カテゴリー別アーカイブ: 錦織圭

悔しい!錦織ウィンブルドン途中棄権

7月4日(月)ウィンブルドン
自身初のウィンブルドン8強入りを目指した錦織圭。腹筋痛と戦いながら1-6,1-5までプレーするものの、途中棄権した。

4回戦は2014年USオープン決勝の再現、第9シードのM.チリッチ(CRO)(クロアチア)と対戦した。

チリッチのサーブで始まる。

ノータッチ・サービス・エース連続4本、チリッチがキープする。
対する錦織はファースト・サーブがしっかりと打てない。
明らかに腹筋をかばってのサーブだ。

段々と痛みに慣れてきたのかテニスに一生懸命集中しようとする錦織。
だが、見ていても痛々しいプレーだ。
見かねたチャンコーチが「もう無理するな、やめろ」と身振りで伝える。

「(怪我している腹筋は)場所的に、折れたりするような場所ではない、
多少悪くなってもそんなに大ごとにならないとドクターにも言われていたので、
(筋肉が)切れるくらいまではやろうかな?」
思いっきりギリギリの限界までやってみようとトライしていた錦織だったがネットに歩み寄り棄権の握手をした。

「悔しいし、(2年連続の棄権は)情けない。」

「昨日からかなり痛みがあった。
それが2,3回戦の試合とは比べ物にならないくらい痛かったので難しいのは分かっていた。
2016Wim004
(前哨戦で痛めた腹筋が完治せず)1回戦から痛かったが、それでも試合が始まると痛みは引いていたので、その可能性を信じつつ今日の試合に入った。」

「たぶんウィンブルドンでなければ出てなかった。
それくらい痛みはあった。」
グランドスラム大会、特にウィンブルドンで頑張りたいという気持ちがあり、そのモチベーションだけでプレーしていた錦織。

「テニスには凄く満足している。
戦い抜き得たものは凄く多かった。
来年になったら忘れてしまうかもしれないが、ストローク戦ではいい試合ができていた。」

「チリッチは強敵、自分はテニスができてなかったのでこう言うのも変だが、サーブとストロークができていればチャンスはあったのでは。」

怪我で思い通りの動作ができず、試合を続けるかどうか葛藤し続け、棄権と言う苦渋の選択を強いられた錦織だったが、
試合後の本人はけっこう満足感も漂わせていた。

そして最後に「少し、芝が好きになったのでは思う。」と聞き、ほっとした。

「しばらくはテニスができないので、治療に専念したい。」
これからのツアー予定は7月25日からトロントで行われるカナダオープン
そして8月6日からはリオでのオリンピックの予定だ。

ウィンブルドン
賞金総額28,100,000ポンド(約40億円)
優勝賞金2,000,000ポンド(約3億円)
準優勝:1,000,000ポンド
4強:500,000ポンド
8強:250,000ポンド
4回戦:132,000ポンド(約2000万円)
3回戦:80,000ポンド(約1400万円)
2回戦:50,000ポンド(約900万円)
1回戦:30,000ポンド(約450万円)
———-
予選決勝:15,000
2回戦:7,500
1回戦:3,750

ライブスコア
ロンドン現地時刻(時差-8時間)

<<準々決勝>>
6)M.RAONIC(CAN) vs 28)S.QUERREY(USA)
3)R.FEDERER(SUI) vs 9)M.CILIC(CRO)
10)BERDYCH(CZE)orVESELY(CZE) vs 32)L.POUILLE(FRA)
2)A.MURRAY(GBR) vs 12)JW.TSONGA(FRA)

<<4回戦>>
〇28)S.QUERREY(USA) 64 76(5) 64 ●N.MAHUT(FRA)
〇6)M.RAONIC(CAN) 46 36 64 64 64 ●11)D.GOFFIN(BEL)
〇3)R.FEDERER(SUI) 62 63 75 ●S.JOHNSON(USA)
〇9)M.CILIC(CRO) 61 5-1ret. ●5)錦織圭

10)T.BERDYCH(CZE) 46 63 76(8) 67(9) J.VESELY(CZE)
〇32)L.POUILLE(FRA) 64 46 36 64 10-8 ●19)B.TOMIC(AUS)
〇12)JW.TSONGA(FRA) 4-2ret. ●7)R.GASQUET(FRA)
〇2)A.MURRAY(GBR) 75 61 64 ●15)N.KYRGIOS(AUS)

ジョコビッチ負けた!!
<<3回戦>>

〇5)錦織圭 75 63 75 ●A.KUZNETSOV(RUS)
〇28)S.QUERREY(USA) 76(6) 61 36 76(5) ●1)N.DJOKOVIC(SRB)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 46 64 64 62 ●J.BENNETEAU(FRA)

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 64 63 75 ●S.GROTH(AUS)
J.MONACO(ARG) 75 46 63 62 ●ダニエル太郎
S.STAKHOVSKY(UKR) 63 64 64 ●Q)西岡良仁
男子本戦ドロー

<<女子4回戦>>
〇4)A.KERBER(GER) 63 61 ●土居美咲

<<女子3回戦>>
〇土居美咲 76(1) 63 ●A.FRIEDSAM(GER)

<<女子2回戦>>
〇土居美咲 76(5) 63 ●15)K.PLISKOVA(CZE)
〇25)C.WITTHOEFT(ROU) 63 60 ●奈良くるみ

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 62 67(5) 63 ●M.BRENGLE(USA)
〇土居美咲 61 62 ●L.CHIRICO(USA)
〇32)A.PETKOVIC(GER) 36 75 62 ●日比野菜緒
女子本戦ドロー

西岡良仁厳しい予選を突破、見事本戦入り
男子は西岡良仁、守屋宏紀(224位)杉田祐一(99位)添田豪(154位)、
女子は尾崎里紗(121位)、桑田寛子(152位)、日比万葉(166位)、江口実沙(173位)、加藤未唯(174位)、総勢9名のプレーヤー達が予選に挑戦した。
男子予選ドロー
女子予選ドロー

(写真 佐藤ひろし/TennisJapan 協力/内田暁)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 11:09 | コメントをどうぞ

