カテゴリー別アーカイブ: スキル・練習

スキル、トレーニング、練習方法について

フェデラーとビル・ゲイツがダブルスペア

フェデラーとビル・ゲイツがダブルスペア

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先月29日に、シアトルでエキシビジョンマッチが行われたそうです。

フェデラーとビル・ゲイツがダブルスを組むというなんとも不可思議な組み合わせ。かと思いきや、かな~り盛り上がってるんですね~☆

ビル・ゲイツ、さすがですね。エンターテイメントもわかってらっしゃる(笑)

The Macth for Africa4の様子はこちら

 

 

 

 

カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 7,041件のコメント

良いサーブを打つ人とのフォームの違いは

だいぶしばらく間が空いてしまいましたが、「サーブが得意な人になる」ための記事の続きを書かせていただこうと思います。
前回までの記事をまとめてみると、「けっこう強めに打てて」「そこそこ入る」人はすでにサーブが得意ショットだと自負しているだろうということ。
そして、強めに打てる人はたくさんいるけど、「そこそこ入る」人を探すとぐっと少なくなるということですね。
テニスはラケットを使うスポーツですが、ボールを「うまく飛ばす」ということは手で持った何かを「飛ばす」動作と共通の項目があって、その中からテニスだけが持つ特殊性に理解があると、必要な要素は何かがわかるだろうという理屈です。
サーブが得意な人は、意図的にサービスボックスにボールを収めることができます。プロ選手なら、誰でもそういう意識があると思います。スピードを出そうと思うほど、ネットの存在が邪魔に感じるはずなんですが、なぜできるんでしょうか?
「高さ」と「距離」のコントロールをする必要があって、打者から見てネットの位置が真ん中になっていないのがサーブの時にある制約です。コースもコートの半分ですが、それ以上に高さと距離についてはシビアさが要求されるようになります。サーブを打つのが好きだけど、そんなに入らないという人が持つ悩みがそこなんだと思います。
さてそこで、ラケットとボールがあるせいで持たれる特殊性と、「モノを飛ばす動作」とがうまく混ざり合うために必要な要素はなんだろう、ってことがわかればいいんだと思います。
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これは、体のパーツがある程度わかるように描いたフォームの流れです。
どれが何かは、テニスをやる人ならわかりますね?
どの動きが、「サーブが得意な人」のフォームかわかりますか?
左から始まって、右に向かって4コマぶん、流れに沿って描いてあります。いちばん上が、ボールを手で持っての投球動作。下の2段がテニスのサーブです。けっこううまく描けたと思うのですが。。。
差として見てもらいたいところがあります。
左から数えて3コマ目。インパクト付近の腕の形です。
投球動作では、リリースポイント(テニスにすればインパクト)が前になるようにするために、上腕(肩から肘)がぐっと前に出る形ですね。肘を支点に手先が加速されるようになったところでボールが手から離れれば、スピードの乗ったボールが放たれます。スイングが長く、狙ったラインに沿わせるほどコントロールも上がるはずです。
さて、真ん中の段が理想的なサーブ、その下の段が一般プレーヤーの代表的な「惜しい」サーブです。
