は、仕事で疲れて、心の余裕も、
時間もないだろうから、自炊など望むべくもあるまい。

どのように工夫してやりくりして、栄養を確保してゆくのだろう。

洗濯など衣類の管理も、大雑把でもいいから、
きちんと清潔を維持していけるだろうか――

母親として、心配は尽きないのだが、
もう、息子の生活にも安易な口出しは無用だろう。

この1か月というもの、私はでき得る限りのことをした。
夜中に目覚めては朝まで眠れぬくらい、いろいろ考えもした。

けれども、親の心子知らずで、息子には、半分も伝わっていない。
(息子の心もまた、私には、半分も分かっていないだろう)

そのもどかしさを抱えたまま、巣立ちの時は来た。

力まずに、ベストを尽くしておいで!

そして、猫の頭を撫でたくなったら、
いつでも帰って、休んでいけばいい。

もう、私にできることは、遠くから息子の無事を祈ることのみ。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者shuaigebb 15:28 | コメントをどうぞ

紫陽花になったイグアナの話

六月の空は物悲しい。何故そんなに泣き濡れる。しくしく泣くたびに空は曇り、落とした涙は雨となって大地に降り注ぎ、紫陽花を咲かせ。

五月のことである。海の神であるポセイドンは、西太平洋一帯を例年通り回遊していた。多くのイルカや鯨たちに囲まれ、寛ぎながら夏を待ち詑びるのが何よりの愉しみであった。しかし、今年はどうも様子がおかしい。六月を前に東に移動を始めた。梅雨空を司る六月の女神が、ゼウスの許可もなく五月のうちにやって来たことが原因らしい。怒ったポセイドンは東太平洋へと安住の場を求めていった。

梅雨空を司る六月の女神は、海神ポセイドンに好意を寄せていた。ところが、海神ポセイドンは陰鬱で醜い六月の女神が予てreenex膠原自生より大嫌いであった。ポセイドンは、この時期になると日本近海にやって来ては視線を投げかけてくる六月の女神を堪らなく鬱陶しく思っていた。毎年のように、ポセイドンはあの手この手で女神を追い払おうと意地悪をした。その度に六月の空は涙を流した。

ポセイドンの移動とともに、ポセイドンの体温で温められた海水域も東へ東へと移動していった。温かな海水域は、太平洋の東の果てのガラパゴス諸島にもやって来た。この島の女神であるラリーニャは、日増しに温かくなっていく海水にただならぬ気配を感じ取っていた。
「五年ぶりにあの男がやって来る」
イルカ
ガラパゴスの女神であるラニーニャとは、大神ゼウスとアステカの女神との間に生まれた隠し子である。異国の神との間に誕生した背徳の女神は、ゼウスの娘でありながら人目を憚るようにこの島に幽閉された。時が経ち娘が麗しく育った頃、ゼウスはこの地に再びやってきた。そして、こともあろうに実の娘と交わった。一年後、ラニーニャは、尻尾が生えたままの嬰児を次々と産み落とした。ゼウスは、トカゲにも似たこの禁断の生命に驚いた。ゼウスはこの奇怪な生命をリクイグアナと名付けた。しかし、ゼウスはリクイグアナを忌み嫌って二度とこの蟲草Cs4地にやってくることはなかった。

絶世の美女ラリーニャの噂は世界各地の神々に知れ渡った。当然のごとく海神ポセイドンの耳にも届いた。ある日のことである。ポセイドンは多くのイルカや鯨を従えてこの島へとやって来た。ポセイドンはこの娘に一目惚れをした。分別を亡くしたポセイドンは堪らずこの娘と交わった。一年後、ラリーニャは再びトカゲにも似た奇怪な生命を次々と出産した。ポセイドンはこの生命をウミイグアナと名付けた。ポセイドンの血を引くウミイグアナは、ゼウスの血を引くリクイグアナとは距離を置き、父の住む大海原を望む海辺で生活をするようになった。

ポセイドンは、五、六年に一度はこの島の様子を窺いにやって来た。しかし、皮肉なことにポセイドンがやって来る度に、ポセイドンの体温で温められた海水は、ウミイグアナの常食である岩場の海藻を枯れさせた。ある日のことである。餌を失ったウミイグアナの一頭が、新たな餌を求めて陸へと上がった。陸上ではリクイグアナの一族が暮らしていた。ウミイグアナとリクイグアナ、背徳の子孫達に禁断の恋が芽生えるのに時間はかからなかった。ウミイグアナとリクイグアナとの間に新種のイグアナが誕生した。あまりにも醜い容姿をした新種のイグアナには雌雄の別が無かった。しかし醜くともゼウスの末裔である。哀れな子孫の姿を嘆いたラリーニャは、このイグアナに神の子を意味するエルニーニョという名を与えた。

