2セット目を取ったときは、フェデラーいけるかなと思ったけれど、スイスインドアの決勝は、7-6,2-6,6-4でデルポトロ。フェデラーのロンドン出場権の獲得は、パリのトーナメントへ持ち越し。
ロンドンのATPファイナルは、すでに5スポットが、ナダル、ジョコビッチ、フェレール、デルポトロ、バーディッチによって占められていて、残りは3つ。マレー(3位)は怪我のため欠場なので、ロンドンへのレースの9位までが出場できます。
現在、7位 フェデラー、8位 バブリンカ、9位 ガスケ、10位がソンガ。
フェデラーは、パリの2回戦に勝利すれば、他のプレーヤーの結果に関係なく、ロンドンへの切符を獲得。相手は、ケビン・アンダーソンxミカエル・ユーズニーの勝者。
10位のソンガは、明日の錦織戦で負ければ、ロンドンへの道が閉ざされます。
ガスケとソンガは、パリの3回戦であたるドローとなっているので、ロンドン出場者にまた棄権者が出ない限り、ガスケとソンガの両者がロンドンへ出場する可能性はありません。
バブリンカは、出場権の最後から2番目の位置にいるので、ガスケとソンガよりも、少なくとも、1ラウンド先まで勝ちあがらないといけません。少ない可能性ではありますが、もし、ラオニッチ、ハース、アルマグロがファイナルに進むようなことになったら、彼らよりも1ラウンド前までは勝ち進んでなくては、出場権の獲得を逃します。
アウトサイドのチャンスもまだあります。11位のラオニッチはこのトーナメントでファイナルに進めば、チャンスが出てきます。(フェデラーは、彼自身の2回戦の結果に関係なく、ラオニッチがパリのトーナメントで優勝し、バブリンカとガスケがセミに進まない限りロンドンへ出場です)
12位から14位のハース、アルマグロ、ユーズニーも、このトーナメントで優勝すれば、わずかながら可能性があります。
リアリスティックに考えると、パリのマスターズはトッププレーヤーが揃っているフィールドなので、フェデラー、バブリンカはかなりの確率でロンドンへ出場。最後の一枚の切符を、ガスケとソンガが争うということになるのでしょうか。