WTA準決勝 クビトバ、シャラポワを撃破
今年のWTAファイナル、面白い。実力伯仲。出場8名中、サースポー3名。
ムグルサとL.サフォロバは単複出場。
面白くしてくれたのは、失礼だが、絶対女王のセレナの欠場。
超強力なセレナのサービス。
そんな中、セレナを苦手にしていたM.シャラポワがよみがえる。運とは不思議なもの。
先に行われた、WTAの準決勝
2位通過のA.ラドバンスカが、若手で伸び盛りのムグルサに
驚異の粘りで、逆転勝ち。5位が2位に勝った。
当初は力と力のストローク戦を予想した。
しかし、M.シャラポワ、怪我の休養中に、プレースタイルを大きく変えて、
より戦略的、戦術的になってきている。
P.クビトバ◎ 6-3 7-6(3) ×M.シャラポワ
スコアはストレートだが、内容は濃かった。
こうなると、ただの打ち合いよりもテニスは面白くなる。
好調のM.シャラポワ、失意の2位通過のP.クビトバ。
流れは、M.シャラポワに有った。
この二人、WTAファイナルのチャンピオン。
P.クビトバはWTAファイナルの2011のチャンピオン。
この頃絶好調だった、V.アザレンカを破っての優勝。
この年、ウィンブルドンでP.クビトバがM.シャラポワを破り優勝、脚光を浴びた。
M.シャラポワは2004のチャンピオン,史上最年少のチャンピオン。
こちらも番狂わせ、2位通過のP.クビトバが、1位通過のM.シャラポワを破る。
結果的に2位同士の、対決となった。
第1セットを6-3でとったP.クビトバ。
M.シャラポワは一位通過の意地を賭けて、P.クビトバに襲い掛かる。
実はM.シャラポワはサースポーを得意にしている。
第2セット5-1とリードした。セットポイントもあったが、
そこからP.クビトバのサービス、ストロークがうなりを上げる。
タイブレークに追いつき、奪う。
P.クビトバの勝利だ。
勝敗が分かれたのは、勝負を捨てなかった、P.クビトバ。
第2セット、M.シャラポワの5-1リード。
普通なら、ここは体力を温存して、次のセットに、備える。
しかしP.クビトバは決して諦めなかった。
このNever Give Up精神が大事。
諦めるのは
簡単。
相手も勝てると、
油断する。
自分を信じる事。
その大きな要素は、2ndサービスと言うかリターン力。
今では2ndサービスは間違いなく叩かれる。
リターンで積極的にフォアに回り込み叩く。
この2ndサービスを制したのがP.クビトバ。 2ndサービスのポイント獲得率52%
M.シャラポワは29%に抑え込まれた。
1stサ-ビスのポイント獲得率は62%で同じ。
しかし2ndサービスのリターンのポイント獲得率でP.クビトバ70%
一方、M.シャラポワは48%に抑え込まれた。
女子のテニスはリターン力。
勝つために、プレースタイルを変えて挑んだM.シャラポワ。
ネットプレー、多彩なショットを織り交ぜ、 P.クビトバを揺さぶる。
しかしP.クビトバは動じない。なぜか。
それはらラウンドロビンで、ネットプレーの上手い、ムグルサと対戦。慣れているからだ。
バックを攻めて来る、M.シャラポワ、落ち着いて上体をしっかり捻り、相手を引きつける。
こうなると、相手は動けない。
P.クビトバのストローク、安定している。
笑顔、テニスは楽しい、これが原点。ラグビーのノーサイドの精神だ。
2014 ツアーファイナル、ストローク戦、 今年は一味違う
セミファイナル ハイライト動画
決勝の対戦成績 P.クビトバの6勝2敗。
しかしA.ラドバンスカ、経験値が高い。どう戦うか見ものだ。
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