生殖能力を持たぬ一代限りのエルニーニョが息絶えたとき、その魂は贖罪の意を以てゼウスが引き取った。雌雄を持たぬエルニーニョの魂はゼウスのもとで女神として甦った。ゼウスは一年に一度、六月の間だけだけ祖父であるポセイドンに合うことを許した。六月の女神は、祖父ポセイドンに会いたい一心で太平洋に程近い日本付近の空を選んで舞い降りた。己の子孫とは知らぬ海神ポセイドンは、自分に付き纏う醜い女神を邪険に扱った。ときには激しくぶつかり追い返した。その度に六月の空は涙を流した。流した涙は日本列島に梅雨をもたらした。

そして、ことしも六月がやって来た。ところが六月の女神は、五月下旬にはゼウスの許可を待たずに既に姿を現していた。掟を破った六月の女神にポセイドンは激高した。ポセイドンは六月の女神を遠ざけると、すぐさまその場を離れてラリーニャが暮らすガラパゴスへと旅立った。六月の女神は悲しさのあまり号泣した。流した涙は日本猴枣散列島で豪雨となった。一方ガラパゴスでは海水温が次第に上昇し始めた。このまま行けばウミイグアナの主食である海藻の成育に影響が出る。

ウミイグアナが陸に上がるのは時間の問題となった。これまで、幾度となくウミイグアナは陸に上がってきた。その度に背徳の歴史は繰り返されてきた。混血種のイグアナが誕生する度に、神々が起こした罪の連鎖はエルニーニョ現象となって再び罪の連鎖を引き起こすようになってしまっていたのである。ところが、六月の女神が流す涙は地上界で紫陽花となった。紫陽花はウミイグアナとリクイグアナの混血種の化身として今なお生き続けている。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者shuaigebb 13:10 | コメントをどうぞ

ワンズの非日常

今日は朝散歩なしな。お昼からオヤツ買いに行って、そこで散歩するしな」

ワンズが理解しているかどうかはわかりませんが、「オヤツ」だけは何の事かわかっています皇室纖形
くらふとまーけっとには、もう数回行っているので、凛太郎は多分覚えているはずです。

会場につき、いつものブースの場所を目指していると、途中で理解したようで、ほぼまっしぐら。
母ちゃんがオヤツを買うと、たちまちギャン吠えの凛太郎。

何も食べさせてもらってないコのように、激しく「はよチョウーダイ!はよはよ」っていう感じで途切れること無く吠えます。
ほかにもワンコさんがおられましたが、吠えているのはウチの凛太郎だけです。
こちらの米粉クッキーチーズが大好物。今日は取り置きでお願いしておきました。
私たちが到着した時にはすでに全て売り切れでした。ワンちゃん人気のお店です。
ワンズのお試しを終えてから、仲良くメタセコイヤ並木を散歩しました。
相変わらず人気のメタセコイヤ並木です。

あちこちでデジカメ撮影される方が多いです皇室纖形 電話

栗拾いをしておられる方も多く、両手で抱えるように大きな栗の入った袋を持ち帰られる方ともたくさんスレ違いました。

飼い主はそれを「ええな~」と横目でみながら、昨日ワクチンを打った凛太郎は大事をとって途中から抱っこで歩きました。
晴れた空とメタセコイヤ並木は、なんだか心楽しくなりました。

ワンズは今日の非日常な体験を喜んでくれたかどうかはわかりませんが、人も犬も一緒でちょっといつもと違う体験は楽しいです。

ではまた
読んでいただいてありがとうございました皇室纖形 旺角

カテゴリー: 未分類 | 投稿者shuaigebb 12:29 | コメントをどうぞ

俺はまだ、本気出してないだけ

聞き覚えがある方もいるかもしれません。少し前に映画化もされましたが、タイトルの面白さとそのある種シュールでありペーソスある内容で話題を呼んだマンガの題名です。実家の妹(30代後半ムコ募集中)が、見つけて買ってきておいていたのを、数年前のお盆に見せてもらって結構ハマって読んでいました孔聖堂好唔好。(妹は一風変わったマンガを見つけてくるのがうまいのですが、この作品も後に映画化されたし「毎日かあさん」で有名な西原理恵子さんが売れるずっと前に『発掘』してきていたりと、実は意外に見る目があるのかもしれません)

