ノッティンガム・全仏オープン

こんにちは!貴男です。
今日から始まるノッティンガムチャレンジャーですが、雨の影響で朝のアップは済ませたものの試合開始が遅れる可能性があります。杉田の試合は、11時からの2ラウンド目に予定されているので、焦らずラウンジで待って試合に備えたいと思います。
さて全仏オープンが終わり、男子の決勝では、ナダルがティームにセットカウント3-1で勝利し、12度目の全仏オープン制覇となりました。前哨戦のモンテカルロ・バルセロナ・マドリードでは、これまでにはない負け方をしていたナダルですが、ローマのマスターズを優勝してから、パリでは毎試合のように調子を上げて7試合を勝ち抜きました。
一方で去年に続いて準優勝だったティームですが、バックハンドのスライスのレベルが格段に上がっていたのは嬉しかったし、毎年挑戦を続けていれば必ずグランドスラムで優勝するチャンスが巡ってくる選手だと思います。守備的に使うスライス・ラリーのリズムに変化を与えるスライス・このどちらかと見せかけてのドロップショットは、クレーコートで戦う上でとても重要です。
ぜひ一般の方々はもちろんのこと、ジュニア達にも学んでほしい部分です。ティームのプレーを見ると、どうしてもダイナミックで力強いストロークに目が行きがちですが、その他の部分の成長が今のティームを支えていると僕は思います。選手は、勝ちだすと周りは研究し、弱い部分はどこなのか?どんな戦術を使ってくるのか?などあっという間に裸にされます。
そうなっても他を圧倒するだけの武器を一つでも持っていれば生き残れますが、研究されることを前提として選手とコーチは準備しながら日々を戦うことです。だからこそテニスにゴールはないし、ナダルでさえ「もっと上手くなりたい!」と言っているのですから、負けてられませんね。
それでは、また・・・・。貴男


カテゴリー: 未分類 | 投稿者鈴木貴男 19:32 | コメントをどうぞ