【ベンチコーチ】

【ベンチコーチ】

千葉市の団体戦で、シングルスを戦うタルコーチや、キーになるダブルス戦で、
メンバーの選手に、ベンチコーチに入ってほしいと言われ、ちょっと嬉しかったですね。

「ベンチコーチ」とは、⇒ チ―ム対抗戦においては、エンドチェンジの間に限り(タイプレーク中は除く)、
コートサイドのベンチにいるコーチからコーチングを受けることができる。

その結果・・・・・
タルのシングルスは負け越しの相手に、4-4から8-4で勝利。
ダブルスも4-4から8-4で勝利。

アドバイスの成果があったと思う。

本来、試合は、選手本人に任せ、自由にした方がよいプレーができるし、成長するので、
ベンチコーチは安心させ、見守る存在だと思う

・・・・のですが、ルールで認められている、
たまにの団体戦には、いいかなと・・・・

準決勝では、試合に向かう車の中から、状況を聞きながら電話でアドバイス。
やっぱり3-6の劣勢から逆転勝ち。
これって、「テレフォンコーチ」?(笑)

もちろん、選手が一番頑張ったのですが、自分が実際のプレーで頑張れないので、少しでも貢献できた気がして、正直、嬉しいですね。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 06:42 | コメントをどうぞ

【前のボールを誰が取るか?】

【前のボールを誰が取るか?】

昨日は、雁行陣での前ボールについての基本的な動き、「雁行陣の前後チェンジ」を掲載したが、

ちなみに、前に落とされたボールを誰が取りにいくか?

→ Bの前衛が取りに行く。Aの後衛は、横チェンジして、逆サイドをカバーする。

前衛が、自分より前のボールにまったく反応しなかったり、一歩も足が出ず、まるっきり動かないと言うことがないように、

赤線の範囲が、一般的に、前衛がボールを取る範囲となる。

20141004_230033

この様な基本の動きや、ボールスピードと自分やペアとの動きとのスピードバランスを理解、経験しないまま並行陣の縦割りが基本で入ってしまうと、雁行陣すら縦割りに考えてしまうケースが多い。 

それでは、両方の選手がボールを追ってオープンスペースができてしまたり、逆に二人でボールを見送って、お互いが謝ったりする(笑)

一歩が出ない、ボールを取る範囲が狭い、動けない、チェンジできない(前後も左右も)、役割を認識しない、ボールスピードと自分の動きとのバランスが悪い等、弊害が多くなる。

ダブルスとしては機能しにくい、ペアが見つかりにくいプレーヤーになることがあるので、注意したい。

雁行陣で、ボールに反応する、ボールを見ながら移動する、最高のポジショニングをとる、正しい方向に最後まで走る感性を磨きたいものだ。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 23:05 | コメントをどうぞ

【雁行陣の前後チェンジ】

【雁行陣の前後チェンジ】

雁行陣のおさらいとして、お話しておきたいのが、

「雁行陣の前後チェンジ」

後衛(A)が短めのボールで前へ出された、出てしまった時、ボレーに自信がなければ、
そのまま前へ詰めてブロックボレーの前衛になる。

ペアの前衛(B)は、後衛が前に出てたのを見つつ、サービスラインから、更に後ろに下がり、
ストロークの後衛となる。

20141004_224058

左右のチェンジだけでなく、前後のチェンジをすることも、雁行陣の基本だ。

このチェンジを知らないまま、中間位置で無理に「中途半端なボレー」や「不完全な並行陣」をやり、不利になるケースが意外と多く見受けられる。

ペア同士が、前後、左右にカバーし合い、絡み合うから「雁行陣」という訳だが、前に出されたから無理にでも中間での並行陣をやらなければ、不利と考える前に、
「雁行陣の前後チェンジ」をきちんとできる様にしよう。

のちの、ツーバックフォーメーションや自分の有利なポジショニングを掴む感覚にも繋がる。

ペアとの役割分担や、きちんとしたフットワークが身につくための、初級での大切な動きだ。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 20:00 | コメントをどうぞ

【錦織、伝説の試合】

【錦織、伝説の試合】

正直、決勝前までは、錦織選手の状態を見て、途中棄権か、そこそこのエキシビジョン的な試合になるのかと予想していた。

試合が始って、いい意味で裏切られた。

立ち上がり、ラウのサーブをタイミングのみ計り、見送るリターン。
錦織、いい意味で流している。
チャンス伺っている本気試合。

ストローク戦では、緩急と角度で、チャンスボールを作り、見事なタイミングとコースで最小限の労力でポイントを重ねる。
触るボールと触らないボール、取りに行くポイントと、布石でしかないポイントを瞬時に判断している。
サーブは散らし、選手お互い心理戦、読み合いの目に見えない、凄まじい攻防。
息も詰まる試合だ。

