カテゴリー別アーカイブ: スキル・練習

スキル、トレーニング、練習方法について

マレー対ズベレフ ハイライト

マレー 5-7, 7-5, 2-6, 4-6 〇ズベレフ

 

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錦織対フェデラーハイライト

全豪オープン

錦織対フェデラー

錦織● 7-6 (7-4), 4-6, 1-6, 6-4, 3-6 〇フェデラー

 

 

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西岡、大阪 全豪2回戦動画

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▲オーストラリアンオープン2回戦 西岡良仁対バウティスタ・アグ

▲大阪なおみ対ヨハン・コンタ

 

今回、西岡の試合をじっくり見たのは初めてでした。

いやいや、すばらしい!!ストロークの良さはトップ選手にも引けを取らないし、サウスポーから繰り出されるアドサイドの切れていくサービスはトップ選手と言えども苦しめられる武器ですね。

それでも、大事な場面ではさすがのバウティスタアグ。回り込みフォアでガンガン叩き込む。あっぱれですね。

大阪なおみは、まだまだ波が激しく粗削りって感じで、伸びしろを感じます。今年から来年にはグランドスラム制覇もありえるんじゃないでしょうか。

錦織以外にも、まだまだ楽しみな日本人選手がいますね。

錦織の3回戦は17時から!応援しましょう!!

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全豪2回戦ジョコ敗退

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いや~やっぱ何かが起きるグランドスラム!!
なんだけど、いくらなんでもジョコビッチが2回戦で負けるなんで想像もしませんでしたね。

ちなみに、ジョコビッチから大金星を挙げたデニス・イストミンとは・・・

ウズベキスタンの男子プロテニス選手。ソビエト連邦(現ロシア)領のオレンブルク生まれで、ロシアの首都モスクワに在住している。これまでにATPツアーでシングルス1勝、ダブルスで2勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス33位、ダブルス59位。身長188cm、体重88kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。ウズベキスタン出身のプロテニス選手として2015年に250シリーズの大会で初めてのツアー優勝を成し遂げた。
5歳からテニスを始め、現在に至るまで母親のコーチを受ける。まだ14歳半だった時の2001年4月、デニスは初めて男子ツアー最下部のトーナメントに出場したが、その時に自動車事故で脚の大けがを負った。手術で80針を縫い、3ヶ月間の長期入院生活を送り、それから2年間テニスのラケットを握れなかったという(男子ツアー公式サイトの紹介文による)。生死の境を乗り越えて、2003年からテニスの練習を再開し、2004年から本格的な競技生活に入る。2005年から、彼は男子テニス国別対抗戦・デビスカップウズベキスタン代表に選ばれた。
