テニス徒然草 フィーリング編 サッカークラブ選手権から学ぶこと
スーパースター軍団を抑えた、チーム力。ダブルスの極意ですね。
サッカー、大興奮ですね。
サッカークラブ選手権、FIFA公認のワールドカップです。
そこで鹿島アントラースが準優勝。
まず準決勝で、北米代表に完封勝利。
攻めのサッカーで完封です。
終わってみれば、レアルマドリッドに敗れての準優勝。
全チームの中で最多得点が鹿島。
柴崎選手、ブロンズ。ゴールドが、クリスチャーノロナウド、
シルバーがマリオ・モドリッチですから、評価が超高いです。
優勝のレアルマドリッドにリードして、クリスチャーノ・ロナウドを慌てさせました。
デフェンスの昌子、しっかり止めました。
特に2得点の柴崎岳、大注目です。
僕は鹿島アントラースの活躍に、ダブルスの組み込む大事さを見た気がします。
柴崎は日本代表でプレーをしていますが、本田、岡崎、長谷部らの陰に隠れて、
あまり目立った存在ではありませんでした。
でも今回の活躍、何故できたのでしょうか?
それは鹿島アントラースのチームでの長いプレーがあったからですね。
土居のクロス、鈴木のサポート、など組み込んだチームならではのコンビネーションが出ました。
サッカーでも、テニスでも Plan → Do → Check → Act大事です。
ワールドカップの国代表では、いろいろなチーム、海外から戻る選手などなど、
直前に合宿はするでしょうけれど、
阿吽の呼吸になるには、相当な練習時間が必要です。
阿吽の呼吸、ブライアン.ブラザーズの練習法。
日本がUAEに不覚を喫したのは、
海外からの選手を戻して、チーム作りの日本と、
ほぼ同じチームで行動しているUAEとの差と言われています。
逆に言うと、クリスチャーノ・ロナウド、セルジオ・ラモス、マリオ・モドリッチなどのスタープレーヤーは、
どこに出されても、ちゃんとプレーできるからスーパースターなんでしょうけれど。
それから鹿島がチームとして凄いと思ったのが、
勝ちに行っていました。
負け犬になってはいけない。
普通は日本の代表と言えども、名門チームと対戦すると、守って、チャンスで攻める
なんて要領の良い事を考えますが、
鹿島は、相手、レアルマドリッドの名前を恐れず、
クリスチャーノ・ロナウドの名前を恐れず、プレーしました。
クリスチャーノ・ロナウドの突破を、鹿島が組織でしっかりつぶして、
イラついていました。
延長戦で、ハットトリック達成はさすがですけれど。
勝ちに行ったからこそ、相手がひるんでスキが出来たんですね。
これもダブルスで重要な事です。
ワイドに開くか、
センターセオリーで中央突破か。
気持ちで負けない事ですね。
スポーツは心.技.体のバランス。
サッカーは走り続ける、
テニスも諦めたら負け。フェデラーに初勝利した時の錦織圭
相手を恐れない。
N.ジョコビッチに初勝利した時の錦織圭。
視野を広く持つことも大事です。
鹿島の選手達、全員がしっかり全体を見ていました。
相手はポジションを入れ替えて、揺さぶってきますが、しっかり対応していました。
ダブルスの時に誰を見る、観るか、凄く大事です。
ボールの行方にとらわれていると、相手のポーチが見えません。
少し前に、ダブルス上達のコツを紹介しました。
ダブルス勝利の陣形 基本編 これってそのままサッカーの鹿島の戦い方でしたよね。
1:基本陣形を叩き込め
→レアルマドリッドは4バックから攻め上がります。
それに対抗する鹿島のデフェンスです。
昌子選手のデフェンス力、クリスチャーノロナウドをしっかり抑えました。
2:ペアの連動
→相手は個人技できます。スーパースターには1対1では勝てません。
それに対抗するには数人で組織を作ります
3:陣形の変化に対応
→主力選手は自由に動きますが、どこに行っても数人で守備をします。
運動量が豊富でないと、最後まで戦えません。
4:陣形は流動的 変化するもの
→ 相手は頻繁にフォーメーションを変えてきます。
すぐに対応する必要があります。
ダブルスは陣形を崩すゲームです。
こんな台形フォーメーションになったらどうしますか?
5:サービス陣形 主導権をとる
→ ボールを持ったら攻める。
一度下げてから展開する、今までの日本のチームと違いました。
攻撃を常に視野に置いてます。これが鹿島の強みです。
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