男子ダブルスでサーブ&ボレーしない(ステイバックする)選手について書いています。今回はマレーロです。以前、伊達公子とミックスダブルスを組んでいたこともある選手です。
ダビド・マレーロ(David Marrero)
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国籍 スペイン
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生年月日 1980,4,8
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身長183cm 体重85kg
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右利き 片手打ちバックハンド
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サイド デュースサイド
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主な成績 2013年 ATPツアーファイナルズ 優勝(w/ベルダスコ)、2015年 マスターズ1000 ローマ(w/クエバス)
経歴
マレーロはウィンブルドン以外の3つのグランドスラムのダブルスでベスト8に入ったことのある選手です。2013年のウィンブルドンと全米オープンでは日本の伊達公子とミックスダブルスを組んでいました。
マレーロが世界的に脚光を浴びたのは2013年のツアーファイナルズの優勝ではないかと思います。ベルダスコとのペアで、決勝でブライアン兄弟を破っての優勝でした。この年末のランキングは5位で、これが現時点でのマレーロのベストランキングです。
残念ながらマレーロの成績はこの時を頂点に下降傾向にあります。昨シーズンは2大会でツアー優勝を果たしたものの、成績としては27勝21敗とギリギリの勝ち越しでした。しかも昨シーズンはマレーロには固定のパートナーが付かず、大会ごとにパートナーが変わるという状態でした。ペアを組んだ選手の中にはペールやトミックといった、ダブルスにそれほど注力しているとは思えない選手もおり、パートナー探しに難渋したのではないかと思います(もっとも昨年は6月に双子の赤ちゃんが生まれたので、ツアーは二の次だったのかもしれませんが)。2017年シーズンはメキシコのサンチャゴ・ゴンサレスとペアを組み、ようやく固定のパートナーを得たものの、現時点でこのペアの戦績は4勝6敗とあまり芳しくありません。来月から始まる得意のクレーシーズンで巻き返しを図りたいところです。
プレースタイル
2013年のツアーファイナルズ決勝を解説した辻野隆三さんいわく、マレーロの持ち味はプレースメントの良さ、つまりコントロールの良さだそうです。マレーロの試合を見ているとセンターを突いて相手ペア2人の間を抜けていくショットをよく見る気がします。マレーロ本人は得意なショットはフォアハンドだと述べています。
関連リンク
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ATPの選手ページ
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Tennis Explorer選手ページ
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【動画】2013年 ATPツアーファイナルズ 決勝 マレーロ/ベルダスコ vsブライアン兄弟 ハイライト
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【動画】 2017年 カタール・エクソンモビール・オープン 1回戦 マレーロ/ジモニッチvsフィステンブルク/マレー part1、part2に分かれています。
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