ボレーが苦手って人も少なくないと思うんですが、そもそもボレーってのを誤解している人が多いように感じます。そこさえ押さえてしまえばそんなに習得に時間はかからないのかと。
ボレーが上手くいかない要因として、インパクトが合っていないことが挙げられます。
その理由として、引き過ぎや振り過ぎといった表現を使うことが多々あるのですが、プロは引いているし振っているって思った事ありませんか?
特に、憧れの選手の真似をしようとすると、コーチから「引き過ぎ!」「振り過ぎ!」なんて注意された経験がある人も多いのではないでしょうか?
そこで大切なのは「インパクト」なのです。
当る瞬間、面はどうなってるのかってことが大切です。
優先順位の第一位は、コントロールです。
面の向きさえ合っていれば、ある程度コントロールは上手くいきます。
そこで、まずはボールを素手でキャッチする感覚を身に付けましょう。
基本はキャッチすることであることを理解しましょう!
これが出来る様になったら、片手でキャッチに挑戦してみましょう。
最初は利き手で。次は利き手と反対の手で。右側に来たら右手で、左側に来たら左手でキャッチをします。
ラケットを持ってやってみましょう。
グリップの握りは、「コンチネンタル」です。
簡単に言えば包丁の握り方ですね。と言っても、人差し指や親指を立てたりしなくていいですからね(笑)
そして、飛んできたボールをキャッチする感覚で面に当ててみましょう。
イメージは錦織くんでも良いので、キャッチする感覚で!!
▼ボレーボレーが苦手な人が上手になるコツ_ 鈴木貴男プロ合宿
ライター:剛力賢一
日本体育大学出身。体育の家庭教師として九州を中心に活動中。
子どもが持つ潜在能力を引き出すスペシャリスト。
スポーツ指導者の育成にも携わる。保護者や指導者向けのコミュニケーションスキル講座の講師としても人気。
著書:『実践!やる気を引き出す会話術』、『お父さん、お母さん、先生の為の-体育指導の参考書-』