2006年全豪オープンで4大大会初出場。2008年全豪オープンで、初めてシングルスの初戦を突破し、レイトン・ヒューイットとの2回戦に進出する。2009年、イストミンは男子ツアーとデビスカップで目覚ましい躍進を見せた。全豪オープンで2年連続の2回戦に進んだ後、3月6日-8日のデビスカップ2009「アジア・オセアニアグループ1」初戦で韓国に勝ち、2か月後の5月8日-10日に行われた同グループ準決勝でウズベキスタンは日本を3勝2敗で退けた。イストミンは杉田祐一とのシングルス第1試合とダブルス第3試合に勝ち、チームを初めての「ワールドグループ・プレーオフ」へ導いた。この後、彼は全米オープンで初の3回戦進出を決め、当地の男子選手として史上初の里程標に到達する。この3回戦ではマリン・チリッチに1-6, 4-6, 3-6のストレートで完敗した。全米オープン終了後、9月18日-20日に行われたデビスカップ「ワールドグループ・プレーオフ」で、ウズベキスタンはセルビアと対戦した。ビクトル・トロイツキやヤンコ・ティプサレビッチなどを擁する強豪チームには5戦全敗に終わり、初のワールドグループ(最上位グループの16か国)進出はならなかったが、イストミンの活躍でこの小国はデ杯のチーム最高成績を出した。
2010年全豪オープンでも、イストミンは男子シングルス3回戦まで勝ち上がった。2大会連続の進出となった3回戦では、第3シードのノバク・ジョコビッチから4ゲームしか奪えず1-6, 1-6, 2-6の完敗に終わった。8月のパイロット・ペン・テニスではツアー初の決勝進出を果たしたが、セルジー・スタホフスキーに6–3, 3–6, 4–6で敗れた。11月の広州アジア大会では準決勝で、日本の添田豪に6–1, 6–0で完勝したが、決勝でソムデブ・デバルマン(英語版)に1–6, 2–6で完敗し銀メダルを獲得した。
イストミンは2012年2月のSAPオープンでツアー2度目の決勝に進出した。決勝では前年優勝者のミロシュ・ラオニッチに6–7(3), 2–6で敗れ初優勝を逃した。2012年ウィンブルドン選手権で初めて4回戦に進出した。4回戦でミハイル・ユージニーに6–3, 5–7, 6–4, 7–6(5), 5–7のフルセットで敗れベスト8進出を逃した。7月のロンドン五輪に初出場した。シングルス1回戦で第14シードのフェルナンド・ベルダスコに6–4, 7–6(9)で勝利しロジャー・フェデラーとの3回戦まで進出した。8月13日付の世界ランキングで自己最高の33位になった。
2013年全米オープンでは1回戦でニコラス・アルマグロ、3回戦でアンドレアス・セッピを破り4回戦に進出した。4回戦でアンディ・マリーに7-6(5), 1-6, 4-6, 4-6で敗れた。10月のクレムリン・カップのダブルスでミハイル・エルギンと組んで優勝し初のATPタイトルを獲得した。
2015年のシーズンに入ると自身の世界ランキングを92位まで落としたが、6月のウィンブルドン選手権の前哨戦のノッティンガム・オープンをノーシードながら準決勝のマルコス・バグダティスの途中棄権もあり、決勝まで進み第12シードのサム・クエリーと対し、7-6(1), 7-6(6)の二度のタイブレークを制し、自身初めてのATPツアーのタイトルを手に入れた。
2016年の前年覇者として迎えた芝大会のノッティンガム・オープンでは1回戦で格下の世界ランキング90位のダミル・ジュムフールに第1セットは奪うものの、その後は挽回されフルセットで敗れ初戦負けとなり前年度のポイントを守ることが出来なかった。
2017年全豪オープンにはワイルドカードで出場し、2回戦で2連覇中で世界ランク2位のノバク・ジョコビッチを7-6(8), 5-7, 2-6, 7-6(5), 6-4で破る大金星をあげた。

