【タメの重要性】
調子が悪い原因のほとんどは、タイミングと言う話の昨日の続きです。
タイミングを合わせる方法として、大きく分けると2つ。
1)しっかりと股関節でタメめる(場合によれば肩甲骨)
2)スイングスピードを変える
できれば、
1)しっかりとタメて、速いスイングスピードで打つ ⇒ 引きつける本格的な打ち方 で打ってほしい。
が、
簡単にタイミングを合わせるとしたら、
2)スイングスピードを変える ⇒ ゆっくり振る、究極当てる打ち方も、走らされてたり、止まれない、間に合わない等、場合によっては有りだ。
基本、止まれるときはできるだけ「タメ」て、1)で、しっかり打ってほしい。
そこで、タメことの重要性を上げてみましょう。
・ミスが少なくなる(タイミングのミスが少なくなる、ほとんどのミスは早打ち)
・相手にコースを読まれない
・ボールの質、威力が上がる
・相手のタイミングが狂う(相手のミスが増える)
・次の動作に入りやすい
・時間がある(考え易い、相手が見える)
と素晴らしい効果がある。
上級であれば、あるほど効果のあるタメ。
タメを使った一番の選手は・・・・・・・ジョコビッチ!
スライドフットワーク、しなやかな身体、股関節や肩甲骨の使い方で、見事にタイミングを合わせ、ミスが少ない。
そして、相手のタイミングを外し、ミスを誘う。
彼は実は、ハードヒッターではなく、タイミング合わせの巧者、緩急のプレーヤーだと思う。