順延にも負けず錦織圭ウィンブルドン16強

7月2日(土)ウィンブルドン

錦織圭が42位のA.クズネツォフ(ロシア)を7-5,6-3,7-5のストレートで破り、2014年以来2度目の16強入りを決めた。

この試合は前日7月1日、2番コートの第3試合に予定されていたが、雨のため前の試合が何度も中断、錦織の試合は3番コートに移動されるなど、大幅に予定が遅れる。
結局午後8時に翌日への順延の発表がされたが、それまで錦織は会場で待機していなければならなかった。

「昨日は正直やりたくなかった。
でも最後の方はやるつもりで待機していたので、もうちょっと早く決断してくれればいろんな治療などもできたのに。
順延が決まったのが8時くらいだったので、ちょっとだけキレそうだった。

その上、試合は次の日の第一試合(11時開始)だったから、寝る時間も少なく、
7時間くらいしか寝られなくて。
ちきしょーと思った」
と正直にその時の気持ちと調整の難しさを告白。報道陣を笑わせていた。

2016.wim303
<<男子3回戦>>
〇5)錦織圭 7-5 6-3 7-5 ●A.KUZNETSOV(RUS)

第7ゲームをブレークされるが、すぐにブレーク・バック、最後のゲームをブレークし第1セットを取る。
第2セットも中盤にブレーク、6-3!

なんとここで雨が降り出し、約2時間中断。

この中断でクズネツォフは立て直し、第3セットを3-0とリードする。

ところがここでまたも雨。
約20分の中断

今度の中断は錦織を立て直す。
再開後は錦織のペースで試合は運ばれ、ストレ-トで勝利した。

雨の中断について錦織は
「普段だったらやっぱりいやだが、今日は無の状態だった。
中断しても全く何も考えていなくて。良い意味でボーっとしていたというか。ストレスもそこまで感じなかった。」

「3セット目は(0-3)絶妙なタイミングだったので、そこで気持ちを切り替えられた。
中断は良い方向にも行くし、悪い方向にも行くので、難しいが」

2年ぶりの4回戦では、14年USオープン決勝で優勝を争った、第9シードのM.チリッチ(CRO)(クロアチア)と対戦だ!

7/04 オーダー・オブ・プレー

錦織、ウィンブルドンは7度目の出場、
松岡修造以来の日本人男子21年ぶりのベスト8を狙う。

ウィンブルドン
賞金総額28,100,000ポンド(約40億円)
優勝賞金2,000,000ポンド(約3億円)
準優勝:1,000,000ポンド
4強:500,000ポンド
8強:250,000ポンド
4回戦:132,000ポンド(約2000万円)
3回戦:80,000ポンド(約1400万円)
2回戦:50,000ポンド(約900万円)
1回戦:30,000ポンド(約450万円)
———-
予選決勝:15,000
2回戦:7,500
1回戦:3,750

ライブスコア
ロンドン現地時刻(時差-8時間)

<<4回戦>>
28)S.QUERREY(USA) vs N.MAHUT(FRA)
6)M.RAONIC(CAN) vs 11)D.GOFFIN(BEL)
3)R.FEDERER(SUI) vs S.JOHNSON(USA)
5)錦織圭 vs 9)M.CILIC(CRO)

10)T.BERDYCH(CZE) vs J.VESELY(CZE)
19)B.TOMIC(AUS) vs 32)L.POUILLE(FRA)
7)R.GASQUET(FRA) vs 12)JW.TSONGA(FRA)
2)A.MURRAY(GBR) vs 15)N.KYRGIOS(AUS)

ジョコビッチ負けた!!
<<3回戦>>

〇5)錦織圭 75 63 75 ●A.KUZNETSOV(RUS)
〇28)S.QUERREY(USA) 76(6) 61 36 76(5) ●1)N.DJOKOVIC(SRB)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 46 64 64 62 ●J.BENNETEAU(FRA)

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 64 63 75 ●S.GROTH(AUS)
J.MONACO(ARG) 75 46 63 62 ●ダニエル太郎
S.STAKHOVSKY(UKR) 63 64 64 ●Q)西岡良仁
男子本戦ドロー

<<女子4回戦>>
土居美咲 vs 4)A.KERBER(GER)

<<女子3回戦>>
〇土居美咲 76(1) 63 ●A.FRIEDSAM(GER)

<<女子2回戦>>
〇土居美咲 76(5) 63 ●15)K.PLISKOVA(CZE)
〇25)C.WITTHOEFT(ROU) 63 60 ●奈良くるみ

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 62 67(5) 63 ●M.BRENGLE(USA)
〇土居美咲 61 62 ●L.CHIRICO(USA)
〇32)A.PETKOVIC(GER) 36 75 62 ●日比野菜緒
女子本戦ドロー

西岡良仁厳しい予選を突破、見事本戦入り
男子は西岡良仁、守屋宏紀(224位)杉田祐一(99位)添田豪(154位)、
女子は尾崎里紗(121位)、桑田寛子(152位)、日比万葉(166位)、江口実沙(173位)、加藤未唯(174位)、総勢9名のプレーヤー達が予選に挑戦した。
男子予選ドロー
女子予選ドロー

(写真 佐藤ひろし/TennisJapan 協力/内田暁)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 20:55 | コメントをどうぞ

547位に苦戦するが錦織圭32強

6月30日(木)ウィンブルドン

錦織圭の2回戦が行われ、錦織は547位のJ.ベネトー(フランス)を4-6,6-4,6-4,6-2で下し32強となった。

この試合は29日に12番コートの第3試合に予定されていたが雨のため順延となる。
30日の第一試合に第5シードの錦織は雨が降っても屋根が閉まるセンターコートに入る。

錦織にとってはウィンブルドンのセンターコートは2010年の1回戦のナダル戦以来。
ナダルはディフェンディングチャンピオンとして、まだ誰もプレーしていないセンターコートのオープニング試合で錦織と対戦した。

2016wim202

対戦相手のベネトーは昨年、脚の故障そして手術をしツアーから離れたためにランキングを落としているが2014年は24位だった力のある選手。
このウィンブルドンには39位と言うプロテクトランキングでストレートインしてきた。

錦織との対戦成績は錦織の3勝1敗。競った試合が多く、2012年、錦織が初めてグランドスラム大会で8強となったオーストラリアン・オープン3回戦は4-6,7-6(3),7-6(4),6-3のバトルだった。

