錦織圭君の試合が終わり、ジョコビッチの試合を少し見て奈良くるみちゃんの試合に駆けつける途中で、ナダルが練習をしていました。
よく言えたのですが、写真を撮ろうとしたら前の方の帽子が大きく入っていました。
でも、ナダルのボールの打ち方と言ったら、毎回ボールがパンクするのではないかと思ってしまいます。
今日は11時からの第一試合、いよいよ日本の誇る錦織圭選手がオーアウトらリアンオープン1回戦に登場しました。
圭君は人気者なのでハイセンスアリーナというスタジアムコートでの試合でした。
私が現役だった頃は1回戦を突破することがすごいことだったのに、全く危なげのない余裕の試合に、私は「ああ、日本テニス界にこんな時代が来たのだ」としみじみ思いました。
相手の選手もすごいのですよ。
でも余裕。
本当にテニスの王子さまの越前竜馬みたいな感じです。
特に大きくもなく、がっちりしているわけでもないのに(当然鍛えているので無駄のない筋肉質な体ですよ。勿論。)、相手が力づくで打ち込んで来ればスライスでいなしたり、スライスでいなすのかと思えばバシッとカウウンターパンチ。
相手のサービスエースかと思えば早いタイミングの短いスイングで面だけ合わせてのリターンエース。
本当に素晴らしかったです。
今日ハイセンスアリーナは指定席のないスタジアムなのです。それで昨日福井烈君が「明日錦織、ハイセンスじゃなきゃいいけど」と言っていた意味が分かりました。
私は運のいいことに昔オーストラリアンオープンシングルスでベスト8、ダブルスで準優勝したことがあるので「ラストエイトクラブ」という資格があって、ロッドレーバーアリーナ(センターコート)でも座席を取ってくれるのです。ただハイセンスアリーナは指定席ではないので早くいった順番に座ったもの勝ちなのです。
私が朝早めハイセンスに入ったら、もうかなり一杯。すごくまぶしい方の席が少し空いているだけでした。どうにか縦から見られる席が一つ確保できてラッキーでした。
それで、10時半ぐらいからなんか小さな子供たちが出てきてプレー&ステイ(ミニテニスのようなもの)を始めたのです。すごく楽しそうでした。スタジアムコートで子供たちにプレーするチャンスを与えてあげる粋な計らいですね。楽しそうだったので写真を乗せておきますね。
今日の朝のコートは実はダバディーさんが取ってくださいました。
ダバディーさんとは以前日本でもテニスして頂いたことがあります。
ダバディーさん、ドロップボレーが上手いの。
優しいタッチでネット際に落とすのです。
米山さんはすごい運動神経で、私が失敗して相手がぶつけてきたようなボールを反射ボレーで返して、何回もポイントを稼いでくださいました。
ヨネックスの方々、ひどいですよ。
社長さんにも容赦なく打ち込むのです。でもその方がゲームは楽しいですよね。
今日久々に審判台と言うものにのりましたが、あれ見にくいですね。審判、よく見えますね。感心してしまいました。
私は米山さんとダバディーさんたちのダブルスに審判をしましたが、入ったかアウトかわからないし、楽しくお話ししている間にスコアーは忘れるし、みなさんに笑われてしまいました。
最高に楽しいテニスでした。
ダバディーさん
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昨晩、とっても嬉しい連絡が入りました。
今日の朝7時からヨネックスの米山さんがテニスに誘ってくださったのです。しかもナショナルテニスパーク(オーストラリアンオープンの会場)で。
私はこの10日間テニスができないと思うと辛くて辛くて、会う人みんな(ダテックのコーチの中野陽夫君、日比野なおさんのコーチの竹内映二君、デ杯監督の植田実君…)に「ラケット持ってきた?練習しない?」と声を掛けては嫌われていました。(笑)
でも、植田君に声を掛けたのが運の始め。ちょうど横にヨネックスの金増さんがいらして、米山さんに言ってくださったのかな。感謝感謝。
実はこちらに来るとき米山さんご家族と日本からのフライトが一緒でした。ご挨拶はしたのに「テニスしてください」と言い忘れ、シドニー空港のメルボルン行きのゲートで米山さんを待ち受けていたのです。
ところがフライトが違ったみたいで、お願いできずに残念に思っていました。
そして昨晩の電話。
もう嬉しくて、7時コート待ち合わせで私はストレッチをしないとテニスができないので5時45分に目覚ましを合わせましたが、眠れない!