とま~、早くもウィキペディアに大金星が掲載されていますね。

 

マレーも足首捻ってヒヤッとする場面がありました。

こんな事を考えてはいけないんでしょうが・・・

『錦織チャンス!!』

このチャンスを活かしてグランドスラム初制覇して欲しいです。

 

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コンチネンタルグリップの握り方

コンチネンタルグリップの握り方
合わせ方で感覚が変わる
コンチネンタルグリップの握り方って聞いて、「うわっ苦手!」と思う人、結構いると思います。
ちゃんとできることで恩恵がかなりあるので、コーチとしてはこの感覚は必須だと思っているのですが。。。
サーブのインパクトの回の後は、そのインパクトを満足させる「手の感触」(=打球感覚)のために、
・ヘッドがよく動いて
・ラケットがブレない
・再現性の高い
=理想的なインパクトのための握り方を考えてみたいと思います。
※勘違いしていることが多い※
手に印をつけて、よく教わるコンチネンタルグリップの説明を反芻してみましょう。
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(写真1)=手のひら側から印が見える
なんかちょっと自分の足とか写り込んでますが、無視しましょう(汗)。
人差し指の付け根(Knackl Padナックルパッド)と親指の付け根に印をつけて、握っても見えるように手の甲側まで線を伸ばしてみました。
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(写真2)=手の甲側から印が見える
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(写真3)=フレームを挟んでいる
よく言われるのが、フレームをこの二つの目印で挟んで、グリップエンドまでおろしてそのまま握る、ですね。
これで正解が出る人もいますが、ここでちゃんと出来ない人もいるんです。
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(写真4)=親指側にグリップが寄って、小指の付け根が余る
二つの目印の位置を合わせて、この指の「谷間」で挟んだ時に、谷間の奥に押し付けようとするとこうなります。
よくみてください、小指の付け根が丸見えになっていますね!これだと握ってもうまくうごかせなかったりします。
これ、フォアハンドコンチとも言いますが、フォアハンドに違和感が出て(フォアの握りの方がちゃんと力が入る)、なおかつバックハンドには全く力が入らない、というなんとも不思議な握りだと感じる人も出てきます。(スイング方向=スライスの上手い人には、これでイケちゃう人もいます)
そんな方には、こういうアクセスの仕方を試してもらいます。
指だけで持つ
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(写真5)ー指側だけで持つ 手のひらがほぼ全部見える
こんな感じ。
ラケットの方にも角がわかりやすいようにマジックで線を引いてあります。
手の印とグリップの線は、後から合わせても大丈夫ですから、まずは写真のように手のひらを使わずに持てるかどうかやってみましょう。
お寿司を作るのに、巻き簀に具を入れた段階のような感じです。
で、指から手のひらの方にくるっと巻くようにして押し付けます。
多分、写真の通りの状態からだと、グリップが指で巻かれて薄くなりすぎる(バックハンド寄りの握りになる)可能性が大いにありますから、手の印と線は後からで大丈夫、と説明したんです。
とりあえず、こんな風になりませんか?
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(写真6)=ヒールが見えた状態の握り
この形になると、かなりしっかり握れます。
フォアハンドコンチとの違いは、小指の下側の手のひらが、手首側にかなり余って見えますね。この部分を「ヒール(踵)」と呼びます。
上から見ると(線を合わせた後)、こんな
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(写真7)=手の印とグリップの線が見える
この写真の側から見ると、腕の骨とラケットフレームが一直線。
上の写真(手のひら側から)見ると、腕とラケットのなす角がこれ以上はまっすぐにしづらいくらいになりますね。
指で握る力を入れて、手のひら側がそれに挟み合うような力が入れやすいために、握りがしっかりします。こうすると、トップスピン方向のスイングにはうまく力が入らず、スライスのスイング=刀で斬りつけるような動きに対して力が入るようになります。
サーブのスイングは、まずここからできるようにしないと、前回のインパクトに向けてのスイングというか、手首からラケットの動作が満足に出来ません。
ちなみに、この手のひらが少し手首側に余って見えるような感じであれば、多少フォアハンド寄りになっても、バックハンド寄りになっても、同じように扱える範囲があります。スイング方向と打球方向の感覚がちょうど合うところを見つけられれば、これでサーブやスマッシュ、フォアボレーとバックボレーの全てがバランスよくしっかり打てるようになります。
刀で斬りつけるような動き、ができればですが。
ライター:永木康弘

テニス歴31年、46歳。フリーテニスコーチ。
専門学校時代に雑誌編集を学び、雑誌社で編集のアルバイトを経験。
テニスコーチとして勤務を続け、41歳で独立。現在はフリーのスクールコーチとして活躍中。
関東・関西の首都圏で行われているジュニア向けのテニスキャンプや、ワンデイクリニックなどを担当。
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錦織2回戦 フットワークに注目

錦織の1回戦は世界ランク45位のクズネツォフ。

5-7, 6-1, 6-4, 6-7 (6-8), 6-2

のフルセットでなんとか勝った感じでしたね。

ストレートを多く使っていたように感じましたが、それがミスとなってポイントを失っていたように思います。まだまだ調整なのでしょうが、もう一つ気になったのは横の動きが止まるように見える場面がいくつかあったことですね。気温も高く無駄な動きを避けた選択だったのでしょうか、あまり動きが良いようには感じませんでしたね。

現在、シャルディとの2回戦を行っていますが、やはり右への動きが若干遅いように感じます。わざとフォア側を開けているのかもしれませんが、時折間に合わないシーンが目立ちます。ファーストセット6-3で取った所は良いのですが、セカンドセット第1ゲームから落とすという、不安を感じさせる内容です。すぐにブレイクバックは出来たものの、なんと言っても、マレーやジョコビッチを破らなければならないのですから、高いパフォーマンスをさらに上げていってほしいですね。

がんばれ!!錦織!!

