おはようございます!貴男です。
昨日は風もなく素晴らしい晴天でしたが、今日の東京は雨です。久々に外でテニスをしましたが、やはりずっとインドアでの練習と試合だったため感覚は違いますね。外の試合になると、相手との戦いだけではなく太陽や風との戦いも必要になります。冷静にそして楽しんでプレーすることが自分のテニスを生かす要因になると思うので、今は我慢しながら調整あるのみです。
さて今日はネットプレーについて、特にボレーについて書きたいと思います。ボレーでの注意点は?と言われると、ラケットを振り過ぎない・打点は前・前に詰めるなどなど一般的に使われているものから、ちょっとした面白いアイデアもあるでしょう。上達するにあたって何が正しくて何が間違っているかが重要ではなく、その人に対して適切な対処法(アドバイス)であり、その人が理解をしているかが重要ではないかと思います。
僕の持論では、ラケットは振ってもいいが飛んでくるボールに遅れることなく間に合い、ボールをコントロールしたいという意味で前方へのスイングはしてもOKにしています。間に合わないのにバックスイングを大きく取り過ぎたり、無駄なスイングが付け加えられているならばダメですよってことです。
そして、打点を前で取るやネットに詰めるということについて最近は??マークが付くようになりました。なぜなら前で打とう・ネットに詰めなきゃと考え過ぎてしまうあまり、焦って打ってしまったり、相手の動きを見れなかったり、自分の体のバランスを崩してしまい次のショットへの動作(フットワーク)が遅れて、しっかり打てずに返球されて立場が逆転してしまうなんてこともあるからです。
ボレーはネットに近ければ近いほど簡単!本当ですか?相手が打つボールが速かったり、ネットギリギリに飛んでくる、またはロブを上手く使う相手に通用するでしょうか?ネットに近づくということは相手との距離が近くなるので、反応と予測が速いこと、なおかつラケットコントロール(テイクバックを含めた準備)が素早くて、短い時間で自分の打つ方向をちゃんと狙えることが必要です。けっしてネットに詰めてはいけないとは思いません。
なぜならネットに近づいて打った方が確実に決められるショットがあるからです。僕が言いたいのは、どんなボールでもネットに詰める・打点を前で取ればボレーのミスが解決されるわけではないということです。だってボールは飛んでくるんです。だから焦らずに自分の体のバランスを崩さない範囲でステップして、打ちたい方向にラケットの面をコントロールして打つタイミングを調整する。
ボールが速かったり、自分からステップインする時間がないなと判断したら、焦らずラケット面をボールの高さに合わせて、素早い準備をして返球することだけを考える。ボレーのミスが多い人は、ボレーを1球で決めなきゃと思ったり、相手に取られたくないと思って厳しいコースを狙ってしまう傾向が強いのではないでしょうか。もちろんまだ書きたいことはあるのですが、頭の中がパニックになるといけないのでこのへんでおしまいです。
それでは、また・・・・・。貴男
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北海道札幌市出身。世界ランキング最高102位。武器はサーブ&ボレー 6歳でテニスをはじめ、堀越学園時代にインターハイで3冠(単複・団体)を達成。1995年にプロ転向。 四大大会では7度の本選出場を果たし、2003年のウィンブルドン選手権と2005年の全豪オープンで2回戦に進出。 また、ジャパン・オープンでは2度のベスト8進出を果たし、2005年には岩渕聡とのペアで日本人ペアとして初のATPダブルス優勝を達成。2006年大会では王者ロジャー・フェデラーから1セットを奪う大健闘を見せた。
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