第1セットはベネトーのテニスが冴えて先取するが、第2セット以降は錦織が徐々に調子を取り戻し逆転、順当勝ちを収める。
「プレーが戻ってきて良かった。
(脇腹は)そんなに悪くない。多少痛みはあるが。
(雨で順延となり)2日休めたのはラッキーだった」と錦織。

3回戦では2009年のウィンブルドンジュニア・チャンピオンのA.クズネツォフ(42位、25歳、ロシア)と対戦する。
二人の対戦成績は1勝1敗。今年の全仏オープン2回戦で錦織が勝っている。

オーダー・オブ・プレー

錦織、ウィンブルドンは7度目の出場、最高成績は2014年の16強、
松岡修造以来の日本人男子21年ぶりのベスト8を狙う。

ウィンブルドン
賞金総額28,100,000ポンド(約40億円)
優勝賞金2,000,000ポンド(約3億円)
準優勝:1,000,000ポンド
4強:500,000ポンド
8強:250,000ポンド
4回戦:132,000ポンド
3回戦:80,000ポンド
2回戦:50,000ポンド(約900万円)
1回戦:30,000ポンド(約450万円)
———-
予選決勝:15,000
2回戦:7,500
1回戦:3,750

ライブスコア
ロンドン現地時刻(時差-8時間)

<<男子3回戦>>
5)錦織圭 vs A.KUZNETSOV(RUS)

<<男子2回戦>>
〇5)錦織圭 46 64 64 62 ●J.BENNETEAU(FRA)

<<男子1回戦>>
〇5)錦織圭 64 63 75 ●S.GROTH(AUS)
J.MONACO(ARG) 75 46 63 62 ●ダニエル太郎
S.STAKHOVSKY(UKR) 63 64 64 ●Q)西岡良仁
男子本戦ドロー

<<女子3回戦>>
土居美咲 vs A.FRIEDSAM(GER)

<<女子2回戦>>
〇土居美咲 76(5) 63 ●15)K.PLISKOVA(CZE)
〇25)C.WITTHOEFT(ROU) 63 60 ●奈良くるみ

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 62 67(5) 63 ●M.BRENGLE(USA)
〇土居美咲 61 62 ●L.CHIRICO(USA)
〇32)A.PETKOVIC(GER) 36 75 62 ●日比野菜緒
女子本戦ドロー

西岡良仁厳しい予選を突破、見事本戦入り
男子は西岡良仁、守屋宏紀(224位)杉田祐一(99位)添田豪(154位)、
女子は尾崎里紗(121位)、桑田寛子(152位)、日比万葉(166位)、江口実沙(173位)、加藤未唯(174位)、総勢9名のプレーヤー達が予選に挑戦した。
男子予選ドロー
女子予選ドロー

(写真 佐藤ひろし/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 12:51 | コメントをどうぞ

錦織圭 ウィンブルドン初戦突破

6月27日(月)ウィンブルドン
錦織圭の1回戦が行われ、錦織はビッグ・サーバのS.グロス(AUS)を6-4,6-3,7-5で破り5年連続の初戦突破した。
2セットアップしたところで、錦織はメディカルタイムアウトを取り、左脇腹のマッサージを受ける。昨年は左ふくらはぎの負傷で2回戦前に棄権しているので心配したが、ストレートで勝利した。

「タフなプレーヤーにストレートで勝ててほっとしている。
脇腹は1日様子を見れば大丈夫だろう」と錦織。

錦織、ウィンブルドンは7度目の出場、最高成績は2014年の16強、
松岡修造以来の日本人男子21年ぶりのベスト8を狙う。

2回戦は29日(水)、フランスのベテラン、ベネトー(34歳)と対戦する。
オーダー・オブ・プレー

<<錦織圭の1回戦詳細>>
〇5)錦織圭 64 63 75 ●S.GROTH(AUS)

グロスは4年前にサーブの世界最速となる時速263キロを記録している。
4度のデュースの末、7分かけてグロスがキープ。

3度のデュースで錦織がキープ。1-1

第4ゲーム、錦織、0-40のピンチから5ポイント連取でキープした。2-2

第5ゲーム、グロス0-40
15-40.グロスのバックのスライスはネット、錦織が先にブレークする。3-2

5-4、サービング・フォ・ザ・セット、40-0
腹筋痛が回復していないのだろう。
サーブは80%ぐらいの力で打っている。
コースをうまくつき、40-15から第1セットを取る。

第2セット

フォアのクロスパスを決め、15-40
ダブルフォルトで最初のゲームをブレークした。

フォアをネットで0-40、今度は錦織がピンチ
30-40、10回目のフォアを錦織はネット、1-1

リターンを沈め、第5ゲームをブレーク、3-2

第9ゲーム、2つ目のセットポイント、
グロスのミスを誘い、第2セットも取る。

第3セット

トレーナーを呼び、左わき腹の治療を受ける錦織。
やはり左わき腹は完治してないようだ。

第2ゲームをブレーク、2-0
錦織ペースと思われたが、第3ゲームを落とす。

5-5、15-40とピンチ
パスを読みボレーを決めデュース、
しっかりとキープした。5-4

チャンスを生かせなかったグロスはダブルフォルト
グロスの逆をつき、0-30
ダブルフォルトで15-40とマッチポイント
サーブ力でデュースに持ち込むグロス

3つ目のマッチポイント
リターンを沈め、ストレートで勝利!

ウィンブルドン
賞金総額28,100,000ポンド(約40億円)
優勝賞金2,000,000ポンド(約3億円)
準優勝:1,000,000ポンド
4強:500,000
8強:250,000
4回戦:132,000
3回戦:80,000
2回戦:50,000
1回戦:30,000ポンド(約450万円)
予選決勝:15,000
2回戦:7,500
1回戦:3,750

ライブスコア
ロンドン現地時刻(時差-8時間)

<<男子2回戦>>
5)錦織圭 vs J.BENNETEAU(FRA)

<<男子1回戦>>
〇5)錦織圭 64 63 75 ●S.GROTH(AUS)
ダニエル太郎 vs J.MONACO(ARG)
S.STAKHOVSKY(UKR) 63 64 64 ●Q)西岡良仁
男子本戦ドロー

<<女子2回戦>>
奈良くるみ vs 25)C.WITTHOEFT(ROU)
土居美咲 vs 15)K.PLISKOVA(CZE)

