まだまだ長旅(笑)

こんにちは!貴男です。
バンクーバーからは1時間ほど遅れて出発したものの、無事にサンフランシスコに着いて今から約3時間後に羽田空港に向けて出発予定です。先ほどメッセージを書いたばかりなので、何を書いたらいいかな?ただラウンジで待つのもと思い、珍しく?初めて?一日に2度書いてます。
フューチャーズを回っていると金銭的な問題もあると思いますが、コーチやトレーナー(トレーニングトレーナーかケアートレーナー)を帯同させてツアーを回っていることは少ないのですが、チャレンジャーレベルより上になると誰かしらと遠征している選手がほとんどです。コーチと2人であったり、コーチとトレーナーと3人であったり、コーチやトレーナーを選手同士でシェアをしている場合など様々です。もちろん家族が一緒の場合や兄弟・姉妹と一緒など選手をサポートする人がレベルが上がれば上がるほど増えるのがテニス界です。
最近では、選手1人にコーチが2人なんてこともあるぐらいですから、贅沢なスポーツって思われても仕方がないですね。でもいくら選手同士で知り合いがいると言ってもチームではないし、ダブルスを組んだり練習を良くするなんて言ってもシングルスの試合では助けてくれませんから、ある程度の孤独感に選手は耐えられなければいけないし、その中で力を発揮して這い上がっていかなければいけないのは事実です。
テニスというスポーツは団体戦とWTAの大会によっては別ですが、ジュニアからプロまで基本的にコートでは1人です。これがテニスの良さであり難しさなのです。練習ではボールを打ってポイントで上手くいって、更に自信をつけて試合に向かうということも大切ですが、試合で必ず上手くいくとは限りません。だって相手はこちらが上手くいかないようなボールを打ってきたり、戦術を考えてくるのです。だから練習では上手くいかなくなった時の対処法を探っておかなければいけないし、どうやったら少しでも上手くいく方向に転換できるのか練習の中で試しておかなければ試合で実力を発揮することは出来ません。
例えばサーブの練習でボールを打ってコーナーに入ったから喜ぶのか?頭の中のイメージで相手がいて、ポイントの場面や気持ちの面でプレッシャーをかけた上でコーナーに入るのかは大きな違いです。それが例えフォルトしても、すぐに頭の中で考えフォームなのか?トスの位置なのか?タイミングなのか?何かを修正して、次のボールを打てれば正しい方向の努力と言えるし、試合の中でも常に修正が効いて大きく崩れることはなくなると思います。コーチ(トレーナー)も選手もまずは我慢です。
誰もがフェデラーのようにプレッシャーがかかっても何事もなかったように華麗にボールを打ちたいし、滑らかに動きたいのです。上手くいく時といかない時があるから楽しいのではないですか?相手がもっと厳しいところに打ち返してくるから楽しいのではないですか?勝っても勝っても、強い相手が出てくるから楽しいのではないですか?頭の中では理解していても、いざボールを打つと違った動きになったり、思っていたように当たらない狙えないから楽しいのではないですか?
正しい努力は大切ですが、焦ってもイライラしても怒っても方向を間違えるだけです。やれること・やるべきことをコツコツとこなして、我慢強く戦おうではありませんか!って自分に言い聞かせるように書いてみました。
それでは、また・・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 08:42 | コメントをどうぞ