錦織 苦しい状態から、激しいストローク戦を制する。
新しいストローク戦、速い、角度がつく
もっとも新しいテニスを披露する、錦織圭とキリオス。
ストローク戦で、魅せるテニス。
新しい世代のテニスだ。 ミサイル同士の空中の様相だ。
より速く、早く、高い打点で、角度をつける
観客は二人に惜しみない拍手を送った。
観客のマナーが悪い、キリオスも余り良くないけれど。
携帯が2度なったことと、サービス前に、観客が動くことが多く、それが興覚めだった。
ウィンブルドンの様なマナーでテニス入ってもらいたい。
二人のタッチ、フィーリングは最高。極限のパフォーマンスを見せてくれた。
マドリッドオープン2016 クオーターファイナル
錦織圭◎ 6-7 7-6 6-3 ×N.キリオス
![Keikrygiosscore Keikrygiosscore](http://tsukisan.cocolog-nifty.com/blog/images/2016/05/07/keikrygiosscore.gif)
またもや薄氷を踏む戦い。
錦織圭が勝てた要因は、冷静に戦い続けたと言う事。
テニスは確率のスポーツ。
テニスと確率
ゲームで![Saypercent Saypercent](http://tsukisan.cocolog-nifty.com/blog/images/2016/05/07/saypercent.gif)
再スタート
セットで
再スタート
だから
ミスは忘れて、
次に集中、
これが重要!
そして、冷静に自分を失わなかった事
ミスを振り返らない事。
アンフォーストエラーは錦織圭が少ない事を自覚して、
自分を信じて戦い続けた。
キリオス戦予測
案の定ドロップショットからネットプレーの応酬。
序盤はキリスのフットワークが冴えたが、第2セットから、錦織圭のタフさが光った。
中尾トレーナーのお蔭だ。
彼がチームに入ってくれたおかげで、怪我は減り、欠場数が激減。
スピードもアップしている。
追いついたボールはしっかり勢いがある、
![Sayingkeireswing Sayingkeireswing](http://tsukisan.cocolog-nifty.com/blog/images/2016/05/07/sayingkeireswing.jpg)
第2セットから、キリオス得意の叩き込み、ミスが増え始めた。
これも持久力の勝負。 錦織圭との長いラリー戦を嫌うと思われた、キリオスだが。
どうしてどうして、バックハンドのクロスでの良い打ち合いが続いた。
序盤は先にダウンザラインで展開を変えた、キリオス。
しかし次第に、錦織圭がコースを変えて、試合を支配。
バックを警戒する、キリオスのフォアで逆を突くケースが増えた。
この点で、錦織圭は戦略的、頭脳的、 キリオスは体力も消耗した。
キリオスが試合を支配して錦織圭を左右に振る。
しかし錦織圭のデフェンス力の良さ、スライスが深く返り、ペースを変える。
そこからの逆転も増えてきた。
N.ジョコビッチ得意のカウンターだ。
クレーコートは持久力が大事だ。
警戒していた、ランチャーフォアは出ずじまいだった。
それだけ錦織圭がボールをコントロールしていたという事だ。
超強烈なキリオスのサービス。
ワイドにセンターに、![Krygiossercourse Krygiossercourse](http://tsukisan.cocolog-nifty.com/blog/images/2016/05/07/krygiossercourse.jpg)
エースが襲い掛かる。
最速は220キロ
を記録した。
サービスゲームは
キリオスが主導権を握る。
1stサ-ビスの確率は高いし、
ポイント獲得率は高い。
要所でのエースは18本。2ndサービスでも平気でとって来る。
1stサ-ビスでキリオス、2ndサービスで錦織、サービスのトータルで同率。
錦織圭がブレークポイントを与えなかった点は凄い。
さすが、第6シードの意地だ。
でも錦織圭は少しずつ、読み始め、反応する。
こうなると少しずつ、キリオスにプレッシャーがかかる。
第1セット、タイブレーク、最初にミニブレークしたのは錦織圭だが、追いつかれる。
そのまま逃げ切られた。キリオスの上手くなった点だ。
