ビッグサーバー対決 サービスの魅力 マイアミオープン2015
プロのテニスの醍醐味は、エース、ウィナー。
男子シングルスではサービスエースも大きな魅力の一つ。
サービスエースだけで決まると、面白くない。
日本人的な発想だと思う。
彼らビッグサーバーの速さは真似出来ないけれど、サービスの良い点を学ぼう!
インディアンウエールズ 錦織圭はF.ロペスのビッグサーブに敗れた。
220キロを越せるサービスはフラットでなれば無理。
サービス力が大きな要素の男子シングルスでは長身は圧倒的に有利だ。
でもよくしたもので、長身の選手は、リターン力が弱い。
もちろん2メートルを越す、長身から打ち込める外国人の優位さもあるけれど、
それを返す、R.ナダル、錦織圭のリターン力、これも魅力だ。
そんなサービスキングの勝者が、錦織圭とベスト8で戦う。
その情報を得る意味でも、ビッグサーバーの戦いを観察してみた。
イズナー ラオニッチを破る。 ノーブレーク 3セットともタイブレーク。
しびれる試合。
220キロのサービスが飛び交う。
二人合わせて38本のサービスエース。
25本のイズナーが圧倒するが、ラオニッチは一歩も引かない。
サービス関係の記録男 イズナー ギネスの記録。
1試合112本のサービスエース。
イズナーのスカイハイサービス。
208㎝ のイズナー
196㎝のラオニッチ
211㎝ はI.カルロビッチ
フラットサービスを打てるのは、身長が190㎝くらいないと、難しい。
空気抵抗で減速して、サービスラインに入れることが難しいのだ。
だから 身長が180㎝以下のプレーヤーは、打ち上げ感覚 が必要だ。
ラオニッチ、196㎝の長身でも、これだけ脚部を曲げ伸ばしする。
より回転をかけて、安定性を出すためだ。
ビッグサーバー、意外と、ダブルフォールトが少ない。
安定性もあり速い、だから相手の選手は苦労する。
2ndサービスはさらに脚部の曲げ伸ばしを使う。
キックサービスを打つためだ。
最近、錦織圭の強さは、サービス力のアップにある。
完全なサービスキープでフルセット。これがグランドスラムだったら、
イズナーはフルセット男。
今年のサービスエースの多さ。1試合平均を出した。
1stサ-ビスのポイント獲得率
1位 I.カルロビッチ 85%
2位 イズナー 83%
3位 ラオニッチ 83%
75位 錦織圭 75%
2ndサーブのポイント獲得率
1位 イズナー 62%
2位 N.ジョコビッチ 61%
3位 ラオニッチ 60%
13位 錦織圭 56%
サービスエースの多さ
1位 I.カルロビッチ 22.1本
2位 イズナー 19.5本
3位 M.ラオニッチ 19.4本
錦織圭 5,5本
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