錦織圭 綱渡りの勝利 マイアミ2017 課題は?
熱戦が続くマスターズ。
A.マレー、N.ジョコビッチの上位2人を欠く中で、
錦織圭、S.バブリンカがシードを守っている。
注目を浴びているのは、今ノリに乗っている、R.フェデラーとR.ナダル。
錦織圭は第2シードを死守したい。優勝を狙うのはもちろんだが、
錦織得意の速いコートサーフェイス、マイアミは得意。
ビッグサーバーの競演
しかし、錦織圭のドロー、シードダウンが続いている。
そんな中、錦織は順調に勝ち上がっていた。
調子の良かったK.アンダーソン戦。
しかし、波に乗れなかったF.ベルダスコ戦。
試合も勝ち上がって来れば、下位の選手とは言え、相手も強い。
去年のこの大会、上り調子のA.マレーを破った。
去年最高ランク33位を記録。
デルボニスは強い時のR.フェデラーを破り脚光 を浴びたアルゼンチンの選手。2013年だ。
190㎝の長身、J.D.ポトロのサースポー版。
F.ベルダスコ戦を前に、錦織圭は、サースポー対策で練習をしていた。
球筋には慣れているはずだが、、。
今、アルゼンチンはJ.D.ポトロを核に、デビスカップでも去年優勝している。
アルゼンチンは、国を挙げてのテニスへの熱、声援もサッカーのノリで過激。
錦織圭◎ 6-3 4-6 6-3 ×F.デルボニス
試合がもつれた、第1セットの楽勝から、第2セットは一気に相手に、
第3セットも悪い流れ、サービスが原因だ。
そこを修正したのは、錦織圭の実力だが、体力消耗が激しい。
左脚部の痛みでトレーナーを呼ぶ。
試合のスタッツ
ブレーク数では錦織圭だが、相手に効率良く取られている。
錦織圭は、逆に勝つ時は効率良くブレークする選手。
逆に、ここ数試合、簡単にブレークされることが多い。
粘りを感じられないのが心配。
錦織圭の粘り。
テニス 勝利の法則
短いラリーではデルボニス、ラリーが続くと錦織圭。
ウィナーでは錦織圭だが、アンフォーストエラーが非常に多い。
サービスだ。特にダブルフォールトが響いている。
この試合、1stサ-ビスの確率がセットごとに動く。
安定性に欠ける、これが試合の流れを作れない要因だ。
1stサ-ビスのポイント獲得率は第3セット50%と極端に低い。
錦織圭の調子を占うのは。良くも悪くも、サービス力。
トッププレーヤーは、ほとんど1stサ-ビスのポイント獲得率が良い時に勝つ。
錦織圭の場合は、2ndサービスのポイント獲得率が大きく左右する。
今年の出だし、1stサ-ビスの確率が悪く、修正に苦労してきた。
1stサ-ビスの確率は60%と良くはなっているが、2ndサービスのポイント獲得率が勝利に貢献することが多い。
信じられない、
第3セット、
最初の
サービスゲーム、
4回の
ダブルフォールトを犯す、
常識的にはこれは
ゲームを落とすパターン。
何とかキープするが、
第3ゲームでダウン。
流れを引き寄せられない。
第2シードの意地で、何とか試合には勝ったが、
左の膝、太ももの調子が心配。
サービス、ストロークと運動連鎖の起点となっている脚だかからだ。
サービスゲーム、速い展開でポイントを取れれば、疲労も少ない。
ラリーが続く展開になっている。
3球以上のラリーでは錦織圭が優勢だが、それは自分の体力を奪う事になる。
この試合、錦織圭はアンフォーストエラーが目立つ。
ウィナーも多いが、プラスマイナスでマイナス14。
これでは相手がトッププレーヤーでは勝てない。
デルボニスのウィナーの少なさに助けられた形。
アンフォーストエラーは気になるが、バックハンドが少ないノア錦織圭らしいところ。
錦織圭が勝つ時は、アンフォーストエラーを抑えるデフェンス力主体 のA.マレータイプ。
次に向かっての修正が必要。
次の相手は40位F.フォジーニ イタリアのハードヒッター
ダブルスも上手いが気分イムラがあるので、そのペースに巻き込まれないようにしたい。
錦織圭の2連勝、通算2勝1敗
しかし直近のマドリッドは瀬戸際の勝利
そのまま勝って、R.ナダルと対戦すると面白いのだが。R.ナダルはJ.ソックと対戦する。
錦織圭は膝の調子を見ながら、集中力を高める必要がある。
膝が悪いと、サービス、ストロークとスピンのかかり方が悪い。少し心配だ。
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