下段のプレーヤーの方が、投球動作に近い形になりますね。肘が顔の前側に出ようとして、前腕(肘から手首)がやや遅れている状態。ラケットヘッドの位置がトップスピードに乗らないうちにインパクトを迎えることになります。
例えば手首をぐっと固定するとかすると、腕のスピードがそのままラケットに反映されますから、そこそこスピードが出ます。横向きから綺麗に体が回るような、投球動作ができるのなら、スピードが出る実感があると思います。一般プレーヤーなら120キロも出れば、スピードのあるサーブが打てているような感じがすると思います。
腕が加速する中、ラケットヘッドには遅れていく(その場に残ろうとする)力が働いていますが、その流れを手首を固定して強引に持っていくようになりますから、打球感はずっしり重たい感じがすると思います。ラケットが後ろへ流れようとしているのを力で止めて、なおかつボールが乗っかってくるので、重く感じるわけです。
結果、満足感が強い割りには、そんなに早くない。ボールは若干アンダースピン気味になる傾向すらありますから、直線的な飛球線を描き、ネットすれすれを通る&弾むと滑るように速い。
入れば強いサーブですが。。。
例えば調子よくサーブで30-0とか40-0までポイントを取っても、「よしここで…」って思えば思うほど、大事なポイントで狙いすぎて入らなくなってきます。セカンドサーブになると、それまでファーストでポイントを取っていたので、ラリーの展開が頭に入っていなかったりして、割と簡単に挽回されちゃったりします。
サーブが得意じゃない人あるあるですね。
真ん中の段の4コマの流れですが、4コマ目のフォロースルーのラケットの位置だけちょっとミスった気がしますが、この記事では話題にしないことにしますので(笑)。。。
問題の3コマ目を見てみましょう。
大概のプロ選手、特にビッグサーバーとされている人が例に挙げられやすいですが、インパクト付近では上腕は顔の横側、耳より前には出ていないものです。
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腕の運動がここで終わると、ラケットに加速力が移動して、ヘッドスピードが出ます。
ラケットの重さはそのままボールに乗る力になりますから、200キロ出せるプロ選手って、そんなにボールを重く感じていないはずです。ラケットの重さと加速がボールに乗る力であって、すでに腕に力を入れていてもいなくても同じような状態でインパクトを迎えていますので、打球感て軽いはずなんです。スパッと打っている感じ。だけど破壊的な音がしてボールが飛んでいきます。
この差を出すコツが、まずは前回書いた、高く上げても同じ距離に届くように投げる練習です。
腕(の振り)をここまでにする、という要素が「距離のための要素」です。
それを、できるだけ高く投げるようにする、が「速度のための要素」です。
ラケットを持つと、いくら上に向かってラケットを使っても、インパクトまでにフェースがネットの方を向くはずですから、ボールは高くならずに速度が上がるはずです。
2段目の「理想のフォーム」で素振りすることはできても、実際にそれで打つのは結構怖いものです。相手コートに半分(かそれ以上)背中を向けている時間になるので、狙って打つ実感がない感じがするからです。それだけにサーブってのは決まったポジション、決まったスタンスから初めて、決まった通りの型で打てるようにすべきショットだということもできます。
決まった型に嵌めるために、打席に入る前のルーティンワークなどで心身ともに整えてから動作に入るなど、プレーヤーによって約束事を繰り返して自信をつけるなど、工夫をしているものです。

