全日本選手権が終了

おはようございます!貴男です。
昨日で第97回全日本選手権が終了しました。コーチ帯同をしていた関口選手は残念ながら、決勝で今井選手に5−7・6−4・3−6で敗れて準優勝となりました。硬さもあって序盤の3ゲームを失い0−3スタートでしたが、第5ゲームをブレークバックしてからは両者共に動きが良くなり、ラリー戦も多くなってメンタル的にも安定して5−5になりました。そこでリターンゲームで0−40というブレークチャンスを掴んだ関口選手でしたが、ブレークすることが出来ずに流れを手放した形になり、第12ゲームをブレークされて5−7でした。第2セットは、気持ちを切り替えることが上手く出来たこともあり第3ゲームを関口選手がブレークし、そのまま6−4で第2セットを取ります。
どちらが勝っても全日本初優勝という一戦はファイナルセットに突入し、第2ゲームを今井選手が先にブレークし、何とか1ブレーク差で関口選手が追いかけていきましたが、サーブの正確性を取り戻した今井選手に軍配が上がりました。試合を振り返れば振り返るほど色々な思いが込み上げてくるし、関口選手が精一杯のプレーをしたのが分かっているだけに、何とかして勝たせたかったです。相手と戦うスポーツである以上は、勝った方が強いわけだし、今井選手のプレーと気持ちが関口選手を上回ったということです。それを素直に受け入れて今後のエネルギーにしたいと思いますし、関口選手には、国内で行われるチャレンジャー大会での活躍を期待しています。大きなタイトルを獲得した今井選手は更に努力を積み重ねてATPランキングを上げて、来年中にグランドスラムの予選にかかることを期待しています。
さて男子ダブルスでは、スターテニスアカデミーに何度も出演して頂いている松井選手と上杉選手のペアーが2連覇を達成しました。決勝では、今大会で引退を表明している仁木選手と196センチの長身を生かしたパワフルサーブの柚木選手に勝利しての優勝でした。おめでとう!!
今回の全日本では、最終日まで会場にいることが出来たので多くの方々に会うことが出来ましたし、特に昨日の有明コロシアムには、テニスが大好きそうなファンと子供達が駆けつけてくれたことが嬉しかったです。予選の小泉選手からコーチ帯同をしていた約2週間だったので、もっともっと書きたいことはありますが、無事に大会を終えることが出来て良かったです、大会スポンサーを始めテニス協会の方々や裏方スタッフの尽力によって大会は成り立っていること、そこに選手やコーチ・サポートスタッフの思いも重なり、色々なドラマがありました。この全日本という舞台で今後に手応えを感じた選手やこれからの進路を決めた選手・引退試合となった選手など様々な境遇があったと思いますが、まだまだテニスとの関わりは続きます。僕も気持ちを切り替えて楽しく真剣に頑張ります。
それでは、また・・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 05:36 | コメントをどうぞ