Miami2017 3回戦 錦織圭、ベスト16に進出
錦織圭の相手は、元トップランカー、F.ベルダスコ。
スペイン特有の、超超ヘビートップスピン、サービスの回転も半端ではない。
回転男、それがF.ベルダスコ。ダブルスも上手い。
シングルス3回戦が行われ、錦織圭が激しいラリー戦を制した。
ブレーク、ブレークバックの流れが動く。
先に流れに乗るのは?
このコートサーフェイスはインデアンウエールズと違い速い。 錦織圭は得意としている。
錦織圭は2回戦のK.アンダーソン戦の様な、テンポの良い、サービスゲーム を展開したい。
2錦織圭◎ 7-6(2) 6-7(5) 6-1 ×25F.ベルダスコ 2時間44分の大激戦。
強烈な打ち合いを制して6年連続のベスト16進出。
お互いに多くのブレークチャンス、もつれる展開。
錦織圭が第3セットでペースをつかんだが、
F.ベルダスコの1stサ-ビスにタイミングが合ってきて、リターンポイントが増えたこと。
ブレークチャンスと獲得ポイント。
第1セット先にブレークしたのは錦織圭。
この日、第2ゲームで早くもブレークに成功した錦織だったが、
連続で凡ミスを犯すなどペースを乱してベルダスコに2度のブレークを許しゲームカウント4-5に。
その後、第10ゲームでブレークバックに成功してタイブレークへ持ち込み、
連続ポイントでベルダスコを引き離して第1セットを先取する。
続く第2セットでは、ギアを上げた錦織が1度のブレークに成功してリードを守り切るかと期待されたが、
第10ゲームでサービング.フォー.ザ.セットを迎える。
しかし、取り切れずにブレークバックを許して再びタイブレークへ突入。嫌なムード。
このセットを落として勝敗はファイナルセットへもつれ込む。
錦織圭の丁寧なストロークが目につく。
逆にそれだけF.ベルダスコに打ち込まれたと言う事だが。
インデアンウエールズのJ.ソック戦 の轍を踏まないように、打ち合いを避けた。
少しずつリズムを掴み試合を支配した錦織は、
エア.ケイを披露するなど最後はベルダスコを圧倒し、勝利を手にした。
錦織はベルダスコとの対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。
試合展開
最初から飛ばす、先行逃げ切り型F.ベルダスコ
相手の様子を見ながら、最後に振り切る、錦織圭。
最終セットに強い、良いのか悪いのか。
体力温存を考えると、、、。
序盤で様子を見る悪い癖
サービスの違い
1stサ-ビスのポイント獲得率が高いF.ベルダスコ
2ndサービスでの調整を試みる、錦織圭
F.ベルダスコのキックサービス、真似したいでしょうけれど、
筋力トレーニングが無いと、テニスエルボーの原因になりますから、 要注意!
ストロークの違い
基本的にほとんどがハードヒットのF.ベルダスコ
超超トップスピンのF.ベルダスコ。ボールが曲がってすとんと落ち、
さらに弾んで伸びる。
スペインの選手に多い。もちろん代表はR.ナダルだ。
この試合、錦織圭は、コンパクトはスウィングで、丁寧にコースを突いた。
その回転に押されないように、高い打手で抑え込む。
錦織圭の高い打点のストローク
第3セットでは、流れをつかむと、エアーKも飛び出し、一気に引き離した。錦織流。
ストローク戦、ベースラインの位置。
下がって、ガンガン打ち込む、F.ベルダスコ。
ラリーの展開によって、ベースラインから前後する、錦織圭。
コートを上手く使う。システム5。 このシステムを知ると、テニスが強くなる。
ストローク上達の、レッスンドリル
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次の4回戦では、世界ランク57位のF.デルボニスと対戦。
錦織が位置するボトムハーフではシード勢の早期敗退が相次ぎ、
下半分では錦織以外の全シードが敗退。
上半分では第5シードのR.ナダル、第13シードのJ.ソック、3回戦進出。
第3シードのM.ラオニッチはハムストリングの負傷により3回戦を前に棄権している。
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