【基本4種類】
シングルスでもダブルスでも、
「相手の足元に威力がある、安定したボールを、しっかりと打ち続ける」
ことは基本中の基本。
相手のミスを呼び、チャンスボールを作るために、有効です。
しかし、効果がなくなったときに、さらにどうするかに取り組んでいきましょう。
簡単に分けると、
基本4種類
1)左右に振る
2)上下に振る
3)前後に振る
4)スピードを変える
応用で、
5)球種を変える
6)タイミングを変える(打点を変える)
さらに、組立て
7)パターンを持つ
8)パターンを崩す (不意をつく、勝負をかける、読む、先取りする、ゲリラ戦法)
等々があります。
まずはこの、基本4種類1)~4)を意識して、練習してみましょう。
たとえば、並行陣に対して、足元を狙ったボールが、相手のタイミングと合い、よく返ってきてしまう場合。
そこで、スピードを落して、ワイドに打って、→ 次にセンターに速いボールを打つとか、
相手が少しずつ前に出てきているので、中ロブを上げて、後ろに下げ、→ 今度は、広くなった足元に打つとか
の組立てが必要になってきますね。
そういう意味で、「ロブ」というのは、比較的簡単に、高さ、スピード、球種、前後、コースが変えられるので、有効なショットと言えるでしょう。
特に、スマッシュやハイボレーが苦手な初中級には、とても即効性のある嫌なショットです。
その様な理由から、初中級者は、ロブを多様する傾向がありますが、あくまでも本来のショットが打てることがとても大切です。
これは、テニスや勝利に対して、テニスをネガティブ方向に練習するか、
ポジティブ方向に練習するかという話に繋がってきます。
これについては、長くなるので、また、あとで掲載します。
とにかく、どんなボールでも、できるだけ相手の足元にしっかりと打てるようになることが大切。
余裕がでてきたら、さらに、基本4種類、そして、応用、組立てを意識して練習して下さい。