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 62 67(5) 63 ●M.BRENGLE(USA)
〇土居美咲 61 62 ●L.CHIRICO(USA)
日比野菜緒 vs 32)A.PETKOVIC(GER)
女子本戦ドロー

西岡良仁厳しい予選を突破、見事本戦入り
男子は西岡良仁、守屋宏紀(224位)杉田祐一(99位)添田豪(154位)、
女子は尾崎里紗(121位)、桑田寛子(152位)、日比万葉(166位)、江口実沙(173位)、加藤未唯(174位)、総勢9名のプレーヤー達が予選に挑戦した。
男子予選ドロー
女子予選ドロー
(写真 佐藤ひろし/TennisJapan)

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錦織圭 左わき腹痛で全英前哨戦棄権

6月15日(水)、ドイツ、ハレ。
ウィンブルドン前哨戦であるゲリー・ウェバー・オープンに出場中の錦織圭。

シングルス2回戦を前に、1回戦の時に痛めた左わき腹痛が回復せずに棄権した。
「1回戦で痛めた脇腹が回復せず、残念だが大事を取り棄権する。」と錦織。
27日から始まるウィンブルドンにむけ大事をとったようだ。
治療とリハビリをすればウィンブルドンには間に合うようだ。

昨年もこの大会では2回戦で左ふくらはぎを痛め、続く準決勝の途中で棄権。
その故障が完治せず、ウィンブルドンでも1回戦は勝つものの2回戦を前に棄権した。

クレーから芝、国境を越えてヨーロッパツアーは肉体的にもタフでけが人も出やすい。

6月27日からはウィンブルドン
その後はアメリカツアー、そして
8月6日からはオリンピックと続く。

予選突破、そして1回戦ではアメリカ期待の若手フリッツを破った杉田祐一は2回戦でセッピに敗れた。

大会名:Gerry Weber Open
賞金総額:€1,826,275(2.5億円) Gerry Weber Open
優勝賞金:€386,925(5千万円)
準優勝:€181,720(2.5千万円)
4強:€90,235(1.4千万円)
8強:€45,115(700万円)
2回戦:€22,860(300万円)
1回戦:€12,030(150万円)
会場:ゲリー・ウェバー・スタジアム
ドイツ時間(時差-7時間)

ライブスコア

<<2回戦>>
〇F.Mayer(GER) w/o ●2)錦織圭
〇A.Seppi(ITA) 63 60 ●Q)杉田祐一

<<1回戦>>
〇2)錦織圭 67(5) 61 64 ●L.POUILLE(FRA)
〇Q)杉田祐一 76(4) 26 63 ●W)T.Fritz(USA)
ドローnet版

杉田祐一伊藤竜馬破り予選突破
予選には杉田祐一、伊藤竜馬、西岡良仁が挑戦
シングルス予選ドロー
ダブルスドロー

錦織圭ブログ
錦織圭ATPページ
錦織圭ITFページ

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:33 | コメントをどうぞ

初の芝 苦戦するものの1回戦勝利

6月13日(月)、ドイツ、ハレ。
錦織圭のウィンブルドン前哨戦であるゲリー・ウェバー・オープン1回戦が行われた。
錦織は、今年に入り成長著しい22歳、29位のL.プイユ(フランス)を6-7(5),6-1,6-4と苦戦するものの逆転勝ちした。

2回戦は262位のベイカー(31歳、アメリカ)と192位のマイヤー(32歳、ドイツ)の勝者と対戦する。
錦織、芝でのプレーに慣れるためにダブルスにも出場している。

Tennis/Herren Gerry-Weber-Open 2016 Gerry-Weber-Stadion/Halle Halle/Westf 13-06-2016

<<苦戦した1回戦詳細>>
〇2)錦織圭 67(5) 61 64 ●L.POUILLE(FRA)

コートに入場するものの、試合前のウオームアップ練習中に雨が降り出す。
センターコートの開閉式の屋根を閉め始める。

約1時間近く開始が遅れた。

錦織は第2ゲームでダブルフォルトなどのミスをし、いきなりブレークされてしまう。

0-3となるが、第5ゲームをブレーク・バック。
その後は互いにサービスゲームをキープ6-6、タイブレークになる。

芝では珍しく30回のラリー戦になる。
そのポイントをプイユに取られ、ミニ・ブレークされ0-2。

そこからは錦織がなんと5ポイント連取5-2とリード。

しかし、なんと、自分のサービスポイントを落とすなど、今度は錦織が5ポイント連続で取られセットを落とす。
最後のポイントはボレーを決められた。

錦織のサービスゲームでスタートした第2セット。
ファーストサーブの確率が50パーセント台から85%と上がる。
第2、第6ゲームをブレークし、6-1で取り返す。

ファイナル・セット

トレーナーの治療を受ける錦織、左わき腹の部分を押してもらっている。
大丈夫か?
昨年はこの大会で左足ふくらはぎを痛め途中棄権。
(その時の記事4強になったが棄権)
その怪我が治らずウィンブルドンの2回戦も棄権しただけに心配だ。

3-3、デュース後にブレーク、4-3とする。

5-4、サービング・フォ・ザ・マッチ40-30のマッチポイント
サーブを決め錦織勝利

「(初の芝での試合。開始した途端雨、途中腰に違和感を感じるなど)簡単ではなかったが、勝ててよかった。
ここからの芝のシーズン、ウィンブルドンにむけ良いテニスができるようにしたい。」

大会名:Gerry Weber Open
賞金総額:€1,826,275(2.5億円) Gerry Weber Open
優勝賞金:€386,925(5千万円)
準優勝:€181,720(2.5千万円)
4強:€90,235(1.4千万円)
8強:€45,115(700万円)
2回戦:€22,860(300万円)
1回戦:€12,030(150万円)
会場:ゲリー・ウェバー・スタジアム
ドイツ時間(時差-7時間)

ライブスコア

<<1回戦>>
〇2)錦織圭 67(5) 61 64 ●L.POUILLE(FRA)
Q)杉田祐一 vs W)T.Fritz(USA)
ドローnet版

錦織圭ダブルスも出場
<<ダブルス1回戦>>
錦織圭/M.VENUS(NZL) vs CABAL/FARAH(COL)
ダブルスドロー

杉田祐一伊藤竜馬破り予選突破
予選には杉田祐一、伊藤竜馬、西岡良仁が挑戦
シングルス予選ドロー

6月27日からはいよいよウィンブルドン

錦織圭ブログ
錦織圭ATPページ
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写真 ⒸGERRY WEBER OPEN

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錦織 ガスケのスパープレーに8強逃す!

