2位通過で準優勝

おはようございます!貴男です。
昨日行われたヒートジャパン最終日は、第3セッションで伊藤選手が守屋選手を6-1で破り3連勝、そして僕が添田選手に6-3で勝利したことにより、1勝2敗で僕と添田選手と守屋選手が並びゲーム差で僕が2位通過になりました。
鍋島アナウンサーの解説によると、もし僕が添田選手に勝利したとしても6-4以上であれば添田選手が2位だったそうです。添田選手に最初から6-3以下で勝とうなんて計算できるはずもなく、とにかく初日よりも質の高いプレーをと思ったのが吉と出ました。初日以上に観客の方々の数も多かったし、素晴らしい施設とスタッフと進行のおかげで試合がやりやすかったのは事実です。
内山選手を加えたプロ4人によるダブルスやナショナルコーチの増田健太郎さんと高田充さんペアーとも対戦できて、本当に素晴らしいイベントでした。決勝戦では、3連勝の勢いと実力のある伊藤選手にワンブレークアップの4-3までいきましたが、そこから3ゲーム連取され残念ながら4-6で準優勝に終わりました。伊藤選手のパワフルなストロークやリターンに何とか食らいついていましたが、緩急を習得したサーブやドラゴンショット並みのパスでボレーをはじかれ、本気モードの伊藤選手相手にトップギアーを最後まで維持することは出来ませんでした。
体力的な部分はある程度やむを得ないと思いますが、諦めずに努力はしていきます。それ以上の収穫は、ナショナルチームの彼らとあの最高の雰囲気の中で気持ちよくプレー出来たこと、そして自分の感覚を信じて可能な限りプレーの質を落とさずに自分のスタイルを維持できたことです。
こういうイベントで大切にしていることは、真剣なプレーの中にも楽しさや笑が起こることです。普段のツアーと一緒では意味が無いし、真剣さが足りないと僕らの価値が下がってしまいます。観客・スタッフ・選手が上手く噛み合った時、それがスポーツという分野で成功していく要素であると信じているし、これからもお互いが努力を続けていかなければ発展はないと思います。
最後に今回のイベントを開催するにあたり、メインスポンサーの「空旅.com」様をはじめ、沢山のスポンサーの方々、増田代表をはじめとする運営スタッフ、会場を提供して頂いた大成高校の皆さん、会場に足を運んでいただいたテニスファンの皆さん、本当にありがとうございました。僕を含めた選手5人は、心地よい疲労感を感じながらも全員満足した顔をしていたし、また来年も参加したいという意欲がすでに出ています。
選手担当のMTSスタッフと前田トレーナーには、色々とわがままを聞いてもらい、本当に感謝しています。さすがに全身筋肉痛は避けられませんでしたが、怪我もなく元気にしているので、今日はオフにしてまた明日から練習とトレーニングを再開したいと思います。
それでは、楽しかった2日間の余韻に今日だけは浸りたいと思います。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 08:22 | コメントをどうぞ