5月4日(水)、錦織圭のマドリードオープン初戦が行われ、錦織はファイナル・セットで先にサーブを落とす展開、5-4と相手にサービング・フォ・ザ・マッチのゲームを握られる苦戦を強いられたが、相手のミスそして大事なポイントでのウォーニングなどに助けられ勝ちを拾った。
「消極的、守りのテニスになってしまっていたので、
自分から(積極的に)打っていくように意識しながらやっていった。」と錦織。
ここで踏ん張れるのが錦織圭の強さだろう。
相手にプレッシャーをかけ自滅に追い込んだ。
<<錦織圭2回戦苦戦の詳細>>
〇6)錦織圭 6-2 3-6 7-5 ●F.FOGNINI(ITA)
いきなりブレークスタート
2アップで4-0とする。
ブレーク・バックされそうになるが、キープ
6-2で第1セットを取る。
第2セット
お互いにベースラインから引かない、クレーとは思えない攻撃ラリー戦が展開される。
F.フォニーニはクレーの王者ナダルに2回勝っている、それもクレーで。
パワー溢れる爆発力のあるショットがナダルを打ち破ったのだろう。
サービスキープが続くが錦織が第8ゲームをブレークされてセットを落とした。
ファイナル・セット
3-3、15-40からダブルフォルト!
先に錦織がサーブを落とす。(3-4)
5-4、フォニーニのサービング・フォ・ザ・マッチになる。
最初のポイントは錦織がフォアをワイドにして落とす15-0。
ここまではフォニーニが押し気味のゲーム展開。
錦織危ない!と思わせる試合だった。
ところが、
続くポイント、フォニーニはフォアをロング15-15、
バックをネット15-30、
フォアをネット、と3ポイント連続でミスを連発、15-40と錦織がブレーク・バックのチャンスを掴む。
またまたところが、ここで錦織がフォアのリターンをネット、
バックをガシャリワイドにし、デュースに。
フォニーニは攻めたフォアをワイドでまた錦織がブレーク・ポイントを握る。
フォニーニはバックをロング、錦織が土壇場でブレーク・バック5-5とする。
5-6、フォニーニのサーブ、ダブルフォルトで0-30。
いら立ったフォニーニは怒って観客席にボールを打ち込む、
これを見た主審は警告!
この警告が2度目のとなり「失点」の罰。
なんと0-40とマッチポイントだ!
錦織はバックのダウン・ザ・ラインを決め苦しい初戦を拾った!!!!
3回戦は苦手のガスケと対戦だ。
対戦成績は錦織の6連敗、まだ一度も勝っていない相手だ。
大会データー ATP,WTA男女共催大会
大会正式名及びhp:Mutua Madrid Open
ATPカテゴリー:€5,719,660ATP Masters1000マドリードオープン
WTAカテゴリー:$4,785,714WTA PremierMandatoryマドリードオープン
56ドロー、レッドクレー
会場:La Caja Mágica
マドリード現地時刻(時差-7時間)
5/01-5/08,2016
<<3回戦>>
6)錦織圭 vs 10)R.GASQUET(FRA)
<<2回戦>>
〇6)錦織圭 62 36 75 ●F.FOGNINI(ITA)
シングルスドローPDF
シングルスドローnet版
錦織圭この大会後の予定:
5月9日からは
イタリアンオープン、
そして
5月22日からはグランドスラム大会である、
フレンチ・オープン と続く。