【ジャッジも国際化?】
最近、テニスの試合で強く感じることは、
「ジャッジの悪さ」だ!
ライン上のボールを「アウト」はもちろん、
ラインから30センチも入っていてもアウトコールを平気で言ったり、
ベースラインの中でボールをショートバンドで触ってもアウトなんて(驚)
言った者勝ち、やった者勝ちの様相である。
やられたら、やり返す的な状況も見受けられ、本当に見苦しい。
僕の場合、10カ国以上の人とテニスの試合をやった経験では、海外では、ジャッジが悪いことが多かった様な気がする。
ところが、海外での商社マンや、海外永住者などは、たくましいと言うか、「郷に入れば郷に従う」ではないけれど、ジャッジが相手に厳しく、
相手も、それで良しとしている傾向もあり、お互い様の感じ。
同じコートでテニスをしていると、馬鹿正直な自分が可笑しく感じたことがある。
島国であり、農耕民族の日本は、武士的なプライドもあり、それで、ジャッジは良かったんだと・・・・・妙に納得したりして。
(村社会で、後で言われるのが嫌だし・・・・)
むかし、小学校の教科書で書いてありましたよね、
「テニスの相手選手が転びそうになったのを見て、優しいボールを送った」と言う、
スポーツマンシップ、フェアプレー精神を称えた物語が。
実はこれは、本人選手曰く、どうやら余裕がなくて、「優しいボール」しか打てなかったらしいですが・・・・(笑)
そんな日本にも、合理的な西洋文化が入ってきて、勝ち負けや結果重視の価値観が重要になり、国際化が進んでしまったのかな・・・・て。
とにかく、僕がテニスを始めた30数年前に比べ、段々とジャッジマナーが悪くなっている気がするのは、僕だけでしょうか。