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名勝負、ジョコビッチ対ナダル 攻撃力でジョコビッチ ATPファイナル2015

復活してきた元王者Nadal、ジョコビッチ、全く寄せ付けず。
 ナダルの夢、ATPファイナルの優勝する事、をさせなかった。
 対戦成績は、R.ナダルの23勝22敗。
 長い、長いライバルの歴史がある。
 ATPのサイトに良い記事がある。英語だが46戦の歴史が書いてある。

 2013のUSオープンからN.ジョコビッチが8勝1敗と、完全に有利に戦っている。それ以前はナダルが圧倒。
 今年は、N.ジョコビッチの3連勝、今回の勝利で4連勝。
 ATPファイナルでもN.ジョコビッチは強い
 
 
 ラウンドロビンでR.フェデラーにストレートで敗れたが
 「あれはたまたま彼が少し良かっただけ、お互いに勝ち負けは少しの事で動くから」と、気持ちを切り変えていた。
 

N.ジョコビッチ◎ 6-3, 6-3  × R.ナダル 79分 この結果 23勝23敗、全くのイーブン

Nolenadalscore

 
 直近の試合はチャイナオープン、ファイナル N.ジョコビッチ 6-2 6-2  R.ナダル
 
ロランギャロス、クオーターファイナル、キングオブクレーを破った自信が大きい。
 N.ジョコビッチ 7-5 6-3 6-1  R.ナダル

 数年前までは、フルセットで試合がもつれる事が多かったが、
 最近のN.ジョコビッチ、相手に粘られても、最終セットは、圧倒的に突き離すケースが多い。
 それだけ余力を残して戦っていると言う事だ。
 この二人、デフェンス力が元から強い。
 ベースラインから大きく下がり、守り抜くスタイルがR.ナダル。
 相手をエッグボールで動かして、ミスを誘う。 アンフォーストエラーが少ない。
 しかし、2年前から、ナダルのエッグボール、弾んで上がるところを、
 フラットで叩き始めた、N.ジョコビッチ。ここから、N.ジョコビッチが勝ち始める。
 
 ここ数年攻撃力のアップに成功したのがN.ジョコビッチ。
 B.ベッカーコーチの加入が大きい。

 N.ジョコビッチ、強さの原点
  

 テニス 勝利の法則 
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 N.ジョコビッチのルーティーン、ボールを長く弾ませる。
 R.ナダルのルーティーン、複雑ですが。
 ルーティーンって
 

 R.ナダル 勝利の法則
 
 一方R.ナダルも攻撃力アップ、特にサービス力アップに努めているが、
 
 攻守のバランスが崩れ、パフォーマンスが落ちた感じがする。
 我々と同じ人間、全ての能力アップは、なかなか難しい。
 そんな中、R.フェデラーは、34歳になった今でもテクニック、戦術を増やし、進化中。
  錦織圭戦、錦織圭も踏ん張ったが。良い試合だった。
  
  スイス同士の準決勝、ストレートでS.バブリンカを下した。
 
 ナダルは前日のD.フェレール戦で、フルセット、2時間半の時間を戦っている。

 N.ジョコビッチは1日時間がある。この差もあったのだろう。

試合の経過
いきなり、2ndサービスにプレッシャーをかけてダウン成功。
 最初の3ゲームでウィナー12本、アンフォーストエラーはたったの一本。
 第1セット 27本のサービスポイントで20本をとる、ポイント獲得率。
 トータルで24本のウィナーを奪う、攻撃力。
 ナダルのデフェンス力を粉砕した。
Nolenadaltactics

ファーストサーブの確率、R.ナダルはいつものように高く69%、N.ジョコビッチは60%。
 1stサ-ビスのポイント獲得率 N.ジョコビッチは89%、ナダルは54%。
 ここが勝敗の分かれ目だ。

 その結果、R.ナダルはブレークチャンスなし、
 N.ジョコビッチは5回のチャンスの内、3回に成功。

 ハイライト動画 

 N.ジョコビッチ、錦織圭 ハイライト動画

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N.ジョコビッチ 公式サイト ビデオなど情報が満載。素晴らしい。

 R.フェデラー 公式サイト 

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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

カテゴリー: ATP, エッセイ, ジョコビッチ, ナダル, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 09:07 | コメントは受け付けていません。