【ポジションのアジャスト】

 

【ポジションのアジャスト】

 

アジャストのひとつに、ポジションのアジャストがある。

 

大原則

 

「ボールを打った後、ポジションは必ず移動する」

 

を守ってほしい。

 

ボールを打ったら、同じ場所でボールを見送っているのではなく、

必ず、打ったボールに対して、必ず適応した場所に移動する。

 

ダブルスの場合、これは、打った本人だけでなく、ペアの打ったボールに対して、必ず適応した場所に移動する。

 

ワイドにいけば、ワイドに、センターよりならセンター、有利なボールがいけば、前へ、不利なボールであれば、下がる・・・・・等々、

打ったボールの質や場所、対戦相手のレベルや風向き等々、状況に応じて、常に最適なポジションを探し出す習慣、癖をつけてほしい。

 

中級あたりで、動かないポジショニング、フットワークにはまってしまい、テニスが行き詰るケースを多く見る。

 

上級者やベテランになれば、効率のよい動かないポジション取りも場合によってはありうるが、

これはあくまでも、基本のポジション取りや動きができてから、見つけ出したり、使ったりするもの。

 

作戦上のポジションを知識やパターンで覚える前に、

きちんと動くことによって、基本の「ポジショニング」と大切な「感性」を鍛えてほしいですね。

 

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 00:11 | コメントをどうぞ

【アジャストする】

【アジャストする】

 

上級者が、試合での立ち上がりで相手と競るのは、アップを兼ねて、相手の様子を見て、弱点を探っていることや、

 

天気やサーフェス等、環境に順応しているということもあるが、

 

一番は、自分のプレーを相手と合う有利なスピードやタイミングに調整、調節するからだ。

 

アジャスト(Adjust) = 調整、調節、順応、適合する。

 

この言い回し微妙なのだが、決して相手に合わせるのではなく、あくまでも自分のフォームや自分主体の戦法で、

相手に適応したスピードやコントロールで、「アジャスト」するイメージだ。

 

これができなければ、上手くなっても、強くなれない。

 

相手と上手くコミュニケーションを取りながら、自分が優位に立つ。

 

まるで、政治の外交の様だ。

 

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 23:36 | コメントをどうぞ

【ジョリー パスタ】

【ジョリー パスタ】

最近、イタリアン、特にパスタにはまってます。

ジョリー パスタ

http://www.jolly-pasta.co.jp/jp/

チェーン店だけど、少しだけリッチなイタリアンに・・・・・・

寿司でいえば、銚子丸と言ったところか。

24時までやっているので、便利ですね。

カテゴリー: お店 | 投稿者ハッピーコーチ 14:57 | コメントをどうぞ

【攻めリターン】

【攻めリターン】

これに対して、リターンは
相手の2ndサーブで有利に立つ。
ということが大前提。

相手が1stを入れてくると、なんとなくプレーが続いてしまうが、

これからは、相手の1stサーブも、返すのではなく、甘い1stは、積極的に攻める。

すると、相手は1stサーブのスピードや質、コースをよりアップしなくてはいけなくなるので、

1stの確率も下がるという悪循環に入るようプレッシャーをかけることが必要。

・ポジショニングを上げる

・狙いボールを絞る

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 18:40 | コメントをどうぞ

【勝負2nd】

【勝負2nd】

1stサーブの確率を上げるというのが、重要であるが、2ndサーブになった場合

理想は、相手の体勢を崩せる攻め2ndサーブの持つこと。

しかし、それがない平凡な2ndサーブの場合は、コースや球種、スピードを変えて、2ndサーブに安定感+アクセントをつける。

ここで、注目すべきは、勝負2ndサーブ。

大切な場面、特にリターン側が廻り込んで打ち込むとか、リターンダッシュするとか、明かに攻めてくるような場面で、

リスクをおった攻撃的な、勝負2ndサーブを打つ。

ファアの回り込みには、フォアサイドに大きく逃げるサーブや、

リターンダッシュしてくる相手には、ボディに速め深めの勝負2ndを打つ。

先日の全米決勝戦でも、錦織がリターンで勝負をかけてきたところを、チリッチは勝負2ndを打ち、流れを変えさせなかったですよね。

プロもアマ上級も、この勝負2ndを打てる勇気と技術が必要だと思う。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 18:33 | コメントをどうぞ

【メンタルが分るショット】

【メンタルが分るショット】

選手の緊張やメンタルが一番分るショットが1stサーブだと思う。

トッププロでも、欲しいポイントになると力が入り、体幹を崩したり、内転が強くなったりしてサーブの確率が下がる。

特にウインブルドン大会は、重き大会であること、芝の速いサーフェスであることから、サーブの影響がモロに試合に出やすく、タイブレークなんかは、精神的な動きや駆け引きが見れて、分り易く面白い。

