【グリップの逆転現象】
現代テニスでは、普通、ストロークはグリップ厚く握り、ボレーは薄く握るが、
最近、公営コートで良く見かけるのが、「グリップの逆転現象」だ。
後ろからのストロークでは、スライスとロブの多様により、打点が遅れ、グリップが薄く、
前でのボレーは、オープンスタンス上のまま、上げるつなぎボレー(死にボレー)やロブボレーの多様により、グリップが厚い!
当然、サーブやスマッシュも厚いグリップのまま打つので、スピードや角度、回転のコントロールはつきずらい。
どれも「身体が開いて」、フットワークが「蟹動き」になり、「かっこうが悪い」のが特徴。
グループ全員や、指導しているコーチ、周りのコートのほとんどが、その様になっているのに、気がつかないことが多い。
怖い現象なので、思わず目をそむけてしまう・・・・・・・
自分のグリップが少しずつおかしくなってないかチェックしてみて下さい。
また、フォームをビデオなどの映像でチェックする、きちんとした指導者や信頼のおける人に見てもらう、自分で気がつく様、練習したいですね。