マレー復帰戦はキリオスに惜敗

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男子テニスのフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は19日、シングルス1回戦が行われ、元世界ランク1位のA・マレー(英国)は世界ランク21位のN・キリオス(オーストラリア)に6-2, 6-7 (4-7), 5-7の逆転で敗れ、復帰戦は黒星となった。


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昨年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来 約11カ月ぶりに公式戦の舞台に立ったマレーは、この日、前週のメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)準決勝でR・フェデラー(スイス)と激闘演じたキリオスから第1セットを先取。

第2セットも先にブレークする好スタートを切ったが、タイブレークの末に落としセットカウント1-1に追いつかれる。ファイナルセットは第10ゲームでキリオスに握られた2本のマッチポイントをしのぐも、第12ゲームでは最後ダブルフォルトを犯し、2時間39分の死闘の末に力尽きた。

31歳のマレーは休養していたことで、現在の世界ランキングは156位まで落としている。

一方、勝利したキリオスは2回戦で、第7シードのK・エドモンド(英国)とR・ハリソン(アメリカ)の勝者と対戦する。

同日の1回戦では第2シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、N・ジョコビッチ(セルビア)、M・ラオニッチ(カナダ)らが2回戦へ進出。第3シードのK・アンダーソン(南アフリカ)、第4シードのD・ゴファン(ベルギー)、第8シードのT・ベルディヒ(チェコ共和国)は初戦で姿を消した。


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