錦織選手 ストローク戦で勝つ 逆を突く

錦織圭の決め技 ストローク どの様に相手の逆を突くか
 錦織選手、得意のストローク。ラリー戦からどの様に決めパターンに持って行くか。
 皆さんはどんな展開を考えますか?
 力のの差があるのであれば、強いボールを相手に打っているば良いが、
 トッププレーヤー同士のラリーでは、展開を考える必要がある。
 ストローク戦でも、勝利の法則は同じ。
 自分得意ショットで、相手の苦手を攻める事。普通は、フォアで、相手のバックを攻めることになる。
 フットワークで勝る場合は、クロスのラリーで相手を揺さぶる。
 相手もコースは読むので、その逆を突く余裕があると最高だ。
 錦織選手を含めてトッププレーヤーは虎視眈々と逆を狙う。

 ストロークラリーの観察。
 A.ドルゴポロフ戦
 この時、A.ドルゴポロフも勝負を仕掛けて、お互いにベースライン付近で下がることなく
 打ち合った。

 クロスのつなげるラリーで片道、1,1から1,3秒。
 スライスはもう少し時間がかかる。

 ここからダウンザラインに打つ時は、1秒以内で飛んでくる。
 予測していないとカバーは難しい。

Keirallyspeed

 メキシコオープンで見せた、錦織圭の強さ。
 メンフィスの決勝で敗れたK.アンダーソンが、世界屈指のストロークと錦織圭の事をよんだ。

それだけ、錦織圭のストロークは威力がある。
 センターで打ち合っていても、相手はじりじり押されてしまう。

 錦織圭のストローク 威力増す
 

 トッププレーヤーでも、フォアで打たれたくないから、どうしてもバックにボールを集める。 
 左サイド、バックハンドクロスのラリーが多くなる。

 とは言え、このバックハンド、浅くなったり、
 ボールが緩かったりすると一発でフォアに回り込まれる。

 フォアに回り込む原則  

 クロスのラリーは様子見、偵察隊だ。
 ストロークの基本はクロス  

 困った時はセンターに深く返す。相手に角度をつけさせないためだ。
 

 ここから、深いボールが行くか、浅いボールが来れば、
 勝負が始まる。

 クロスのボールは、打つ方に余裕があり、相手を走らせることができるが、
 浅くなると、ショートクロス、フォアに回り込みがある。

 クロスの展開からダウンザラインに打てば、
 相手は構える余裕が少なくなる。

 しかし一般プレーヤーでは、クロスのボールをダウンザラインに打つと、振り遅れやすい。
 少しでもタイミングがずれると、振り遅れ、外に切れる。

 ダウンザラインで勝負するには、しっかり相手のボールを引きつけ、相手の動きを見て、
 振り抜きを速くする必要がある。

 相手が打ち、センターに戻るのフットワークをした時に、逆を突くダウンザラインを打つ。
 これが錦織圭は上手い。
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 錦織圭のダウンザライン 

 クロスのラリーを80-90%のスピードとすると、ダウンザラインはほぼ100%で打ち抜く。
 とは言え、相手にばれないように、
 十分肩を入れ構えを作り、相手をけん制、そこから一気にインサイドアウトに振り抜く。

 ストローク上達にはラリーから ミニテニスラリーの勧め
  

 N.ジョコビッチのラリー、コース練習 一般プレーヤーにも凄く参考になる練習だ。
  

 試合に勝つ要素 展開力
Sayingkeisthide

本日の御教訓 ストローク使い勝手
 攻める守るのメリハリを
 1:守りはクロス
 2:攻めはダウンザライン
 3:逆を突く

こんなストローク練習メニューをたくさん紹介。
レッスンマニュアル ドリル選270 DVD版
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 D.フェレール 錦織圭 アカプルコファイナル動画

ニック.ボロテリーテニスアカデミィー、ヘッドコーチ、G.ハラミロ 錦織圭の最新ストローク上達法

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カテゴリー: コーチ, シングルス, ストローク, 戦略, 錦織圭 | タグ: , , , , | 投稿者tsukky 06:48 | コメントは受け付けていません。