ライター:
豊田 健太郎
テニス歴18年。28歳。高校卒業後、オーストラリアへ留学。帰国後、一般企業に勤務し週末テニスを楽しむ。

 

 

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ブリスベン決勝ハイライト

ブリスベン国際の決勝。
錦織対ディミトロフなんですが、
確かに映像を見ている限りでは、錦織らしくないミスが目立ちます。フットワークも時折止まりかけるように見えますし、万全とは言えません。
ディミトロフも、サーブがとてつもなく調子が良い感じでもないように見えます。
最後は、錦織のミスがディミトロフを調子付けてしまったかなというところですね。
ブリスベン国際決勝は残念でしたが、全豪で錦織の活躍を期待します。

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サーブのインパクトについて

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あらゆるショットの成否は、ラケットがボールに当たるときに決まります。良いスイングや意図的なスイングが出来ていたとしても、当たり損ねや空振りでは意味がありません。

いいかえると、スイングというのは正しい(イメージ通りの)インパクトの為にある、ということになります。

前回サーブが得意と思える条件に付いて書きましたので、サーブについて正しいインパクトというのはどうなのか、ということを考えることで、サーブのもっとも初歩的なこと、その動作に要求されていることは何かを考えてみたいと思います。

球種がいくつかあるとします。

フラット・スライス・スピン・・・境界線がはっきりしたものというわけではないので、トップスライスとか、キャノンサーブやツイストとか、見た人の印象で新語も生まれます。これらはみんな、ラケットがボールに当たるときに出来る「差」によって生まれます。

狙った点が一緒…打ったサーブの飛球到達点が同じような所になるには、インパクトの面の向きは同じになる必要があります。回転や効果が違ってくるのは、インパクト前のスイングの侵入角度などのラケットヘッドの動きの差によるものです。

標準をフラットサーブとしてインパクトを考える

フラットサーブというのは、無回転とか、回転数の少ない、ととらえるのは良くないと思っています。サーブのスイングから生まれるインパクトでは強く当てられるようになればなるほどスイング方向からの影響で厚く回転がかかるものだからです。要は、「厚い当たりの速いサーブ」です。

オーバーヘッドショット(サーブやスマッシュ)のパワーは、インパクト時のラケットヘッドの速度に依存します。この速度を高めるには前腕のプロネーションが必要になります。この動作は複合した肩から手首までの複合した動きから生まれるので、動作の細かい説明は出来ないと思ってください。出来たとして、理解できたとしても頭で考えながらやると遅くなります。以下に説明をしていきます。

※プロネーションの説明※

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手を洗って、濡れたままの手についた水滴を、拭かずに払う動きをイメージしてみてください。両腕を胸位の高さに上げると、指が内側になるように払いますね。はい、それがプロネーションによって生まれる「手の先端のトップスピード」です。

濡れた指の水滴を、イタズラに正面の人に向かってかけるようにするなら、顔の上の高さからスナップを使ってピュッと飛ばしますね。これもプロネーションを使ったオーバーヘッドのスイングです。

では、ラケットの先に水滴がついている、と想像したらどうでしょうか?手だったら手首の位置を中心に指が速度を増して水滴が飛ぶようにします。

ラケットのグリップをもっているなら、グリップエンドの部分とくに小指と薬指の2本のあたりを中心にヘッドが回るようにして、ピュッと振ることが出来ます。

さて、厚いグリップではできないですね。薄めであれば、コンチネンタルでなくても大丈夫ですから、ラケットの先端がグリップエンドを中心に水滴がついていたら飛ばせるくらいの動きをさせてみましょう。けっこう手首だけではできませんよ。

プロネーションの動きは、肘が伸ばされていく方向の腕の動きということもできます。きれいにできている時には、打点は腕が伸びきったあたりに自然になっているはずです。細かいことは考えずにラケットを振ってボールを打って自分の身体で確かめてみましょう。

さてここで注意です!

