グアムフューチャーズ・シングルス優勝

こんにちは!貴男です。
今日行われたグアムフューチャーズの決勝戦は、菊池選手に6-3・6-3で勝利し、38歳にしてフューチャーズ大会シングルス初タイトルを獲得しました!!僕がプロになった頃は、まだサテライトという4週間で1つのトーナメントが一番下のクラスだったので、ここ数年間出ているフューチャーズでは、2年前の柏フューチャーズの準優勝が最高でした。
第1セットの第3ゲームでは、雨で2度ほど短い中断があってブレークポイントを取られながらも何とかキープに成功。4-3とリードした第8ゲームでブレークに成功し、次のゲームもしっかりキープして6-3。
第2セットは、1-1からの第3ゲームをブレークしてからは、自分のサービスゲームによりリズムが出てきてキープを続け、5-3のリターンゲームでは、相手のちょっとした隙を上手く付くことが出来て15-40となり1本目のマッチポイントをものにして6-3でした。
菊池選手は、フューチャーズで初めての決勝戦だったようで、本人の心の中は彼にしか分かりませんが、自分のポテンシャルをもっと信じてほしいと思います。これは彼に限ったことではなくて、今大会で対戦した長尾選手や奥選手も同様だと思うし、プロになってフューチャーズを転戦している日本人選手は、正しい方向の努力を怠らないのは当然ですが、それぞれが持っているポテンシャルをどうやったら生かせるのか?をシンプルに考えていけばチャンスは広がってくると思います。
今日の勝因は、今までよりも風が強かったので、スライスをより低くシャープに使うこと、そしてサーブやアプローチからのネットプレーを流れの中でプレーすることに気を付けました。例えパッシングショットなどでポイントを失ってもプレーに流れがあり、ボレーへの入りがスムーズであれば競った場面でもある程度のレベルは確保できます。目の前のポイント欲しさに消極的なプレーでポイントを取ってもゲームそのものを支配できないし、勝ったとしても先がありません。どんな場面でも先を見据えた上で試合を戦いたいし、これからも上手くなりたい強くなりたいと努力を続けていきたいと思います。応援していただいた方々、本当にありがとうございました!!今日は、38歳の道産子プロテニスプレーヤーがフューチャーズのシングルス初タイトルを獲ったという事実を噛み締めながら美味しい夕食を食べてきたいと思います。
最後に今大会、ずっと体と心のケアーをしてくれた横山トレーナーありがとうございました。それでは、また・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 17:12 | コメントをどうぞ