テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、ジュニアの男子ダブルス決勝が行われ、田島尚輝/ O・スタイラー(チェコ)組が第5シードのホー・レイ(台湾)/ ツェン・チュンシン(台湾)組を6-4, 6-4のストレートで破り、同種目で四大大会初優勝を果たした。全仏オープン・ジュニア男子ダブルスの優勝は日本人で2006年の錦織圭以来12年ぶりの快挙となった。
今大会、田島はジュニアの男子シングルスで2回戦敗退を喫したが、スタイラーとのダブルスでは1セットも落とさずに決勝へ進出。
決勝戦も息の合ったプレーで第1セットを先取すると、最後は田島のサービスが決まり、1時間で勝利した。
田島は四大大会のジュニア男子シングルスでは、昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でベスト8へ進出している。