ここまでで、よく「ひじの角度が〇度でなければいけない」とか、「ここでの手首の動きはどう…」と細かいところが気になって、動作のどこかしらを止めて調べようとする人が結構いるんです。関節の可動域とか、人によって違うものなので、違和感の出るような形で無理にやるよりは、「先っぽについた水滴をピュッと払う」という動きをラケットをもってやってみる事と、それを頭の上でボールに当てて飛ばしてみることが先です。

ボールに当たる感覚がかすれてしまうとかで、うまくいかないと感じる人もいると思います。やり方が悪いのではなくて、ポイントがずれているんですね。ラケットに当たってスパッと飛んでいくところは、何度も言うように、先っぽについた水滴なら、まっすぐ飛ぶイメージがあるんじゃないでしょうか?水滴が離れるところは、狙ったラインに乗せるポイントなので、ボールを打つときにもその位置に合わせられるかどうかがカギになります。

コントロールのことは、後回しにしましょう。どうやったらどっちに飛んでいくのかがわかったら、狙ったところに打ってみようと思うのが上達を目指している人の自然なことだと思っています。だから、手首だけでスパッと打てたら、それがどのくらいの勢いで、どのくらい自分の意思を反映したものになるか、感じ取りながら練習をしていきましょう。

最初から100点満点になる方法はありません。徐々にやり方や感覚を掴んでいくうちに、「わかった!」と思う頃には自分の技術になっているはずです。

ライター:永木康弘

テニス歴31年、46歳。フリーテニスコーチ。

専門学校時代に雑誌編集を学び、雑誌社で編集のアルバイトを経験。

テニスコーチとして勤務を続け、41歳で独立。現在はフリーのスクールコーチとして活躍中。

関東・関西の首都圏で行われているジュニア向けのテニスキャンプや、ワンデイクリニックなどを担当。

 

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ボレー初心者練習法

ボレーが苦手って人も少なくないと思うんですが、そもそもボレーってのを誤解している人が多いように感じます。そこさえ押さえてしまえばそんなに習得に時間はかからないのかと。

ボレーが上手くいかない要因として、インパクトが合っていないことが挙げられます。

その理由として、引き過ぎや振り過ぎといった表現を使うことが多々あるのですが、プロは引いているし振っているって思った事ありませんか?

特に、憧れの選手の真似をしようとすると、コーチから「引き過ぎ!」「振り過ぎ!」なんて注意された経験がある人も多いのではないでしょうか?

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そこで大切なのは「インパクト」なのです。

当る瞬間、面はどうなってるのかってことが大切です。

優先順位の第一位は、コントロールです。

面の向きさえ合っていれば、ある程度コントロールは上手くいきます。

そこで、まずはボールを素手でキャッチする感覚を身に付けましょう。

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基本はキャッチすることであることを理解しましょう!

これが出来る様になったら、片手でキャッチに挑戦してみましょう。

最初は利き手で。次は利き手と反対の手で。右側に来たら右手で、左側に来たら左手でキャッチをします。

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ラケットを持ってやってみましょう。

グリップの握りは、「コンチネンタル」です。

簡単に言えば包丁の握り方ですね。と言っても、人差し指や親指を立てたりしなくていいですからね(笑)

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そして、飛んできたボールをキャッチする感覚で面に当ててみましょう。

イメージは錦織くんでも良いので、キャッチする感覚で!!

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▼ボレーボレーが苦手な人が上手になるコツ_ 鈴木貴男プロ合宿

 

ライター:剛力賢一

日本体育大学出身。体育の家庭教師として九州を中心に活動中。
子どもが持つ潜在能力を引き出すスペシャリスト。
スポーツ指導者の育成にも携わる。保護者や指導者向けのコミュニケーションスキル講座の講師としても人気。
著書:『実践!やる気を引き出す会話術』、『お父さん、お母さん、先生の為の-体育指導の参考書-』