5月29日(日)、パリ、フランス。
フレンチ・オープン4回戦が行われ、錦織圭は第9シードのガスケ(29歳)に4-6,2-6,6-4,2-6で残念ながら敗れてしまった。

「ベスト4や優勝できるチャンスがあるとおもっていたので、もったいない。
悔しい。」と錦織。

二人の対戦成績は錦織から2勝6敗
錦織は2008年デルレイビーチ優勝、USオープン16強となり凱旋出場したジャパンオープンでガスケと初対戦した。

その時ガスケは期待の18歳を6-1,6-2のストレートで破る。
それ以来錦織はガスケに対しては思うようなプレーができず、6連敗していた。

k004
今年になりバルセロナで初勝利、マドーリドでも勝利し2連勝、ガスケ対策はできていた。

第1セット,4-2とリード、錦織サーブ、これをキープすれば、5-2となるゲーム。
デュースになった時に、それまでもポツリ、ポツリと感じていた雨が、本格的な大雨になり試合は中断する。

もうあたりは悪天候で暗く再開は無理かと思われた。
もしかしたら錦織ももう今日は試合はない、と思っていたのではないか?

ところが、1時間の中断後に再開。
その中断中にガスケは心の整理がついたのか?
どんなアドバイスを全仏に2度優勝しているブルゲラから受けたのか?

ガスケのトップスピンのプレーが冴える。
一方の錦織は珍しくミスが多い。
ガスケに得意なプレーを封印された。

「中断後、ボールが重くなり、いいショットが打てなかった。
晴れていれば、もっと早い展開にできていたかもしれない。
そこの調整ができなかった。」と錦織。

<<珍しく錦織らしいプレーができなかった4回戦詳細>>
●5)錦織圭 4-6 2-6 6-4 2-6 〇9)R.GASQUET(FRA)

昨日は途中すごい豪雨だった。
今日も怪しい天気だ。

ガスケとの試合はセンターコートの第3試合。
今日、日曜日のメインイベントにしてきた。

ガスケは15歳の時のフレンチ・オープンに初出場している。
2回欠場するが、今日で13回目。
8強になった事はまだない。

昨日パリで大人気者のツォンガが棄権負けしている。
フランス人プレーヤーで一人残ったガスケに期待がかかる。

4時15分過ぎに二人が登場する。

錦織のサーブで始まる。
回り込みフォアダウンザライン、
フォアハーフボレー、
バッククロスの3連続ウィナーを決める。
ラブゲームキープ、調子良いぞ!!

ガスケの最初のサーブはセンターラインへサービス・エース、
錦織がフォルトじゃない?と主審を呼び抗議すると、大きなブーイングが!
これも気をつけなくては、観客を敵にまわさないように。
ガスケもラブでキープ1-1。

錦織の第3ゲーム、
ガスケのバッククロスはいつもより、ヘビーにスピンをかけて来る。
それにはまって、フォアのミスが出る。
ダブルフォルトもあり、0-40。
15-40からバックをロング、錦織が先にサーブを落とす!1-2、

ガスケの第4ゲーム、
錦織はポジションを前に取って、ライジングでバックダウンザラインへ先に攻める。
フォアダウンザラインアプローチからフォアドロップボレーウィナーを決め、0-40とブレーク・バックのチャンスが。
30-40、15回のラリー戦を制し、2-2とブレーク・バック。
これは大きい!

錦織の第5ゲーム、
錦織のバックスライスクロスアプローチからフォアドロップボレーウィナー、40-0。
これはチャンとさんざんやっていたパターン練習!
見事にはまる。
3-2と錦織がキープする。

ガスケの第6ゲーム、
錦織のバックダウンザラインリターンからすぐにバックドロップウィナー。
これも練習していたよ!15-15。

30-30、からガスケがミスを連発、錦織がブレーク、4-2とリードだ!

錦織の第7ゲーム、傘をさす人が増えてきた。
錦織、バックをワイドで30-40とピンチ!

31回のラリー、錦織はバックダウンザラインへ。
ガスケはそれを返せずネット、デュースだ。

ここですごい大雨!
4時57分、中断。

この雨はもう試合はできないのでは?
あたりももう真っ暗だ。
絶対にできないのでは…と思いきや、6時前にシートをはがして、やる態勢だよ!すごい!

1時間4分の中断、6時1分、
錦織の第7ゲーム、デュースから再開する。
バックのダウン・ザ・ライン、
フォアをロング、錦織は続けて2本ストロークミス。
3-4とブレーク・バックされてしまった。痛い!!

4-4、錦織の第9ゲーム、
錦織のフォアダウンザラインアプローチをガスケのバックアングルパスウィナー、15-40とブレーク・ポイントを握られる。
何でここに入るの?というところだ。

30-40、フォアに回り込むがロング!
錦織のストロークミスが大きく、はっきりしている。マズイ!
ブレークされ、4-5。

5-4、ガスケのサービング・フォ・ザ・セット、
15-15からサービスセンターからガスケのバックダウンザラインウィナーを決める。
40-15のセットポイント、サービスワイドからガスケのバックダウンザラインウィナー!
逆をつき、第1セットをガスケが取る。

錦織のストロークミスが目立つ、
対するガスケは中断後から調子を上げて来た。
マズイ展開!

第2セット

錦織の第1ゲーム、
錦織フォアボレーからフォアドロップボレーウィナー!
上手いが、怖いよ!
力で押しきりたい。

ガスケのバックアングルからフォアボレーウィナー。
相手のほうが積極的にプレーしている感じ。
ガスケのミスしない跳ねるスピンに超苦労している錦織。

40-30とデュースでゲームポイントがあったが、キープできず。
ガスケの弾むボールをバックとフォアでネット!
サービスを落とす。

ガスケのサービスのコースはいいし、ストロークをミスしないし、全くつけいるスキがない。
ガスケにキープされ、再開されてから6ゲーム連続で取れていない。0-2。
今日は厳しい!!!!!

1-3、錦織の第5ゲーム、
ガスケのバックは全て入って来る。
そこに速く打ち込んでも、平気な顔をしてショートバウンドで速く返して来る。
ガスケのバックアングルからダウンザラインウィナー。絵に書いたようなパターン!
パリの観客はおおもりあがり!