で、話はこのマンガそのもののことではありません。実に秀逸ともいうべき、このタイトルの言葉「まだ、本気出してないだけ」です。子供の頃など、あるとき「本気」の自分が目覚めれば、物凄いパワーがメキメキと立ち上って・・・というような、そんなことを私も心のどこかで思っていました。友達とサッカーなんぞをやっていて、運動神経のトロい私はさっぱりなのですが、「『本気』になれば違うかも!」なんて思って、キャプテン翼のワンシーンのように、ドリブルしながら「うおぉー!!」とか叫んでみるのですが、あら残念、本気は出てこず悲惨な結果になってしまいました。現実が少年ジャンプと少し違うことに気づくのはその少し後のことでした(笑)

人間、誰しも変身願望というか「ウルトラマン願望」のようなものがあります。いつもの自分とは違う何かが、突然目覚めてくれたら・・・というような。けれども結局、自分の中には「自分」という人が1人いるだけなんですよね。「本気」についても同様だと思います。自分とは違う「本気」がどこか内側に眠っているわけではないようなのです。結局は、普段の自分が何をするか、ということで、あることに対して、集中していたら結果的にそれが本気だった、というようなことなのでしょう高麗蔘

だとすれば、仕事にせよ学習にせよ、何か「ちゃんとやれていない」ということがあるのなら、それは、「本気を出す」とすることが解決策なのではなく、他にすべきことがあるのだということです。心理的な恐怖心を取り除くとか、やる気が出ない根本を触ってみるとか。

あなたには、何か「本気」になれていないことがあるでしょうか?もしあるとすれば、その解決策はおそらく「本気」の中にはありません。違う角度から、見てみると意外と簡単に、カタがつくかもしれません創業學

カテゴリー: 未分類 | 投稿者shuaigebb 11:48 | コメントをどうぞ

ブログを書くのは、考える訓練になる

若いころ、小さなミニコミ誌の編集室でアルバイトをしていた事がある網路聲譽管理

そこは、編集長を含め3人だけ、うち一人は営業で、

実際、記事を書いていたのは1人だけ。

私も、いきなり、カメラを持ってお店のオープン情報の取材に行かされた。

そこで、見たもの、聞いたことを書くだけなのに、それが書けない。

家に帰って一晩中考えて、やっと書いて持って行ったのに、

編集長は、ほとんど、赤いペンでバツをいれて、

残ったのは、たった2行だけ雪纖瘦投訴

何回書いてもOKにならない。

それで、もうこれが最後、バイトは止めようと思って、上手に書こうなんて思わずに、

見た事、聞いたこと、自分の思った事だけを素直に、簡単に書いた。

それが、OKだった。

私は、いい文章を書いて、褒めてもらおうと、肝心なことよりも、

わざと難しい言葉を選んで書いたり、うっとりするような言葉で飾ったり、

余計なことばかり、長々と書いていた。

それが良い文章だと思っていたのだ。

編集長の書く、編集後記は、新聞の社説みたいな文かと思いきや、

誰もが読めるような、簡単な言葉で、最後は、クスッと笑えるようなユーモアがあった糖尿眼

今、思えば、文章を書くのは、考える訓練だったと…

カテゴリー: 未分類 | 投稿者shuaigebb 18:45 | コメントをどうぞ

ツイッターで経過

さて今日の第2試合で勝った能代高校
かつての70年代あたりの能代が強かった頃は、先行逃げ切りが勝ちパターン
スコアで見る能代高校の逆転サヨナラ勝ちってのは、素晴らしいです。

一方で第3代表決定戦にまわった能代松陽、今日は打線が不発か ?
ネットのツイッターの投稿を見ると、エラーでの失点が大きいようです。
秋のこの時期は、致し方ありません。

明日は大館鳳鳴との試合。地区大会では鳳鳴が勝っているだけに
雪辱して東北大会の出場を決めてほしいところ。大会屈指の好投手
好調の無失点での鳳鳴の左腕エースも、今日の能代戦では初の失点。
後半には制球乱してます。そろそろ疲れもたまっているはず。
能代松陽の打線であれば、とらえられるチャンスは十分あります。

東北大会に出場してくれると、秋の東北大会はラジオ中継もありますので
インターネットのNHKのらじるらじるの仙台版で視聴できるはず。
東北以外の地域でもリアルに経過を聴くことが可能となります。
秋田から遠いところで暮らしておりますので、ほぼ生の情報はないのですが
勝手な予想だと、能代松陽と大館鳳鳴が勝ち上がるのかななんて思ってました。
結果は上記の通り。これにて秋田高校と能代高校が東北大会出場決定。
残りひとつのキップは、第3代表決定戦 能代松陽VS大館鳳鳴の勝者となります。

高野連さんのツイッター閲覧していると、様々な方のツイッターが見れて
現地でのリアルな生な情報を発信している方のサイトは楽しいですな。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者shuaigebb 11:49 | コメントをどうぞ