第2セットのタイブレークは、逆に、錦織圭が始終リードした。
これが良かった。
キリオスのタイブレーク、今年は非常に良い。
サービス力がある選手がタイブレークは有利だ。
2015マドリッドオープン キリオスがR.フェデラーを3回のタイブレークで破った。
今年も因縁のS.バブリンカ戦、2回のタイブレークを制している。
リターンゲームは錦織圭が良い。
デフェンス、走らされてもショットが安定している。面が安定している。
それもスライスでの返球で、キリオスの強打、少しずつブレ始める。
スライスは、予測で書いた通り、重要なファクターとなった。
![Keibsdefence Keibsdefence](http://tsukisan.cocolog-nifty.com/blog/images/2016/05/07/keibsdefence.jpg)
試合のスタッツを求めてみた。
![Keikrygiosmadrystats Keikrygiosmadrystats](http://tsukisan.cocolog-nifty.com/blog/images/2016/05/07/keikrygiosmadrystats.gif)
アンフォーストエラーは二人とも多い。
こんな時は荒れた試合になる。錦織はもう少しで巻き込まれそうだった。
課題は、ゲームポイント、セットポイントなど重要な場面、
ブレークチャンスで取り切れない事。
無理なフォアの回り込みで自分を苦しめる事が多い。
フォアに回り込むにはフットワーク練習が必要だ。ナダルのスムーズさがが欲しい。
N.ジョコビッチ、R.ナダルは、ここでギアを上げて一気にゲームをもぎ取る。
象徴的なシーンが、ファイナルセット、錦織圭のサービングフォアマッチ。
錦織圭の5-3 40-0. この場面、トッププレーヤーなら、1ポイントは落としても、軽く
フィニッシュに持ち込む。
R.ガスケ戦もマッチゲームを落とした。
お互いに視力を振り絞っているから仕方ないのだが。
嫌な雰囲気が漂う。
錦織圭自身も気持ちは、冷静ではなかったはず。
これを助けたのが、キリオスがいらだちを見せ始め、
イージーミスが出始めたこと。
先の予測で、この試合心の強い方が勝つと書いた。
最初に切れたのは、キリオス、ラケットを投げた。
試合中ラケットを投げると、なぜ負ける???
シングルス、勝利の法則
メンタル.タフネス、4つの次元のどこに自分がいるかを感じる。
フットフォールトでいらついたが、2ndサービスはきっちり入れた。
錦織もいらだち、ボールを後ろの壁にぶつけた。良く、ウォーニングを取られなかったと思う。
サービスの時間で、錦織圭もウォーニングを取られた。
強い自分の裏には、強い心が必要だ。冷静さが基本。
![Keisayingrelaxravender Keisayingrelaxravender](http://tsukisan.cocolog-nifty.com/blog/images/2016/05/07/keisayingrelaxravender.gif)
キリオス 超スーパーショット ハイライト動画
元から股抜き。股抜きボレー、と奇抜な技を多く使うキリオス。
男子シングルス 準決勝
A・マレー(2) vs. R・ナダル(5),
N・ジョコビッチ(1) vs. 錦織圭(6)
男子シングルス 準々決勝
○A・マレー(2) vs. ●T・ベルディヒ(8), 6-3, 6-2
○錦織圭(6) vs. ●N・キリオス, 6-7, 7-6, 6-3
○R・ナダル(5) vs. ●J・ソウサ, 6-0, 4-6, 6-3
○N・ジョコビッチ(1) vs. ●M・ラオニチ(11), 6-3, 6-4
ジョコビッチ戦を見据えて
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作戦ボードの詳しい内容は
ロブを表示出来る作戦ボード
![Lob Lob](http://tsukisan.cocolog-nifty.com/blog/images/2016/05/02/lob.jpg)
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