【向上する練習】
さて、5月21日【基本4種】のブログで
テニスや勝利に対して、テニスをネガティブ方向に練習するか、
ポジティブ方向に練習するかという話に繋がってきます。
と掲載しましたが、
たくさんの練習やレッスンを見ていると、
「ネガティブレッスン」(ネガ練習)と「ポジティブレッスン」(ポジ練)とあるように思います。
「ネガティブレッスン」今の技術や体力が下がるのが前提で、なんとかポイントを取る練習、パターン練習です。
よく言えば、効率よく勝利するためのレッスン、「工夫するレッスン」と言えるでしょう。
「ポジティブレッスン」は、きちんとしたフォームや打点、フットワークを練習し、技術やスピードを向上させる。
当然、初心者から中級のうちは、「ポジティブレッスン」であるべきです。
「ネガ練」も平行して練習するのも悪くはないですが、メインは「ポジ練」で。
基礎的な要素や、感覚をポジ練で鍛え、そこにネガ練を載せていく。
※ まあ、ネガ練と言ういい方は、よくないのですが、テニスが小さくなったり、故障したりすることが多いので、あえて今日はネガ練と呼ばせてもらってます。
= ポイントを工夫して取る練習
スピンのストロークができないうちから、中途半端なスライスを覚えたり、ボレーもできないうちから、並行陣を覚えたり、
すると結果的に、強く楽しいテニスの3分の一までしか行きつかず、場合によっては、故障に繋がります。
たとえれば、小学生の勉強で、問題に対し、答えを教え、暗記させている様な状態になる訳です。
それでは、センスも、技術も、動きも成長しません。
試合でできるだけ走らない、スピードを上げない、効率化を考えるのは、基本ができ、セオリーを理解してから。
今ある技術や体力を有効に使い、今、勝つ練習も必要ですが、バランスよく練習していきましょう。