【錦織VSガスケ 全仏解説・前】
実は、僕は前からガスケ戦はかなりあぶないと危惧していました。
終わってから言うな(笑)ですが・・・・・・
みんな、ランキングだけ見て、期待し過ぎですよ。
ガスケは、27日のブログにも書いたとおり、かなり強い相手。
クレーでの実力は、(メンタルの差はあるものの)技術的にはBIG4にも並ぶ、今回は優勝を狙えるくらいだと思います。
今回の錦織選手のドローは、見かけよりタフなドローだったと言えますね。
最近は、寝る時間がないほど?忙しくて、試合を見れなかったので、後日、録画を見て解説します。
5セットあるグランドスラムは、錦織選手にとっては、まだ体力的に、かなり厳しいと思います。
現代テニスは、ボクシングみたいなもんで、ちょっとでも気を抜いたら、叩かれる。ましてや、身体に違和感を感じたとこころで、技術的に影響が出るだけでなく、瞬間の判断や反応に影響が出るので、厳しいと思います。一般テニスプレーヤーや、むかしのプロテニスだったら、けっこうごまかして勝てたりしてましたけどね。
1回の5セットは勝っても、毎日の様に続く5セットはねぇ。
特にクレーのフレンチは、フィジカルですね。
僕は、錦織選手がグランドスラムで一番可能性があるのは、意外と
ウインブルドンではないか思っています。
テンポが速く、ボールが弾ます、サービスキープが続くのでメンタルの影響が強く出るからです。
その次が、サーフエスの合う全米オープン。
同じハードでも少し遅い全豪オープンは暑さもあるので、3番目。
いかにクレーが強いとか、ストロークが良くても、全仏は、一番きついですよね。
とにかく、身体を癒して、そのウインブルドンに期待ですね。
いや、期待し過ぎず、楽しみにしましょう。