30-30からのチャンスボールもミス、錦織らしくない。

錦織のバックのダウン・ザ・ライン、今日は入らない。
頼みの綱が全くなくなった。

2回目のブレーク・ポイント、ガスケにバックのダウン・ザ・ラインを決められた!1-4。

コートチェンジで頭をかかえる錦織。

リターンも全然入らない。ガスケ5-1とする。

5-2、ガスケのサービング・フォ・ザ・セット、
リターン・エースを取るものの、
錦織のフォア逆クロスのドロップ・ショットもガスケのバッククロスウィナーで30-15。
もう足が動くので、はまらない!

40-15のセットポイント、
ガスケのバックダウンザラインウィナー。
もう何やっても入るよ!
2セットダウン

第3セット

さあ、後がないぞ!

ガスケの第2ゲーム、
3連続リターンミス。
しかも、セカンドもリターンミス。1-1。

錦織の第3ゲーム、
錦織のスマッシュも返すガスケ。
30-30でウォッチミスした錦織。
何やっても裏目に出る。

逆クロスドロップでデュース。
錦織のフォア逆クロスからグランドスマッシュエース。
初めてぐらいのきれいなポイント。2-1キープ。

落としていたら、100%負けだった。

ガスケの第4ゲーム、0-30とチャンス到来か?
ところが、24回のラリー、フォアのクロスがワイド。
そしてネット、ワイドと40-30に。

デュース、セカンドでTへサービス・エースを決めガスカがキープ。2-2。

錦織の第5ゲーム、
ガスケのコーチングで主審に注意された。

ラブでキープ、3-2、流れが錦織に来たか?

4-4、錦織のサーブ、
早い展開、凄い打ち合い、前に出るガスケ、錦織のダウン・ザ・ラインのパスはわずかにワイド。
5回目のラリー、フォアはロングで0-30とピンチ。

錦織のスマッシュをバックでブロックし、前に出るガスケ、
錦織はクロスにパスを決めた。
スマッシュも返してしまうガスケのゲームに対する集中が凄い。

デュース、
錦織のバッククロスからフォアクロスボレーウィナー。
ナイスサーブでキープ。
「イエーイ!」と吠える錦織。

ガスケ4-5のサーブ、
前に出てボレーで決め、15-15
ガスケ、ダブルフォルト、15-30
8回目、フォアに回り込みラインに沿って決める15-40と錦織のセットポイント!

最初のセットポイントはTへのサービス・ウイナーを決められたが、
30-40、バックのスライスのパスで決めた!!!!!

6-4、反撃開始だ!!!

試合は2時間を経過

第4セット

錦織の最初のサーブ、30-30、
ガスケのバックのダウン・ザ・ラインが決まる、30-40

デュース後にもアドバンテージ・ガスケとなる
26回の凄いラリー戦、ガスケが決める、
思い切り打って来るのが、全て入って来る!
いきなりブレークするガスケ。

第2ゲーム、
ガスケのバック&フォア連続ダウンザラインウィナー。
ガスケのほうが完璧に振り抜いている。
ガスケ15でキープ、錦織0-2。

第4ゲーム、ガスケ2-1、
バックのダウン・ザ・ラインを決め30-30
サービス・エース、サービス・ウイナーを決める。 ガスケ3-1だ。

1-3、錦織のサーブ、
ファーストでポイントが取れないばかりか、今日4本目のダブルフォルト!15-30。

30-30からオープンへのフォアをミス、珍しい錦織のミス
フォアをネットに!
2本続けてミス、1-4と大ピンチに!!
力が入り過ぎ。

4-1、ガスケ、30-0、
ラケットを変えるがフォアのリターンをロング、40-0
錦織のチャンスボールを3本連続ミスだ。

1-5となりそうなところをデュースに持ち込む、ここからだ!
しかし錦織はバックをネットに。
6回目のバックは僅かにワイド、1-5となってしまった!

5-2、ガスケのサービング・フォ・ザ・マッチ、
錦織のリターンがアウト、15-0
高いところにきたバックのり
バックをネット、40-0とマッチポイントを握られる。

バックのダウン・ザ・ラインを錦織はミス、
ガスケはコートに大の字に寝転んで、喜びを爆発させる。

当たりまくりのガスケ。
今日のプレーはすごすぎる〰!

大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€32,017,500(40億円)
優勝賞金:€2,000,000(2億5千万円)
準優勝: €1,000,000(1億3千万円)
ベスト4: €500,000(7千万円)
ベスト8: €294,000(3.5千万円)
4回戦: €173,000(2千万)
3回戦: €102,000(1.4千万)
2回戦: €60,000(700万円)
1回戦: €30,000(350万円)
128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/22-6/05,2016
パリ現地時刻(時差-7時間)

オーダー・オブ・プレー

<<準決勝>>
1)N.DJOKOVIC(SRB) vs 13)D.THIEM(AUT)
2)A.MURRAY(GBR) vs 3)S.WAWRINKA(SUI)

<<準々決勝>>
〇1)N.DJOKOVIC(SRB) 63 75 63 ●7)T.BERDYCH(CZE)
〇13)D.THIEM(AUT) 46 76(7) 64 61 ●12)D.GOFFIN(BEL)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 62 61 76(7) ●RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇2)A.MURRAY(GBR) 57 76(3) 60 62 ●9)R.GASQUET(FRA)

<<4回戦>>
〇1)N.DJOKOVIC(SRB) 36 64 61 75 ●14)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇7)T.BERDYCH(CZE) 63 75 63 ●11)D.FERRER(ESP)
〇13)D.THIEM(AUT) 62 67(2) 61 64 ●M.GRANOLLERS(ESP)
〇12)D.GOFFIN(BEL) 46 62 62 63 ●E.GULBIS(LAT)

〇RAMOS-VINOLAS(ESP) 62 64 64 ●8)M.RAONIC(CAN)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 76(5) 67(7) 63 62 ●22)V.TROICKI(SRB)
〇9)R.GASQUET(FRA) 64 62 46 62 ●5)錦織圭
〇2)A.MURRAY(GBR) 76(9) 64 63 ●15)J.ISNER(USA)

