こんばんは！貴男です。
昨日の２０時頃にグアムから無事帰国しました。なぜかグアムに着いてからパソコンの調子が悪く思うようにブログを書けませんでしたが、帰国してからパソコンが回復しやっと書けるようになりました。試合前日の練習で左足を痛めてしまい不安な中で１回戦を迎え、なおかつ右肘のこともありましたので、どこまで戦えるか手探り状態でした。いつもは試合前に３０分ほどアップをするのですが、中途半端に足を痛めてしまったり、そこで痛みを感じてしまうと試合をする気持ちがなくなってしまうかもしれないと判断し、グアムは暑いこともあるのでアップは試合前の５分のみにしました。
ストレッチやステップなどの確認は済ませて最小限で試合をスタートさせ、左足は強めのテープを横山トレーナーに巻いてもらいました。試合は３セットマッチだし、無理に最初から動くのではなく足の具合を確かめながらスタートし、第１セットは落としてもかまわないつもりで戦いました。やはり予想通り４－６で落としましたが、自分の足と相手の感触が分かったことが収穫になり第２セットから勝負を懸けました。いつもよりもネットプレーを多くすること、そして可能な限り相手にプレッシャーをかけ続け、少ないチャンスをものにしてファイナルに持ち込むことに専念しました。
先にブレークされても慌てず、タイブレークに入っても自分のやるべきことをやる！！それがこの試合で出来る最大の努力だと思ってたし、相手に２本のマッチポイントがあっても挽回して第２セットを取れたのは経験が大きいかもしれません。ファイナルセットに入り最初の数ゲームで気を抜いてしまうと急に暑さを感じたり疲労から凡ミスを連発する可能性があったので、正しい状況判断を心がけました。相手を観察し、何を嫌がっているのか？自分のエネルギーはどのくらいあるのか？ボールの感触は？など、必要な情報をまとめながらシンプルなプレーを優先させていたら、相手の選手が４－２の段階で痙攣で動けなくなり僕の勝利になりました。
２回戦が翌日だったので、さすがに右肘が回復せずに痛みがあるままのプレーになりストレートで負けてしまいましたが、僕としては途中リタイアをしたくありませんでした。同じ状態が柏フューチャーズでも起こり、来週に控えている有明フューチャーズも出れるか今のところ分かりません。無理はしたくありませんが、その先のことも含めて正しい判断をしたいと思います。
さて今日と明日はWOWOWにて全仏オープンの解説を行います。現在は雨が降っているパリなので、天気次第の判断になりますが、視聴者の皆さんが楽しめる喋りを目指したいと思います。
それでは、また・・・・・。貴男