ライター:永木康弘 テニス歴31年、46歳。フリーテニスコーチ。

専門学校時代に雑誌編集を学び、雑誌社で編集のアルバイトを経験。
テニスコーチとして勤務を続け、41歳で独立。現在はフリーのスクールコーチとして活躍中。
関東・関西の首都圏で行われているジュニア向けのテニスキャンプや、ワンデイクリニックなどを担当。
カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 7,265件のコメント

今後の西岡に注目!!

西岡がベルディハを

1-6,7-6,6-4

で破りましたね。

以前から、ショットひとつひとつを見ると、トップ10の選手に負けていない印象がありました。
やっぱりトップ選手に勝てないなって思った所は、勝負強さ。ここって所でギアを上げて行けるのがトップ10の選手達。

サウスポーから繰り出される切れていくサービス。
コンパクトで強力なバックハンド。
もちろん、フォアハンドも。やや遅めのテイクバックですが、とても小さく無駄がない。

これからの活躍に期待してます。

カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 7,470件のコメント

ラケット破壊はダメ

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錦織が感情を抑えきれなくなることが、たまーにありますが、これはどうかと思います。

子ども達には、
道具を大切にしなさい
と教えています。

みんなが憧れる存在である錦織くんが、これをすると
たまにはやっても良いかな
ってならないかなー?って心配です。

シェアもしたくない映像ですが

このシーンを見て、
ラケット破壊はダメだよって
教えるには、どうすれば良いか、
考えるのが指導者としての課題かなって思います。

昔はマッケンローに憧れたプレイヤーが数多く、
試合でラケットへし折るのが、天才プレイヤーあるある
みたいになった時期がありました。

今は、随分減ったとは思いますが、
感情のコントロールが出来なくても強ければ良い
という考え方は、
指導する側としては、とても悩ませる問題です。

特にアマチュアの指導者として、
勝つことよりも大切な事を教えたいのですか、

親によっては
強くなればそれで良い
と考える方がいるのも事実。

それは、その方針でしょうから、
構いませんが、
私は、
身勝手な行動が許されるようなスポーツなら
テニスは嫌いになりそうです。

特にシングルスは
1対1
だから、他は関係ない
というのであれば、シングルスは嫌だ。

子どもにやらせたいスポーツ

となるためには、
チームと助け合う
達成をみんなで喜ぶ
思いやりを養う
そういった、社会でも役に立つものを
学ばせたい。

自分のラケットだから、
自分がどうしようが、自分の勝手

そう思われても仕方がない
錦織くんのこの行動は
がっかりですね。

カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 7,705件のコメント

錦織優勝ならず

先ほど行われたアルゼンチンオープン決勝。
レッドクレーを得意とするはずの錦織でしたが、
残念ながら 6-7(4),4-6で敗退しました。

対戦相手のドルゴポロフとは、一体どんな選手なのか?

と、思ったら、結構YouTubeに動画が上がっているわけです。

なるほど、おっきなテイクバックからのフォアハンド、きれっきれのバックハンドスライス、崩れた体勢からの強いリスト、反射神経、運動能力の高さを伺わせます。
たまたま好調な時に当たったのかな~。

錦織は今日からリオデジャネイロオープン。
同じくレッドクレーで、第1シード。
是非、優勝して自信を更に高めて欲しいですね。

カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 7,220件のコメント

全選高 熊本代表選手宣誓

高校テニスの日本一を決める『第39回全国選抜高校テニス大会』(3月20~26日/団体戦・博多の森テニス競技場、個人戦・博多の森テニス競技場、福岡県営春日公園テニスコート)の団体戦出場校を決定する選考委員会が1月30日(月)、福岡県のアクロス福岡で行われ、全国9地区大会の成績などをもとに男女各48の代表校が決定した。

 シード校は、男子が秀明八千代(千葉)、名古屋経済大学市邨(愛知)、相生学院(兵庫)、高松北(香川)、女子は山村学園(埼玉)、愛知啓成(愛知)、相生学院(兵庫)、柳川(福岡)の各4校となった。 

 初出場校は、男子が広島なぎさ(広島)、女子は立命館慶祥(北海道)、東京(東京)、奈良育英(奈良)、啓明学院(兵庫)、京都両洋(京都)、奈良学園(奈良)、倉敷鷲羽(岡山)、大分上野丘(大分)の合計9校。

 また補欠校は、男子が東洋大牛久(茨城)、女子が函館白百合学園(北海道)となった。

 開会式は、3月20日(日)16時から天神中央公園(※雨天時は博多の森テニス競技場室内コート)で行われ、同式での選手宣誓は、男子が熊本工(熊本)、女子が八代白百合(熊本)に決定した。

 組み合わせ抽選会は開会式終了後に行われる予定。

     ◇   ◇   ◇

【男子出場校一覧】
◎はシード校、( )数字は地区大会順位

北海道
(1) 札幌藻岩(北海道)|2年ぶり36回目
(2) 札幌日大(北海道)|2年連続17回目

東北
(1) 日大山形(山形)|5年連続11回目
(2) 東北学院(宮城)|2年連続6回目
(3) 岩手(岩手)|5年連続16回目

関東
◎(1) 秀明八千代(千葉)|5年連続8回目
(2) 湘南工大附(神奈川)|2年連続28回目
(3) 東京学館浦安(千葉)|14年連続16回目
(4) 浦和学院(埼玉)|2年ぶり27回目
(5) 東海大菅生(東京)|2年ぶり15回目
(6) 早稲田実業(東京)|5年ぶり17回目
(7) 慶應義塾(神奈川)|5年ぶり14回目
(8) 川越東(埼玉)|6年連続7回目
(9) 駿台甲府(山梨)|2年連続2回目
(10) 文星芸大附(栃木)|2年連続4回目
(11) 足利工大附(栃木)|2年ぶり17回目
(12) 共愛学園(群馬)|2年ぶり3回目

