グアム・ウィンブルドン予選(解説)

こんにちは!貴男です。
今日の早朝の飛行機でグアムより無事に帰国しました。初グアムの2015年はフューチャーズで初優勝・2016年は、右肘の故障もあり1回戦を勝つのが精一杯で2回戦敗退、ボール・サーフェイスなどを考えて相性的には良いと思っていますが、現状や諸々を考えれば2017年に決勝という舞台まで辿り着けたことは自分でも驚きです。
ウィンブルドン前ということやアジアの中で多くのフューチャーズが重なったことで本戦のカットが今までよりも低かったり、ドローなど様々な要素が絡み合っての1週間でした。火曜日に1回戦が行われる予定でしたが、グアムには珍しく長雨で僕の1回戦が水曜日になり、そこから日曜日の決勝までシングルス5連戦という状況だったので、毎日が早かったです。
南国特有の気温と湿度が高い中でも毎試合のように考えていたことは、自分のテニススタイルで勝負し、今まで経験してきたことや今だからこそやってみたいことをコートで表現することでした。幸いボールの飛び方やサーフェイスの感触(速さ・バウンド)は、若い頃に多くの勝利を得たアメリカやカナダでのチャレンジャー大会と似ているので、何か懐かしさを感じていた部分があると思います。
最近のニュースには、40歳という年齢が鈴木貴男という名前の前に肩書のように書かれてしまうことさえも楽しんでいる自分がどこかにいます(笑)コートに入って試合になれば年齢なんて関係ないし、若いから有利だなんてこともないし、回復力に関しては太刀打ち出来ない部分はあるけど、試合の進め方はもちろん自分のテニスと体を操縦する経験は僕の財産です。そんな経験をグアムフューチャーズで出来たので、選手として戦いながらも解説やイベント・クリニックなどで多くの方々と共有できたらなと思っています。
さて今夜の19時からは、WOWOWにて内山選手のウィンブルドン予選1回戦とテレビカメラがカバーされている11番コートの2ラウンド目に予定されている試合の解説を担当します。テニス選手の誰もが憧れるウィンブルドンですが、予選は本戦の会場で唯一行われないのがウィンブルドン!ウィンブルドンの地に辿り着きたければ3連勝するしかないからこそ価値がると思います。雨の影響がなければ予選決勝が5セットマッチというのも独特なので、ぜひ楽しみに!!
それでは、また・・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 14:58 | コメントをどうぞ