フェデラーが最高に強いときは、抜群の1stサーブ率で、タイブレークや競った場面で1stサーブの確率が異常に高かった(しかもエース)。

フェデラーに限らず、勝つ選手は、必ず1stサーブの確率が高い。

現代テニスでは、プロもアマも、男子も女子も、2ndサーブになると、ほとんどがリターン有利になる。

特に精神的に有利になり、その後のラリー戦が、積極的な気持ちで、自分のリズム、自分の形で入れることが多い。

先日のチリッチVS錦織 全米決勝戦では、チリッチの調子が良かったと言われているが、立ち上がりは、二人とも1stサーブは50%以下と悪く、ラリーもリズムが悪く、振れずに、お互い内容は良くなかった。

先に、チリッチの1stが入るようになり、リズムが出てきて、より錦織にプレッシャーがかかり、1stが最後まで確率が悪く、全体的に消極的なプレーとなった。

途中、流れが変るきっかけポイントがあったが、ことごとくネットイン等の不運や、チリッチの勝負勘で、変えることができず、よりチリッチが気持ちよくプレーすることになった。

最後の2~3ゲームだけが、ボールに入っていく錦織らしい積極的なストロークだったと思う。

お互いの1stサーブが入り、お互いが積極的なプレーができると緊張感があり、内容が良い試合になる。

サービスでエースが取れる、取れないだけではなく、大切なのは、1stの確率が高いことだと思う。

カテゴリー: レッスン | 投稿者ハッピーコーチ 23:57 | コメントをどうぞ

【ゴーグル】

【ゴーグル】

僕の場合、身体で一番弱いところが、目。

近視、乱視、円錐角膜、そして、最近は老眼。

その目を、レッスン中は、花粉や砂埃でやられる。

一度、痛めると、目が敏感になってしまい、過剰反応して涙が止まらない・・・・・・・

そこで、新兵器が、このゴーグル。

20140904_175940

これは、本来、競馬のジョッキーが使っているゴーグルなので、軽くてフィットする。

もちろん、ゴミや埃が入らない。

強力なアイテムになりそうだ。

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カテゴリー: 話題・情報 | 投稿者ハッピーコーチ 23:47 | コメントをどうぞ

【結膜炎】

【結膜炎】

昨年末から、歯(奥歯抜け、インプラント)⇒ 腰(ひねって腰痛) ⇒ 胸(激突して、肋骨ひび) ⇒ 肘(初めてのテニスエルボー) ⇒ 目(痛いと思ったら結膜炎)

と、お医者通いが続きます。

特にテニスエルボーは、自分でもびっくりです。

オーバープロネーションをレッスン生に注意していたら、痛めたのか?

寝違えたのか、原因がよく分からない。

思ったより、長引いて、自分のテニスを三週間お休み中です。

丈夫が「とりえ」だったのに。

きっと、他で頑張れということか。

とりあえず、ランニングを始めました。

カテゴリー: 日記 | 投稿者ハッピーコーチ 23:43 | コメントをどうぞ

【ブラッド・ギルバート評】

【ブラッド・ギルバート評】

名コーチと言えば、僕の中では、ブラッド・ギルバート氏だと思います。

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彼も選手時代、恵まれない身体能力を駆使して、世界ランク最高4位と、安定して強かった選手。

緩急や、あらゆるプレー、心理戦を駆使してましたね。

玄人好みのプレーヤーで、大好きでした。

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ショートパンツの下に初めてスパッツをはいたり、サングラスをかけて試合をしたり、ファッション的にも先駆者だったのですが、

日本では、まるっきり人気が出ず、評価もされなかった(笑)

でも、引退後は、コートとして、アガシやロデックのコーチとして、二人を覚醒させましたよね。

現在の錦織の多彩で自由奔放なプレーは、彼がコーチに就いたことが大きいと思います。

彼のコーチング本「ウイニング・アグリー 読めばテニスが強くなる」』(格好悪く勝つ-テニスにおける精神的な戦い)

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC-%E8%AA%AD%E3%82%81%E3%81%B0%E3%83%86%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%81%8C%E5%BC%B7%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%89-%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88/dp/4890840222/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1410045513&sr=1-1

は、今やテニスコーチのバイブルになっています。

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今のトップ選手で名コーチになりうるのは、

切れ易い悪がきから、もっともテニスらしいテニス?のオールラウンドプレーヤー成長し、そして、高年齢で自分を変化させて戦い続ける・・・・・・

やっぱりフェデラーでしょうね。

カテゴリー: | 投稿者ハッピーコーチ 23:40 | コメントをどうぞ

【マイケル・チャン評】

【マイケル・チャン評】

何と言っても、本当にテニスをよく知っている。

身長があれば、№1になっていた選手。

現役時代の後半に、ラケットを長くするとか、ネットプレー、ライジング、タッチ系ショットを取り入れる等、

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戦略や戦法的にも、あらゆることにトライし、カウンター系ベースラインプレーヤーから、オールラウンドプレースタイルに変化しようとした選手。

残念ながら、そのトライが自分には、間に合わなかったが、今、こうして錦織選手に生かされているのだと思う。

彼が高校時代に、フレンチオープン決勝で当時格上だったあの王者レンドルを、足を攣りながら、心理戦やあらゆる戦術を駆使して倒し、優勝した名試合が忘れられない。

http://youtu.be/3GeNwC0J7xk

名コーチへの仲間入りですね。

カテゴリー: | 投稿者ハッピーコーチ 23:35 | コメントをどうぞ