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サービスが「得意」と感じる条件とは

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一般レベルで「サーブが得意」と自分で思っている人は、どういう基準で自信を持っているのでしょうか。また、「あの人はサーブがいいんだよな」と他人に思われるというのは、どういうことなのでしょうか?
何度かにわたって、サーブについてまとめてみたいと思います。
「サーブが得意」と自信を持てるようになったり、他人に思われたりするのは、概ね『威力があって』『よく入る』ことでいいと思います。そのほかにもありますが「嫌なところを狙ってくる」とか「回転がきつくてすごく跳ねる(滑る)」などだと思います。
サーブに頼りたくても自信が持てない人は、サーブがよくなりたくて練習をしても、「嫌なところを狙って」はフォルトしたり甘くなったりして、「回転をきつくかける」と遅くなるなどでカモられるような気がしてなかなかうまく行かないと感じている人だと思います。
なので、「強めに打っても」「そこそこ入る」なら、サーブは武器になると思っていいのだと思いますし、そこからレベルの高いクラスに入っても、そのあとのラリーで展開を作れるようになることが上達だと思いますから、サーブに関してはプロ並みにならなくても良さそうです。
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「強めのサーブがそこそこ入る」
プロ選手でもファーストの確率は良くて7割、5割ていどでも錦織選手は勝っちゃったりしますよね。だから、「絶対入る」じゃなくてもいいんです。
じゃあ気楽だな、じゃなくて、必要な時ほど頼りたいのも、良いサーブですから、狙った通りに打てる時の条件をいくつか挙げてみましょう。
1.ラケットヘッドがよく回っている
2.高い位置から弧を描いて落ちる軌道になっている
3.高さを狙う感覚が必要
4.距離を一定にうつ「型」が必要
5.「型」のためのリズムが必要
…などです。以下に、それぞれについて簡単な解説をします。
1.ラケットヘッドがよく回っている
腕を振ったエネルギーがうまくラケットヘッドまで伝達されたという証拠がヘッドの動きに現れます。薄い握りができていて、プロネーションが自然になされるところでは、腕の構造はラケットを持つとヘッドがくるっと手首を中心に回る形になります。理にかなったフォームであるかどうかは、まずはそこの基準をはっきりさせておきましょう。
2.高い位置から弧を描いて落ちる軌道になっている
ヘッドに最もスピードの出るところでインパクトできる、ということは、物理現象としては腕は運動を止めていることになります。腕の加速運動が終わってからでしか、ラケットヘッドが加速しないからです。そういうインパクトでの打球は、(のちに細かくどういうことかを解説する回を設けて書きますが)ネットを越えて落ちていくような軌道になり、安定して入るようなサーブになっていきます。
3.高さを狙う感覚が必要
サーブは決定力があるオーバーヘッドからのショットですから、良いコースに打っていきたいと思うものですね。しかし、実際にシビアなコントロールを要求されているのは、軌道の「高さ」の方だということに気を向けてみましょう。速いサーブを打って決めてしまいたい、という時ほどネットからあまりマージンを取れないものです。
4.距離を一定に打つ「型」が必要
サーブで決めたいから、なるべく速いサーブを打って、威力で相手をねじ伏せたいものですが、威力に意識があると、後ろから前への運動を強調してボールの速度を上げることだけに注目した打ち方になってしまいがちです。そうすると強く打つほど遠くへ飛ぶようなフォームになってしまいがちですし、3で書いたように、より高さがシビアになって難しいショットになっていきます。
サーブのスピードはインパクトの時のラケットヘッドの速度に依存しますから、腕は前に振っていなくても速度は確保できます。狙った距離に収まるように制御するには、自分のフォームが一定の「型」に入るように作っていく必要があります。
5.「型」のためのリズムが必要
自分に合った「型」を見つけたのなら、それを守るためのルーティンワークが必要になりますし、「型」を見つけたいと思うなら一定のリズムで形を作っていくように意識することが近道になります。細かいことをあれこれ気にして打つよりも、トスの位置はここ、トロフィーポーズはこう、打点でのインパクトの感覚はこんな感じ、という意識すべきポイントをパッパッと短い時間で再現できるようにしていくことで、フォーム自体の再現性が上がり、打球感覚が揃えられるようになることでサーブ自体の信頼性が上がります。
次回以降に、具体的にどんな感覚で打つことになるか、その感覚を得るための練習はどうするのか、ということを何度かに分けてテーマに沿って解説していきたいと思います。お楽しみに!
ライター:永木康弘
テニス歴31年、46歳。フリーテニスコーチ。
専門学校時代に雑誌編集を学び、雑誌社で編集のアルバイトを経験。
テニスコーチとして勤務を続け、41歳で独立。現在はフリーのスクールコーチとして活躍中。
関東・関西の首都圏で行われているジュニア向けのテニスキャンプや、ワンデイクリニックなどを担当。
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