早朝練習に行ったら、もっと早くからポーンポーンとテニスボールの音が響いていました。
松岡修造君がお子さんと練習していました。
私がちょっと話があって行こうとしたら、恐い顔してお子さんに注意を与えていたので、フエンスの外に隠れてタイミングをはかっていました。
「あれ?直子さん?」
私のシルエットだけで私とわかるのは、さすが修造君、偉い!
修造君、忙しいのに早く起きてお子さんを教えるとは、良いパパになったなぁと感心したわけです。
彼は今ほど有名な人間になっても、礼儀正しく、テニスの先輩を敬い、後輩を可愛がります。茶目っ気もあるので、そんな彼を嫌みに感じる人はいません。
子供の頃からちょっといたずらっ子で、でも憎めないから、人々に可愛がられてはいたけれど、まさかテニス界を牽引してくれる存在になろうとは、思いもよらなんだ。(笑)
〓〓〓〓佐藤直子 〓〓〓〓