暑いギラギラ太陽の下で汗だくになってテニスを教えていると
コートに散歩しに来たオジサンが「あんた達、馬鹿じゃない
こんな暑い中で運動したら、熱中症になるよ」って
「オジサン、テニスのコーチはテニス熱中症にさせるのが仕事です
暑さに負けずに頑張らねば」って言ったらオジサンは
「あんた、ヤバイ人だね」って言われた、
それにしても凄い暑さだよね、
前代未聞の暑さとか、記録的猛暑とかニュースで毎年放送するから
その言葉に慣れてしまったかも!
沖縄でもいくら暑くても33度だったのが、最高気温36度の記録
異常気象はいつまで続くのか?
テニス熱中症はおいといて、身体の熱中症は要注意だよね
熱中症になりやすい人となりにくい人の分かれ目は
筋肉や体脂肪のバランスと、皮膚上の汗を分泌する汗腺が
多いか少ないかで、暑さに弱い人と強い人の差になるんだよね、
それに環境も影響してくる、暑い所に住む人は、熱を出さないように
基礎代謝を低く抑えたり、熱を放出するための汗腺が多くなる
逆にいえば、暑い環境=慣れによって適応していくんだよね
毎日クーラーのきいた部屋で生活している部員や
遅くまでSNSやゲームをして自律神経失調症になってる部員は
要注意だよね、熱中症は急変するから、顔色、熱、呼吸、脈拍など
常に把握しておく、熱中症が疑われるときはウォームアップ後に
コートの外の風通しの良い日陰で待機させる
コーチの仕事の中で一番大事なのは、ホントか?ウソか?見抜く力
体調悪いのに無理をさせると、怪我や事故につながり、
体調悪いと言う嘘に騙されると怠け癖がついてしまうからね( ´∀` )
練習中でも水が飲みたい時はいつでも飲んでいいよって言う
指導者もいますが、試合の中ではチェンジサイドの時しか飲めないので
「1ゲーム分の運動量が終わったから、後1ゲーム分終わって水飲みタイム」
なんて我慢もさせます、
ダラダラと水を飲んでいては、ミネラルバランスも壊れるし
試合と練習が違うので、身体のリズムも壊れてしまい
より熱中症リスクが高まると思います
今の所、温暖化は止まる気配が無いので、高い温度を避ける生活になるけど
自然は自分の力では変えられないので、自分の身体を進化させて
出来るだけ自然に近い状態に適応して行きたいですね
クーラーの部屋は快適です、だけど部屋から1時間でも外にでると
快適な事に感謝出来ると思います、
部活の生徒たちは、朝から晩まで試合しても
熱中症にならない身体に進化しているのかもしれません、
それでも身体変化に超注意しながら育てていくことが大事ですね。