わくわくして眠れないなんて、小学校の遠足以来です。
でも、ちゃんとテニスができました。ということで今日の私はご機嫌です。
杉田祐一君、やりましたよ。
素晴らしい精神力。
相手はサーブも速くストロークもパワーヒッターだったのですが、祐一君は数回相手のサーブの40-0から、我慢強いプレー、そして思い切ったプレーでデュースに返して、そして何回もデュースを繰り返してた末ブレークしました。
それは相手もイライラしますよね。
立派だったわぁ。
いやいや本当に日本人として誇らしいテニスでした。
祐一君とはメルボルンに着いて初めてホテルからコートへ行くときのオフィシャルカーが偶然一緒だったので、しかもすごく礼儀正しくてナイスガイだったので、なんか情が移って(笑)力を入れて応援してしまいました。
そして伊藤竜馬君がその同じコートでプレーし、これまた大接戦で予選を勝ち抜きました。
私もグランドスラム大会で予選を勝ち抜いたときの喜びを体験しています。ただ道を歩いていても笑みが浮かんできてしまうくらいの嬉しさです。
祐一君の試合は植田デ杯監督と。伊藤竜馬君の試合は福井君と見ていましたが、これで男子は5人も本戦入りだそうで、二人とも偉い喜びようでした。日本の男子が5人本戦なんて、グランドスラム史上始まって以来じゃないかな。女子は会ったと思いますが。
あとは、錦織圭君、ダニエル・太郎君、西岡君です。
オーストラリアンオープンの予選の2回戦が昨日ありました。
私は添田豪君の試合と尾崎りさちゃんと大阪なおみちゃんの試合を観ました。
添田君はすごく残念でした。頑張りましたよぉ。最後の最後まであきらめずに、魂を込めた試合でした。風が強くて突風のようになることもあったので、それはまあお互い様ではありますが一回サーブに影響してダブルフォルトに繋がりました。
相手は結構荒く見えたのですが、バックのダウンザラインがしばしば変なあたりに思えるのだけれどもアウトかと思うとライン上に落ちて「あーあ」みたいなのがありました。
いやあ、予選と言っても、もうすごい試合です。そんじょそこいらの根性では勝てませんよ。
東京国際大学の学生にも帰ったらよくよく話さなくてはいけないなと思っています。
勝ちに対するこだわりが誰よりも誰よりも強い人しか予選を勝ち抜くことはできないということです。
今日は伊藤竜馬君、杉田祐一君、そして大阪なおみちゃんの予選最終ラウンドがあります。
今年は以前泊まったことのあるグランハイアットに泊まっています。ここは部屋の窓からもオーストラリアンオープンの会場であるナショナルテニスパークが見えます。
今朝食を終わって帰ってきましたが、偶然ダテックと一緒でした。
昨日の試合はファースト取られて、7-6でセカンドを取り、ファイナルセット4-2の40-15だったんですって。
ギャーッ!それは惜しい。
ただ、私は昨日もブログに書いたかな? ダテックの試合のはじめの方を見ていて流れとして私だったら6-26-1ぐらいで負けるかなと言う試合の感じだったのです。
スタートして1-1で相手がすごく乗り出してきたところで雨が降り始めて「私ならこの流れなら中止にするな」と言っていたらやっぱり伊達さんがコートの線がツルツル滑るみたいなパフォーマンスをして雨もかなりきつくなったので中断となりました。
昨日は本当に寒い日で、しばらくお土産屋さんにいたのですが、選手にはラウンジとかいる場所があるのに観客にはないのですよね。
それに飛行機の中で映画を3つ見てしまったのでほとんど徹夜だったので、一旦ホテルに帰って出直すことにしましたが、一旦帰ってベッドに横になったら気持ちよくてついつい寝て、起きたら7時でお腹がすいていてそのまま夕食に行ってしまいました。
帰ってからダテックのスコアを見て、私は冷水を浴びたほど感動し、彼女の精神力の偉大さに脱帽したのでした。その素晴らしいダテックのファイティングスピリットをこの私の心に刻みに行くべきだったなとおおいに反省したのでした。
そしてさっき、朝食の場所で会ってファイナルセットの4-2の40-15だったことを聞いて、余計見に行かなかった自分を責めました。
本当に偉大な選手です。立派です。
もっとすごいのはこれから病院に膝の(昨日すごいテーピングを左足にしていました。)セカンドオピニオンを求めに行くと言っていました。私なら43歳で現役をしていて膝が痛くなったら、これでおしまいだなと思ってしまいますけど、彼女は少しも諦めていないのです。「私なら気がいいからすぐ諦めるけど、諦め悪いね」「そんなはずないじゃないですか。直子さんなんか私よりももっと諦め悪いですよ!」とかお互いには冗談をいいながらも、私は心の底で彼女に対する尊敬の意を表していました。勿論テニス界の後輩なので表には出しませんが。(笑)
これから伊藤竜馬君の試合が10時からあるので見に行きます。
メルボルン、寒いです。
夏用の服ばかり持ってきたのに、仕方なく入れて来た成田空港まで来ていた日本の冬用の服が役に立っています。
ホテルから初めてメルボルンテニスパークへ行く車が杉田祐一君と一緒でした。
「これから試合です」と言う言葉に、私も試合を追いかけて世界を回っていた頃を思い出して身が引き締まりました。
杉田祐一君、礼儀正しく素敵な青年です。確か昨年も彼の試合をみてその情熱的なテニスに心が熱くなりました。
杉田君に「寒いよねえ。」と言ったら、「それが昨日は41度で試合が中止になるほど暑かったんですよ」。
暑いなら暑い。寒いなら寒いで選手はどうにでも対応するのですが、暑かったり寒かったり、これはちょっと大変ですよ。
今日は杉田君、桑田さん、伊達さん、江口さんなどが試合をします。