<<3回戦>>
〇5)錦織圭 6-3,6-4,3-6,2-6,6-4 ●F.VERDASCO(ESP)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 63 63 63 ●A.KUZNETSOV(RUS)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 76(7) 63 64 ●ダニエル太郎

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇ダニエル太郎 36 46 75 64 3-0ret. ●M.KLIZAN(SVK)
男子シングルスドロー

<<女子3回戦>>
〇6)S.HALEP(ROU) 46 62 63 ●大坂なおみ

<<女子2回戦>>
〇大坂なおみ 63 63 ●LUCIC-BARONI(CRO)
〇14)A.VANOVIC(SRB) 75 61 ●奈良くるみ

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 57 63 2-0ret.●D.Allertova(CZE)
〇大坂なおみ 64 75 ●32)J.Ostapenko(LAT)
〇6)S.HALEP(ROU) 62 60 ●日比野菜緒
〇21)S.Stosur(AUS) 62 46 63 ●土居美咲
女子シングルスドロー

11人が予選に挑戦、西岡良仁が決勝ラウンドまで進出したが!
西岡良仁(114位)、伊藤竜馬(108)、添田豪(152)、守屋宏紀(218)の4人が挑戦
男子予選ドロー
尾崎里紗(127位)、桑田寛子(151)、加藤未唯(153)、日比万葉(178)、江口実沙(182位)、澤柳璃子(188)、穂積絵莉(220)7人
女子予選ドロー

錦織圭ブログ
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(記事 塚越亘,Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 17:18 | コメントをどうぞ

3時間半の死闘制し錦織圭16強

5月27日(金)、パリ、フランス。フレンチ・オープン

3回戦が行われ、錦織圭がベルダスコとのフルセットの死闘を6-3,6-4,3-6,2-6,6-4で制し、2年連続16強になった。

3時間21分
勝った!と言う大きなガッツポーズはない、
K303
「フーウ」と大きく息をすい、戦い抜いた安堵感を見せる。

ポイント数では錦織の151に対してベルダスコの方がそれより3ポイント多い154。

2セットアップするものの、そこからはベルダスコの攻撃テニスに押され気味の展開。
9本以上続くロングラリーは強いはずの錦織が、この日はベルダスコにポイント数で下回った。

「最初の2セットの後は、ずっと彼のペースだった。
粘り勝てて良かった」

早くから紅潮している錦織の顔を見ると、その日の暑さ、そして緊張がわかる。
松岡修造だったら勝ち切れなかったのでは、
たぶん、痙攣が起きてしまっていただろう?
(ゴメンナサイ修造、公私共々大変お世話になっているのに、こんな書き方をして)

4回戦は世界ランク12位で第9シードのガスケ(29歳)と対戦する。
二人の対戦成績は錦織から2勝6敗。2008年デルレイビーチ優勝、USオープン16強で凱旋出場したジャパンオープンで初対戦から6連敗していた。

「ガスケには(先月のマドリードとローマで勝っているので、)少なからず、苦手意識はなくなった。
すべきことはわかっている。」
マドリードオープン、7度目の正直?の末に、遂にガスケ破った

フレンチ・オープン9回優勝のナダルが左手首の痛みで3回戦を棄権した。

オーダー・オブ・プレー

<<3時間21分の3回戦死闘詳細>>
〇5)錦織圭 6-3,6-4,3-6,2-6,6-4 ●F.VERDASCO(ESP)

ベルダスコは32歳とは言え、ノーシードの中では最も恐ろしい。爆発力を持った危険なプレーヤー。
最高に強かったころのナダルにクレーで勝っているので。

ベルダスコのゲームで始まる。
バックへ跳ねてくるのを錦織はバッククロスウィナー。ライジングで打ちまくる。
いきなりブレークのスタート。

と思ったら、錦織の第2ゲーム、
3つ目のブレーク・ポイントで、ベルダスコにバッククロスのドロップ・ショットを決められブレーク・バックされる。1-1
このドロップ・ショットにこれほど苦しめらえるとは、この時は思わなかった。

ベルダスコの第3ゲーム、
錦織のバックダウンザラインからフォアクロスドロップウィナー。お返しだ。
2-1とまたブレーク・バック。

最初からお互いのハイレベルなプレーのスタートダッシュだ!

ベルダスコの第9ゲーム、
まぶしいのか?やけに2人ともガシャミスが多い。

15-400のセットポイント、
ベルダスコ、一つはサービスワイドエースで逃れた。

二つ目のセットポイント、
ベルダスコのバッククロスミス。
6-3と錦織。
ベルダスコもいいストロークする中、第1セットを取ったのは大きい。

第2セット、錦織の第1ゲーム、
錦織はショートバウンドで打っても、フォアクロスはサイドに逃げてウィナー。
どんな動体視力とスイングの速さだよ!
1-0とキープ。

ベルダスコはまた大きなひとり言!?コーチと話しているよ!
よくやるのです。彼とフォニーニは・・・。集中力が欠けてきた証拠でもあるが・・・。
しかし、よくしゃべる。ポイントごとにしゃべるのだ!

錦織の第5ゲーム、
ベルダスコのフォアアングルウィナー。
ドッシリと腰を落として落ち着いて打ってきた。この方が怖い。
2-3とブレークされる。

ベルダスコの第6ゲーム、
今日はサービスにスピンを強くかけて、気持ち良くリターンさせないようにしているのか?
しかし、一発でドンと来た方が嫌だなあ!

錦織の上手いタイミングのロブで3-3とブレーク・バック。

錦織の第7ゲーム、
ベルダスコのバッククロスドロップからバックアングルボレーウィナー。
もうこれに翻弄されっぱなしだ!
3-4とまたもやブレークダウン。

ベルダスコの第8ゲーム、
錦織はリターンのポジションをかなり、ファーストもセカンドも下げてきた。
しっかり深く打って、ラリーで勝負という展開に持ち込む。
ミスを誘うのだ。4-4とブレーク・バックに成功。

錦織の第9ゲーム、
15-30でサービスセンターエース。
欲しい時に1本来た~!これは大きいぞ!
5-4とキープ。

ベルダスコの第10ゲーム、
錦織のフォアンアグルパスウィナー。上手く角度に持って行った。

30-40のセットポイント、
ベルダスコのフォアダウンザラインがアウト。
6-4で錦織が苦しみながらもこのセットを取る。

これでベルダスコが切れて???、簡単に勝つのではと思っていたが。

第3セット、
錦織の第1ゲーム、
3回のデュース。3つのブレーク・ポイントを逃れて、1-0とキープ。
これは良かったが・・・。

しかし、ベルダスコのバックドロップの確率と入る場所がありえないぐらいすごい!
昔、クエルテンが初めて出てきて優勝したが、4連続ドロップ・ショットウィナーを見たのは衝撃だった。
これに近いぞ!