北信越
(1) 松商学園(長野)|19年連続24回目
(2) 東京学館新潟(新潟)|3年連続13回目
(3) 北陸(福井)|3年ぶり7回目
(4) 金沢(石川)|3年ぶり7回目

東海
◎(1) 名経大市邨(愛知)|12年連続12回目
(2) 名古屋(愛知)|24年連続29回目
(3) 四日市工(三重)|14年連続36回目
(4) 県岐阜商(岐阜)|7年連続18回目
(5) 静岡市立(静岡)|2年連続8回目

近畿
◎(1) 相生学院(兵庫)|8年連続8回目
(2) 清風(大阪)|39年連続39回目
(3) 東山(京都)|14年連続26回目
(4) 京都外大西(京都)|6年連続6回目
(5) 平城(奈良)|12年ぶり3回目
(6) 甲南(兵庫)|2年ぶり15回目
(7) 光泉(滋賀)|9年連続11回目

中国
(1) 岡山理大附(岡山)|7年連続26回目
(2) 岡山学芸館(岡山)|2年連続7回目
(3) 崇徳(広島)|2年連続3回目
(4) 広島なぎさ(広島)|初出場

四国
◎(1) 高松北(香川)|2年連続23回目
(2) 城南(徳島)|5年連続10回目
(3) 新田(愛媛)|4年連続20回目

九州
(1) 柳川(福岡)|8年連続38回目
(2) 海星(長崎)|6年連続23回目
(3) 大分舞鶴(大分)|11年連続17回目
(4) 鳳凰(鹿児島)|15年連続17回目
(5) 沖縄尚学(沖縄)|3年ぶり8回目
(6) 筑陽学園(福岡)|4年ぶり2回目
(7) 宮崎大宮(宮崎)|23年ぶり6回目
(9) 熊本工(熊本)|31年ぶり2回目

——————–

【女子出場校一覧】
◎はシード校、( )数字は地区大会順位

北海道
(1) 札幌清田(北海道)|4年連続33回目
(2) 立命館慶祥(北海道)|初出場

東北
(1) 磐城桜が丘(福島)|3年連続7回目
(2) 盛岡第一(岩手)|5年ぶり5回目
(3) 聖霊短大付(秋田)|3年ぶり18回目
(4) 日大山形(山形)|2年ぶり6回目

関東
◎(1) 山村学園(埼玉)|3年連続7回目
(2) 白鵬女子(神奈川)|4年連続4回目
(3) 大成(東京)|6年ぶり2回目
(4) 東京学館浦安(千葉)|2年連続8回目
(5) 湘南工大附(神奈川)|2年ぶり21回目
(6) 浦和学院(埼玉)|6年連続28回目
(7) 東京(東京)|初出場
(8) 山梨学院(山梨)|2年連続4回目
(9) 東洋大牛久(茨城)|3年連続4回目
(10) 東京学館船橋(千葉)|2年連続4回目
(11) 共愛学園(群馬)|3年ぶり3回目

北信越
(1) 松商学園(長野)|23年連続25回目
(2) 仁愛女子(福井)|37年連続37回目
(3) 富山国際大付(富山)|11年連続24回目
(4) 新潟第一(新潟)|4年連続6回目

東海
◎(1) 愛知啓成(愛知)|4年連続4回目
(2) 椙山女学園(愛知)|2年連続23回目
(3) 四日市商(三重)|2年連続14回目
(4) 静岡市立(静岡)|4年連続23回目
(5) 県岐阜商(岐阜)|4年ぶり22回目

