ゴールデンエイジと言う言葉をご存じですか?
簡単に言うと神経系の発達が著しい時期です!
人間の神経系統は生まれてから5歳ころまでに80%の成長をとげ、12歳でほぼ100%となります。この12歳になる直前の数年間、日本でいえば小学校高学年になるまでの時期は様々な神経回路が形成されていく大切な過程となります。
プレゴールデンエイジ(5歳~8・9歳頃)
神経回路の配線が急ピッチで進んでいる時期です。運動能力の基礎はこの年代で形成されます。専門的な技術の習得よりも、五感を通して色々なことを体感させるのがベストです。脳の神経細胞は、良性の刺激を与えることでネットワーク化されますが、使われなかったネットワークはこの時期以降不要なものとして消滅していくそうです。
ゴールデンエイジ(9歳~12歳頃)
神経系の発達がほぼ完成に近づき形成的にもやや安定した時期ですから、動きの巧みさを身につけるのにもっとも適しています。この時期は一生に一度だけ訪れる、あらゆる物事を短時間で覚えることのできる「即座の習得」を備えた時期です。また競争心が旺盛になってくる時期でもあります。
テニスは視覚、聴覚などあらゆる感覚を刺激します。楽しみながらテニスを行うことで、飽きることなく様々な神経ネットワークが形成されていくでしょう。現在活躍中のプロ選手の多くが、このゴールデンエイジからテニスを始めています。お子様の健やかな成長のためテニスをやってみてはいかがでしょうか。