おはようございます！貴男です。
昨晩に行われたマレーvsダニエル太郎の一戦ですが、多くの方々が見ていたことと思います。結果的には、ストレートセットで勝利するわけですが、僕なりの視点でお伝えできればと思います。第1セットを6−4で取り、第2セットの第2ゲームのサービスゲームが鍵でした。ブレークポイントを握られてブレークされそうな場面だったけど、凌いで凌いでキープしたことによって流れを渡しませんでした。
それは第3セットでも展開は違いますが、同じようなことが起きます。マレーからすると2セットダウンの状況でも自分の体力とメンタル・経験を使えば逆転勝利は十分に有り得ると思って逆襲に燃えていました。マレーが第2ゲームでダニエル選手のサービスをブレークに成功して2−0とリードしたものの、第3ゲームですぐにブレークバック出来たことで1番大きな精神的ダメージを与えれたと思います。
これまで何度も何度も逆転勝利を経験し、グランドスラム・オリンピック・デ杯で優勝し、１回戦でも5セットマッチで勝利したけど、逆転できるチャンスを相手に阻まれては流石のマレーと言えども力尽きました。サーブ・リターン・ストローク・ネットプレーと全てのショットを支えた体力とメンタルは本当に素晴らしいの一言です。そんな中で僕がダニエル選手から感じることは、現実に起こっている状況をちゃんと把握して、冷静に分析し自分のやれることを信じている考え方です。
試合後のインタビューでは、勝利の瞬間が近付いたとしても相手が何をしてくるか冷静に判断し、勝った後も自分の力ならやれると思っていた信じていた、勝ったことで興奮するけど喜び過ぎず次の３回戦に向けて体を回復させたいという言葉からも成長を感じさせてくれました。次の相手は、世界ランキング10位のイタリアのシナーと決まりましたが、ダニエル選手らしいテニスで思いきり戦ってくれることを期待しています。
それでは、また・・・・。貴男
