錦織の3回戦の相手は、イタリアのセッピをファイナルセットで下したアメリカのヤングであった。
昨年のフレンチオープンでは、セッピに敗れているので 錦織にとってはヤングの方が戦いやすかったのかも?
でも、ヤングは錦織と同年代で、ジュニア時代はヤングが世界No.1だったとか?!
ヤングは現在では、錦織の方が格上だし 失うものがない強みもある。
ジュニア時代の事が頭によぎりながら、錦織を倒すことのみを考えて臨んだ試合ではなかったか?
案の定、第1セットはヤングが素晴らしいプレーで錦織を5ー2まで圧倒していた。
だが、錦織は既に世界のトップ。
そこからが凄かった。
ヤングのプレーを見切り、2-5から5ゲーム連取して、錦織が第1セットを7-5で取った。
それからは、錦織の一人舞台。
結局、7-5.6-1.6-0のストレート勝ちであった。
錦織はこの全豪オープンでは、ドローにも恵まれていた。
だが、彼は既にトップ10位内に入れる実力があると僕は思う。
彼のプレーは、観客を沸かすだけの物を持っている。
世界のスターの一人だと言っても過言ではない。
明後日、ベスト8入りをかけて、ナダルと対戦する。
まず、セットを奪ってもらいたい。
それからが勝負だ!
期待している。