近畿
◎(1) 相生学院(兵庫)|5年連続5回目
(2) 大商学園(大阪)|4年連続6回目
(3) 京都外大西(京都)|9年連続9回目
(4) 奈良育英(奈良)|初出場
(5) 啓明学院(兵庫)|初出場
(6) 京都両洋(京都)|初出場
(7) 大商大堺(大阪)|2年連続2回目
(8) 奈良学園(奈良)|初出場

中国
(1) 野田学園(山口)|7年連続8回目
(2) 岡山学芸館(岡山)|13年連続16回目
(3) 倉敷鷲羽(岡山)|初出場
(4) 広陵(広島)|2年ぶり2回目

四国
(1) 高松北(香川)|6年連続22回目
(2) 済美(愛媛)|2年ぶり16回目
(3) 松山西(愛媛)|3年ぶり2回目

九州
◎(1) 柳川(福岡)|2年連続38回目
(2) 鳳凰(鹿児島)|22年連続24回目
(3) 沖縄尚学(沖縄)|4年連続6回目
(4) 折尾愛真(福岡)|2年連続15回目
(5) 大分上野丘(大分)|初出場
(6) 鹿児島中央(鹿児島)|4年ぶり2回目
(9) 八代白百合(熊本)|6年ぶり2回目

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カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 8,188件のコメント

全豪決勝ハイライト

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フェデラー 〇6-4, 3-6, 6-1, 3-6, 6-3 ナダル

3時間37分の激戦を繰り広げたナダルへ「ラファ(ナダル)を祝福したい。去年は怪我もあったから、素晴らしいカムバックだった。ラファが準優勝できたことは、僕もとても嬉しい」と称賛。

「2人とも、この大会の決勝で対戦できるとは思っていなかったと思う。4・5カ月前には想像できない状況だった」と話したように、昨年フェデラーとナダルは互い怪我で悩まされ、ツアー大会を満足に戦えずに2016年を終えていた。

そんな苦境を乗り越えての決勝進出だったからこそ「テニスは引き分けがないから、とても厳しいスポーツ。もし引き分けがあるなら、君(ナダル)と分かち合っても良いと感じられた試合だった」と、この日の健闘を称え合った。

最後に、センター・コートを満員に埋めたファンへ「こうして表彰台に立てるのも、本当に皆さんのおかげ。毎年、20年近くこの会場に来ているけど、全豪オープンは本当に楽しみ。また来年もこの会場でプレーしたい。ありがとう」とフェデラー。

35歳のフェデラーは、今回の優勝で四大大会では2012年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来約5年ぶりのタイトル獲得、さらに歴代最多優勝数を更新する18勝目をあげた。

30日に発表の世界ランキングでフェデラーは10位へ浮上し、トップ10に返り咲くことが決まっている。

やっぱ、フェデラー強いですね~。サーブが良いし、バックのクロスが速い!!そして、フォアの逆クロスがすごい!!このプレーを見ていると、4強には君臨しそうですね。

今回、ジョコビッチとマレーが敗退して、チャンスだった錦織も、ほんのちょっとの差でフェデラーに敗れましたが、このほんのちょっとの差をつけて過酷な試合を幾度となく乗り越えて、それでも決勝でこのパフォーマンスを引き出せるフェデラーチームが本当にタフですごいということが証明されたように思います。グランドスラムにコンディションを合わせて、パフォーマンスを最大限出し続けるということはとてつもないことなんだと思います。

今年のグランドスラムでは、まだまだ

ワウリンカ、ディミトロフ、ラオニッチ・・・もちろん錦織も含めて、優勝候補がどれだけ合わせて、パフォーマンスを出し続けられるかが見どころになりそうです。

 

ライター:
豊田 健太郎
テニス歴18年。28歳。高校卒業後、オーストラリアへ留学。帰国後、一般企業に勤務し週末テニスを楽しむ。

 

 

カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 6,896件のコメント

全豪決勝男女30代

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いよいよ全豪決勝!
なんと、男女とも30代だそうです。

男子シングルス
フェデラー35歳
ナダル30歳

女子シングルス
セリーナ35歳
ビーナス36歳

30代の男女シングルス4選手が四大大会の決勝へ進出するのは、1968年のオープン化以降で初だそうです。

さらに、この4選手が揃って四大大会の決勝の舞台に立つのは、2008年のウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来。

10年経って同じカードって……すご過ぎ!

