上野駅に来ています。
これから中央改札口で、山本育史君と待つ会わせして、福島へ行きます。
4月29日の東北支援の事前イベントのレッスン会にいきます。
明日は仙台です。
〓〓〓〓佐藤直子 〓〓〓〓
早朝練習に行ったら、もっと早くからポーンポーンとテニスボールの音が響いていました。
松岡修造君がお子さんと練習していました。
私がちょっと話があって行こうとしたら、恐い顔してお子さんに注意を与えていたので、フエンスの外に隠れてタイミングをはかっていました。
「あれ?直子さん?」
私のシルエットだけで私とわかるのは、さすが修造君、偉い!
修造君、忙しいのに早く起きてお子さんを教えるとは、良いパパになったなぁと感心したわけです。
彼は今ほど有名な人間になっても、礼儀正しく、テニスの先輩を敬い、後輩を可愛がります。茶目っ気もあるので、そんな彼を嫌みに感じる人はいません。
子供の頃からちょっといたずらっ子で、でも憎めないから、人々に可愛がられてはいたけれど、まさかテニス界を牽引してくれる存在になろうとは、思いもよらなんだ。(笑)
〓〓〓〓佐藤直子 〓〓〓〓
私の大好きな先輩テニスプレーヤーに左手さん(さでさん)という方がいらっしゃいました。
全日本などでも優勝された方です。
昨日私が練習していたら、母がやって来ました。
私はボールを打ち続けましたが、相手が、母はテニスクラブの役員をしていることもあるし、恐いからか(笑)、ストップしてしまいました。
そしてまた(笑)「フォアを打つ前に左手さんみたいにちょっと体を沈めてみたらどうかしら」というのです。
「えっ?今けっこういい感じで打ってるよ。直して方がいいの?」
「うん、バックに比べてリズムが悪い」
と言うのです。
なんかすごく懐かしい名前を出されてもすぐピンと来るのが親子。
左手さんのイメージでフォアを打ち始めたら、すごくしっくり打てるようになったのです。
実は今日も、バッチリでした。
いやぁ、母はもうよい歳ですが、的確なアドバイスをするものだと感心すると同時に、左手さんに会いたいなあ、と思いました。
〓〓〓〓佐藤直子 〓〓〓〓