おはようございます、ゆりやです!
今日は朝から晴れて・・・くれますよね?
さて、昨日記載した通り本日のブログは「ゆりやん小話 〜有田焼編〜」でございます!
文章だけになりますが、お手隙の際に読んで下さい!
では、どうぞ!
私が高校2年生だった頃のお話。
修学旅行の行き先は長崎と決まっていたのですが、2日目の行く先は4つの中から1つ場所を選んで、そのグループに分かれて観光するというものだったのです。
全部は覚えていないのですが「軍艦島に上陸」「有田焼と苺大福作り体験」「○○○」「○○○」と選択肢がありました。
私は小学生の頃から今でも大食漢なので、少しでも食べ物のある「有田焼きと苺大福作り体験」を選び、当日を楽しみにしていました。
そして修学旅行2日目、グループに別れて向かった先は古き良き佇まいの大きめの古民家のような場所でした。
そこでは粘土を使って陶芸の体験ができるというもので、私はいっぱい飲み物を飲みたいがために少し大きめのジョッキを作りました。
が、届いたものとしては、やはり焼いたら小さくなるということで結局湯呑みになってしまいました(笑)
その湯呑みは今は亡き祖父母に使ってるんですよ!
陶芸の体験を終え、昼食を取り、苺大福作りに向かいました。
ん?
「でも待てよ?」私は思った。
有田焼ってやったか?
私は移動するバスの中、案内をしてくれているガイドの話なんて聞こえるわけもなく、ただただ真剣に考えた。
外を見つめながらそれはもう事件を解く探偵のように。目は細め、親指の腹と人差し指の側面で顎を挟む。
何もないところを見て考えに集中した。
お昼に食べたバイキングか?
いや、だとしたらそんな色々並べてある食材の一つを題名としてしおりを作らないだろう。
今度は腕を組み、目をつむり考えた。
しかし考えても考えても分からない。
バスは進んで行く。
「ねぇねぇ、有田焼ってあった?」そう隣の席で寝ている友達に聞けば答えは分かるだろう。
しかし起こしてまで聞くことか?
私が有田焼きをスルーしてしまっているかもしれない。
そして私が有田焼を知らないことがバレてしまったら?
私は一生有田焼を知らない人間だと友達に馬鹿にされてしまう。
それは嫌だ。
そう考えているうちに苺大福作りの体験場所に到着した。
周りの生徒はなんの疑いもなく次々と降りてゆく。
その様は有田焼がなんなのか知っていると、そう私に言いつけるかの如く。
バスから調理場はそう遠くはない。
聞くなら今しかない。
私は、知らないことは恥ずかしくないと様分に言い聞かせた。
友達ではなく、人を馬鹿にしないであろう先生に、勇気を振り絞って尋ねた。
すると先生はポカンと口を開け、息を吸うこともなく小刻みに笑い始めた。
馬鹿にされないと思っていた自分が馬鹿だったのか・・・。
しかし小刻みに笑いながら言ったその先生の言葉を聞き、本当に馬鹿だったのは自分だということを知る。
「有田焼ってのは、さっき作った陶芸で、お前の言う“煎餅”じゃないぞ・・・(笑)」
衝撃的な事実だ。
有田焼がまさか煎餅じゃないとは。
じゃあ今川焼きも実はあの丸くて餡が入ってるあまいものじゃないのか?
そう、私は有田焼という煎餅と苺大福を食すことができると思ってそのコースを選んだのだった。
おしまい。
ということで有田焼が「佐賀県有田町とその周辺地域で製造される磁器」ということがその時に分かったんですなぁ〜(笑)
今思い返せばだいぶモノを知らない恥ずかしい人だったというわけです。
皆さんもそんな間違い、ありますよね!!
長々と文を書きましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました!
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ではまたレッスンでお会いしましょう!
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