まるで、ボロボロにやられている「るろうに剣士」や「ロッキー」が、ワンチャンスを狙い、刺し違える、試合構え。
タイブレーク5-5からの、相手の逆をつく強気ボディサーブ、そして、錦織しかできないようなスーパーアングルタッチリターン!
1セット目奪取。

錦織は、要所要所で全力を出し(松岡解説言う、ギアを上げ)
そのワンチャンスを、お互いが強気なショットや精神力で跳ね返し合う好試合だ。

2セット目は、ラウも負けずに、要所で強気、負けん気、意地のぶつけ合い。
一瞬の躊躇や隙、弱気がやられることになる。
ラウ、負けず嫌いのドロップショットや、タッチリターンで仕返し。
ラウの負けられない意地と、錦織の身体状態悪化、素晴らしい駆け引きでラウ、2セット目取る。
これは、見た目より、恐ろしく高度な戦い、人生の中で何度も見れない試合だ。

ここで、東京テレビ終了・・・・・・ああ、無情・・・・・・

僕自身、2セット目のサービスブレークを取れば、錦織の勝ち有り。
しかし、ブレイクされ、負け確率8割以上と予想し、錦織、よくない状態でよく頑張ったと諦めた。
勝つとしたら、わずかな望みで、最後まで競ってワンチャンスを狙っての「うっちゃりとれれば」←新用語(笑)くらい。

でなければ、3-6位かなと・・・・・
僕の場合、ほとんど試合の予想がゲームカウントまで当るはずなのに・・・・・・・

それが、奇跡の3セット目奪取とは!?

7-6
4-6
6-4

何があった?

感動的。
錦織泣いていいよ。← (泣いたらしい)
僕も結果聞き、内容想像して泣いた。

錦織、神様的。
イチローになった。

これは、マイケル・チャン VS レンドルのフレンチ決勝を彷彿とする「伝説の試合」だ。

内容的にも、参考、勉強になる試合。
永久保存DVD、誰か録画下さい。

オフェンスゾーンの広さと、サービスやショットの多様、が錦織の持ち味。
そして、さらに、瞬間的なショットセレクションセンスと、タイミングが世界一。

松岡修造氏の解説も素晴らしい。
普通、解説者は表面的で、おざなりな浅い解説で終わるのですが、
彼は正直で深い。
テレビでは言えないこともあるので、いつか、二人でオフレコ「超解説」したい。← 俺、何様?

今日、会場にいた人はラッキー。
語り草。
自慢する権利有り。
これだけの感動を与えられるとは、テニスブーム再来だ。

HAPPY COACH*\(^―^*)/も、アンダーサーブでも勝てるような気がしてきた。

錦織選手、感動をありがとう!
そして、おめでとう!
世界ランキング1位も行けるぞ!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ハッピーコーチ 20:22 | コメントをどうぞ

【千葉市クラブ対抗戦 男子第3位】

【千葉市クラブ対抗戦 男子第3位】

※ 準々決勝は、東京都の選抜選手中心のチーム「ラ・メール」

第二シングルス 秋山陽 ○

第三ダブルス 片山・中嶋 ×

第一シングルス 永田 ○

第二ダブルス 内藤・荒井 ×

第一ダブルス 渋田・上原 ○ 

渋田・上原ペアが、2勝2敗の決戦、3-6からの大逆転勝ち。今年は、二人の踏ん張りが好成績に繋がってます。

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※ 準決勝 毎回ベスト4に進出している若手チーム「ビビット」

ここで、エース秋山陽が抜け、さらに相手棄権のメリットを生かせず、痛恨のオーダーミス?で、

右肘負傷の秋山忍が、アンダーサーブで出るハメに(笑)

第三ダブルス 片山・秋山忍 ×

第二シングルス 永田 ○

第二ダブルス内藤・荒井 ○

第一シングルス 中嶋 × 

第一ダブルス 渋田・上原 ×

結果、2勝3敗で、今年は、第3位で終了。

出場選手の皆様、お疲れ様でした。綱渡りのメンバー構成でよく頑張りました。

来年は、さらに選手層を厚くし、合同練習をして、優勝を目指しましょう。

 

カテゴリー: 試合 | 投稿者ハッピーコーチ 12:50 | コメントをどうぞ

【サーブ目的による打ち分け】

【サーブ目的による打ち分け】

「エースサーブ」上級

選手のサーブによるが、

・ここ一番、

・相手のタイミングがあっていない

・サーブが乗っている(入っている)