姉妹対決も、珍しくなくなってしまったけど、未だに衰えない二人には圧巻( ; ゜Д゜)

楽しみな決勝ですね。

カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 7,225件のコメント

サーブのグリップとスイングを合わせる

力の伝達が良くなるように、サーブのスイングを、前回説明したコンチネンタルグリップでうまくやる方法を考えてみましょう。
ノーフォームで打ってみる
 自分もそうだし、コーチとして生徒さんの打球法を見ていると、トスアップですでに形ができてしまって、そこでついた癖が変えられない、ということがよくあります。
ラケットを動かしてボールに当てると、飛んでいく
 という「当て方」だけを要素としてピックアップしてやってみれば、そこに感覚がついた状態でスイングを改めて自分なりに消化できるようになります。
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(写真1=横から見たスイングスタート)
これを
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(写真2=横から見たフィニッシュの形)
こんな感じで
とりあえず以前に説明したように、ラケットの先端についた水滴を払って飛ばすような感じでピュッと振ります。
ここで、意識が「サーブの練習なんだ」と考えてしまう人の中に、スイングのスタート時のラケット面が
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(写真3=上向き面を後ろから)
こんな風に上向きになってしまう人もいるはずです。これだけは厳重注意!
これが一番のパワーロスになります。
動きに向きの感覚のない人や、肘(上腕)のひねりができないようなときに、こんな形になりやすいものです。
面の向きを最初からむけておいた方がミスが少ない、とか、
腕を速く振らないとボールが飛んでいかない、とか、
この形だと、コンチネンタルでは握っていなくて、前回説明したようにヒールの部分がグリップに密着しない状態になり、ヘッドがブレるようになります。
手では向きを意識して振っているのに、同じように打ってもショットが安定しない、なんてことになります。
この形でも、指から手のひらの方にしっかり握るようになると、
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(写真4=面が横向き)
こんな感じになります。腕の形はほぼ一緒ですね。手のひらを上向きからタテにしただけ。
小指のあたりを中心に、ピュッと払うようにする、と、ヘッドにスピードが乗ります。
ボールを投げてコントロールするときにも、このような腕の使い方をします。人差し指と中指はボールにかかっていて、腕を振りながら狙ったラインに載せるようにボールを押し出していくような動きがスナップです。
ここでは低い位置でスナップを使ってヘッドを出す画像ですが、トスを上げてこのラケットを当てるようにするときには、自然に肘が伸びて、打点は高めに取れるようになるはずです。
なぜなら、腕の骨がそういう風にできているから。
プロネーションは、肘が一旦伸びるような動きになっていきますので、頭上のボールを追ってスイングをして、狙いのラインに載せるような動きをするときには、骨の動きで腕が伸ばされて、そのぶんだけさらにパワーが増幅されて当たるようになります。
ライター:永木康弘

テニス歴31年、46歳。フリーテニスコーチ。
専門学校時代に雑誌編集を学び、雑誌社で編集のアルバイトを経験。
テニスコーチとして勤務を続け、41歳で独立。現在はフリーのスクールコーチとして活躍中。
関東・関西の首都圏で行われているジュニア向けのテニスキャンプや、ワンデイクリニックなどを担当。
カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 7,202件のコメント

全豪バンダウェイ対ムグルーサ

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バンダウェイ 〇 6-4, 6-0 ムグルーサ

カテゴリー: スキル・練習 | 投稿者オールサム | 7,183件のコメント