錦織 逆転で ビッグサーバー破る 疲れ果てての勝利は立派 ローマ2016

イタリア国際 錦織 V.トロイツキに逆転勝ち
錦織圭 得意の逆転勝ちだが、第1セットを終盤に落とす、嫌な展開。
 月さんの予測はこう。

 土ほこりが舞う中、試合は始まった。
 試合中水が撒かれる、コートコンディション。
 イレギュラーも多い。
 錦織圭◎ 5-7 6-2 6-3 ×V.トロイツキ
Keivicscore

 V.トロイツキ、1年の出場停止を受けていたが、見事なカムバック。
 サービスが良かった。リターンの良い、錦織圭に読ませない。
 コーナーぎりぎりにエースが飛んでくる。
 最速で200キロ超え。1stサ-ビスの平均スピードは190キロで錦織圭を大きく上回る。
 錦織圭は、ダブルフォールトが無かった。サービスの安定性が増している

 不思議な事に落としたセット、1stサ-ビスの確率は高く、そこから少しずつネットし始めた。
 身体のバネが落ちている。
サービスは全身運動
 脚部からのKeiserroma

 運動連鎖
 スムーズに
 ラケットヘッドが
 走るかどうか。

主婦の方にお勧め、肩を回す練習法

 1stサ-ビスの確率が高く、ダブルフォールトを大きく減らしている。
 錦織圭が負ける時は、1stサ-ビスの確率が落ちて、ダブルフォールトが増える時だった。

 V.トロイツキはビッグサーバー、試合展開が早い。
 錦織圭はこの展開の早さが得意。 3連勝の要因はそこにある。
 

 風の中では、集中力が必要だ。
 風を理由には出来ない。風を利用することだ。

 風が強い時は、トップスピンが有利。今回錦織圭の最高は3280回転/分。
 トッププレーヤーの中でも多い。もちろん断トツはR.ナダルの4900回転
 

 さらに、この試合、錦織圭のペースが第1セット途中から急激に落ちた。
 第1セットは 錦織圭はアンフォーストエラーが15でウィナーが6本。
 これは負ける時のデータ。
 明らかに、サービスのスピードが落ちた。
 第2セットが始まる前に、トレーナーと医者を呼び、結局医者から錠剤を処方してもらった。
 試合後のインタビューで語っていたが、連戦の疲れが出ている、との事。
 試合が終わったら、1日あるので、ゆっくり休む、と辛そうに語っていた。

 でもその体調が万全でない中、サービスのスピードが落ちる中、
 速攻を多く使う。
 アンフォーストエラーを減らし、ウィナーが増えて来る。
 体力を消耗しない作戦に変更だ。
 その結果、サービス力を活かして、早い展開に持ち込みたい、V.トロイツキに対して、
 4回以内のラリー勝負で48-49 のほぼイーブン。
 5-9のラリーでは16-31と大きくリードした。
 これがV.トロイツキの焦りを誘う。

 僕は以前から、錦織圭には速攻が有利と、書いている。

集中力を増した錦織圭のウィナー、
 バックハンドのクロス、見事に決まる
 ダウンザラインにもしっかり打ち分け、V.トロイツキが逆を突かれるシーンが増えた。
 錦織圭得意の逆を突くショット
Keibsshortcross

 

 錦織圭は、試合後に、しっかり第1セットの悪い点を修正できた。
 ベースラインの中に入って、アグレッシブに攻める事が出来た。

 出色の出来がドロップショット。V.トロイツキが全く動けない場面が3回。
 
 今日の第2セットからのテニスが続けば、この大会は上位に行けるとはっきり語った。
 疲れを早く取り除いて、活躍を期待したい。
試合のスタッツ
Keivicstats

次はR.ガスケとA.セッピの勝者。これも楽しみ。

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カテゴリー: ATP, クレーコート, コンディショニング, スコア, ストローク, データ分析, マスターズ, 勝因, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 08:23 | コメントは受け付けていません。