真の王者、マレー 強くなった理由 Part2
今年は、N.ジョコビッチに始まり、A.マレーで終わった。
後半、N.ジョコビッチを追い詰め、一気に抜いた。
トップに駆け上がる時には、この様な勢いが必要だ。
今、NO1 A.マレー、NO2N.ジョコビッチがけた違いに強い。
A.マレーが強くなった要因を探っている。
それはそのまま、強い選手を育てる方法になるし、コーチとして知りたいことだからだ。
最初に、A.マレーのテニス環境、コーチング に触れた。
今回は、良きライバル関係について触れてみたい。
少し厳しい見方をすると、R.ナダル、R.フェデラーの2強が後半欠場したチャンスを活かした。
R.ナダルの強さ、クレーコートキング
同じチャンスは、錦織圭にも言えるが、上手く活かせなかったと言う事だ。
その点M.ラオニッチ、M.シリッチは躍進した、
準決勝でA.マレーを困らせた、M.ラオニッチ、
強くなったM.シリッチ。
A.マレーの強さの原点、心の持久力。 まじめな性格。
今年は何度も逆転勝ちしている。
A.マレーには良きライバル、N.ジョコビッチがいたと言う事は非常に大事な事だ。
ビッグ4のライバル関係
初期は、R.フェデラー、とR.ナダル。
次の段階が、R.ナダルとN.ジョコビッチ
そして、N.ジョコビッチとA.マレーの関係 が逆転した。
今年のロランギャロスまでは、N.ジョコビッチの独走状態。
僕も、N.ジョコビッチが断トツで、今年を終えると確信していた。
それがあれよあれよのA.マレーの大進撃。まさに進撃のスコッチ。
去年までなら、R.フェデラー、R.ナダルが、必ず、どこかで立ちふさがっていたが、
この二人が怪我でリタイアしたことも、試合を勝ち上がるうえで楽になったことは否めない。
Big4同士の対戦成績では、A.マレーは全員に負け越している。
その点ではまだまだと言える。
しかし、今年の前半の対戦では、N.ジョコビッチに3勝2敗。
R.ナダルに1勝1敗とできたことが大きい。
今年のA.マレー78勝9敗と好成績。
特に後半は24連勝、4試合連続優勝が大きい。
今年のBig4対決は
A.マレー N.ジョコビッチに3勝2敗
A.マレー R.ナダルに1勝1敗。 いつもの年なら、5回は当たる。
今年のA.マレーの勝敗を、時系列順に最近から紹介しよう。
ATP ファイナル優勝 vsN.ジョコビッチ
M.ラオニッチ
S.バブリンカ
錦織圭
M.シリッチを撃破
パリインドア 優勝 J.イズナー 5連勝
ビエナ 優勝 J.W.ツォンガ 5連勝
上海 優勝 アガット 5連勝
チャイナオープン G.デミトロフ 優勝 5連勝
デビスカップ 負け J.D.ポトロ
USオープン クオーターファイナル 負け 錦織圭
シンシナティ ファイナル 負け M.シリッチ
Rio オリンピック 金メダル優勝 J.D.ポトロ 6連勝
ウィンブルドン 優勝 M.ラオニッチ 7連勝
Aegon優勝 M.ラオニッチ 5連勝
ロランギャロス 優勝 N.ジョコビッチ、 7連勝
セミファイナルでは、S.バブリンカを破っている。
イタリア国際 優勝 N.ジョコビッチ 5連勝
マドリッドオープン 準優勝 N.ジョコビッチ
セミファイナルでR.ナダルに勝っている。
モンテカルロ 負け セミファイナル R.ナダル
マイアミ R32 負け G.デミトロフ
インディアンウエールズ R32 負け F.デルボニス
デビスカップ日本戦、錦織圭、ダニエル,太郎に勝利
オーストラリアンオープン ファイナル 負け N.ジョコビッチ
錦織圭を強くした男。
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25日からです。
ATPファイナルでも活躍した、M.シリッチのクロアチア。
今年復活してブレークした、J.D.ポトロのアルゼンチンと激突します。
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