・状況を変えたい

エースサーブは、80%の力で打つくらいリラックスして打つ。

「アプローチサーブ」一般

大事なポイントでは、スピードを上げない

いかにリターンミスや、甘いリターンをさせるか。

有利な状態、有利な気持ちで、ストロークに入れるか。

サーブをアプローチショットの様な発想で打つ。

目安として、1stの確率が70%以上にする。

「変化球サーブ」

錦織選手は、「アプローチサーブ」をベースに、「変化球サーブ」「エースサーブ」みたいな感じですかね。

「カウンターサーブ」

相手にわざと強いリターンをさせて、カウンター狙い。

ダブルスのど詰めサーブ&ボレー。

ヒューイットのカウンターストレート等々。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 00:10 | コメントをどうぞ

【サーブの組立て】

【サーブの組立て】

サーブの組立てで、「サーブの六点打ち」

深く速めのサーブで、

①サイド ②ボディ(フォアで取らせるボディ)③ボディ(バックで取らせるボディ)④センター 

が、一般的。(デュースサイド)

そこに、プラスして、フェデラーらが得意とする、

⑤アングルサイド ⑥アングルセンター 

が、基本のコースですね。

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全盛時のフェデラーはデュースサイド、アドサイドともに、角度のついたフラットスピン?のエースが素晴らしかったし、

錦織もワイドに逃げ、相手を外に出すスライスサーブが良く、スピードもバリエーションも増えましたね。

⑤と⑥を入れることにより、組立てに立体感が出ます。

速いサーブで押せそうであれば、①②の深いサーブ

リターン選手が、カウンターで前入ってくるときは、③④のボディや、⑤⑥のワイド。

リターン選手が早いサーブを待っていたり、ポジションが下がっていれば、⑤⑥

ここに、球種やスピードを変えてうてば、何通りもパターンができあがる。

大切なことは、1stの確率を70%以上にする。

次に、1stサーブを、目的による内分として、「エースサーブ」「アプローチサーブ」「カウンターサーブ」で考えてみよう。

(明日に続く→)

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 00:08 | コメントをどうぞ

【錦織サービス評】

【錦織サービス評】

前回、全米オープン準優勝の錦織ですが、大会を通じて1stサーブの確率が低い。

1回戦 49% オデスニック 50% 

2回戦 62% アンドゥハル 71%

3回戦 50% メイヤー 60%

4回戦 55% ラオニッチ 55%

5回戦 59% バブリンカ 56%

準決勝 58% ジョコビッチ 59%

決勝 51% チリッチ 52%

これは、

あえて、かなりサーブのリスクを負って、

サーブの威力がない分、最初からボールの球種やコース、スピードを散らしているからだと思う。

錦織選手は、これから、サーブのスピードも確率も上がるはずなので、

伸びしろがあるということですね。

そして、彼の持ち味は、セカンドサーブでのポイント取得率が高いということです。

それだけ、不利なセカンドサーブからでも、自分のペースのストローク戦に持ち込めるということですね。

普通は、セカンドサーブでのポイント取得率が、5割以下で悪いことが多い。

例えば、全米のジョコビッチは37%。

現代テニスでは、ダブルスもシングルスも、セカンドサーブになると、ポイント取得率が5割以下と低くなることが多いことから、

ファーストサーブの確率にこだわりたいですね。

 

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 20:44 | コメントをどうぞ

【プレアレアンダー大会】

【プレアレアンダー大会】 

レッスン生7組が更科ハードコートに集まり、アレアンダー大会と同じルールで対戦した。

初めて試合するペアが5組!

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コートには、先輩レッスン生が各コートに一人ひとり付いて、ルールやマナーを指導しながらの大会。

タルコーチも付いて、アドバイス。 

「楽しかったですか?」との質問に、参加者全員が、「楽しかった!」と即座に手を上げてくれました。

「悔しかったですか?」の質問には、優勝ペア以外、全員が手を上げました。

みんなよく走り、しっかり打って、とても良い内容でした。

これからが、本当に楽しみです。

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(優勝)山本真理子・斉藤 (準優勝)許・鈴木康代 

(2位トーナメント優勝)ドノバン・仙田 

(3位トーナメント優勝)土屋・菊地

 

カテゴリー: 試合 | 投稿者ハッピーコーチ 23:31 | コメントをどうぞ

【BC級練習会】

【BC級練習会】

20組集まって賑やかでした。

皆様、お疲れ様でした。

フクダヒルスは、風が強く、遅いボールの来ないコートなので、かなりプレーし難いと

思うのですが、流石、みなさん、ラリーが続き、接戦が多かったです。

気付きの点は、

・ 浮いたボールのブロックボレー

・ 相手の打点による予測とポジション取り

・ 無駄な遅いボール、無駄な速いボール

・ スプリットステップと動き

・ 決めボールと、沈めボールの甘さ

等々、 

守備型並行陣の弊害を感じました。

次回、11月4(火) 11時~15時 フクダヒルス(オムニ)

タルコーチ、出席します。

よろしくお願いします。

 

カテゴリー: 試合 | 投稿者ハッピーコーチ 22:55 | コメントをどうぞ