ベルダスコの第2ゲーム、
15-40から急に開き直って、エースを含む速いファーストが入ってきた。1-1キープ。

錦織の第3ゲーム、
ベルダスコのジャンピングフォアドロップショットウィナー。
打ち込むと見せかけて、ドロップ。
バックしか打たなかったのに、
これにはむかついただろうなあ!錦織は。
1-2とブレークダウン。

しかも、ここで観客が余計なウェーブをやり始める。

ベルダスコの第6ゲーム、
ダブルフォルトが絡んで、3-3とブレーク・バック。

しかし、次の錦織のゲームもダブルフォルトで3-4と落す。

ここからギアを上げて終わらすのに、ギアが完全に下がって、逆にベルダスコが落ち着いてきた。
ひとり言がなくなって、集中してきたよ。

錦織の第9ゲーム、
錦織のバッククロスミス。3-6で落とす。
自分のサービスゲームを落として、セットダウンはヤバイ!

第4セット

錦織の第4ゲーム、
また、ベルダスコのバックドロップからバックアングルボレーウィナー。
そして、最悪のダブルフォルト。
1-3とブレークダウン。
どうもピリッとしないなあ!

ベルダスコの第7ゲーム、
6回のデュース、2回のブレーク・ポイント。
これを取ればまだ行けたのだが・・・。

210キロのサービス・エース、211キロのサービスウィナー。
キープされる。錦織から2-5だ!

錦織の第8ゲーム、
また、ベルダスコのフォアダウンザラインウィナー。
2-6でこのセットも自分のゲームを落として終わる。
一番やってはいけないパターン。暗雲が立ち込める。

ファイナルセット

ドキドキして迎える。

ベルダスコの第3ゲーム、
錦織のフォアスライスが深くて、いいポイントが久しぶりにあった。
キープされ、1-2だが、いい兆しが見えた。

しかし、後は一発勝負。ベルダスコが数ポイント爆発したらヤバイぞ!

ベルダスコの第5ゲーム、
錦織のフォアダウンザラインウィナー。
腰が低くなって、集中し直してきた感じだ。

バックダウンザラインウィナーで30-40、
ここで錦織のバッククロスアプローチが厳しい。
3-2とブレーク。
錦織は声に出さずにガッツポーズ!
よほど取りたかったのだろう!これは大きいぞ!

ベルダスコの第9ゲーム、15-40とマッチポイント!
ベルダスコのフォア逆クロスウィナーなどで挽回。

まだ、死んでいないベルダスコ。かなり、いいプレーをしている。
ここ最近でベストな試合だろう!
ここで締めずにベルダスコはキープ。(錦織5-4)

錦織5-4の第10ゲーム、
ラリー戦、ベルダスコが放ったドロップ・ショットを錦織は拾って、浮いてきたボールをバックで思い切り引っぱたく。
これまでのうっぷんを晴らすかのように。

40-15と3つ目のマッチポイント、
なんと錦織はチャンスボールをフォアクロスにアウト。
本当かよ!

4つ目のマッチポイント、
最後は錦織のフォアダウンザラインウィナー。
やっと取ったよ~!

6-4で錦織の勝利~!
3時間21分の死闘だった!

これは本当によく勝った!
見事としか言いようがない。

ベルダスコのサービスやストロークも良かったが、何と言ってもバックドロップの確率と量は何なんだ~!
それを使われたら、ほとんど、ポイントが取れていないのでは・・・。
しかし、耐えた~!
錦織~お疲れ様~!

錦織インタビュー
「3セットの目の序盤に彼のフォアが強烈になってきた。
相手が打ち始めてきたので、かなり主導権を握られた。
スピンが跳ねてきて3セット目4セット目は苦しかった。」

「バックの高い所を狙われた。
ファイナルセットには前に入るようにしてライジングなどを難しかったがやった。
すると相手が少し焦ってミスが増えてきた。」

「相手のドロップ・ショットは上手かった。
すごく切っていて、雑なドロップ・ショットもあったが、大半はスピンで返せないほど良かった。
最後の方は少し対処できたが、それまでは大変だった。」

「次のガスケはローマなどで少なからず、苦手意識はなくなった。
すべきことはわかっている。」

「(地元ガスケに応援して)観客がクレージーになるので、気をつけながらやりたい。
ここが一番お客さんはヒートアップする。
ブーイングが簡単に出るので基本的には気にしないのが一番重要だと思う。」

大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€32,017,500(40億円)
優勝賞金:€2,000,000(2億5千万円)
準優勝: €1,000,000(1億3千万円)
ベスト4: €500,000(7千万円)
ベスト8: €294,000(3.5千万円)
4回戦: €173,000(2千万)
3回戦: €102,000(1.4千万)
2回戦: €60,000(700万円)
1回戦: €30,000(350万円)
128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/22-6/05,2016
パリ現地時刻(時差-7時間)

<<3回戦>>
〇5)錦織圭 6-3,6-4,3-6,2-6,6-4 ●F.VERDASCO(ESP)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 63 63 63 ●A.KUZNETSOV(RUS)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 76(7) 63 64 ●ダニエル太郎

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇ダニエル太郎 36 46 75 64 3-0ret. ●M.KLIZAN(SVK)
男子シングルスドロー

<<女子3回戦>>
〇6)S.HALEP(ROU) 46 62 63 ●大坂なおみ

<<女子2回戦>>
〇大坂なおみ 63 63 ●LUCIC-BARONI(CRO)
〇14)A.VANOVIC(SRB) 75 61 ●奈良くるみ

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 57 63 2-0ret.●D.Allertova(CZE)
〇大坂なおみ 64 75 ●32)J.Ostapenko(LAT)
〇6)S.HALEP(ROU) 62 60 ●日比野菜緒
〇21)S.Stosur(AUS) 62 46 63 ●土居美咲
女子シングルスドロー

11人が予選に挑戦、西岡良仁が決勝ラウンドまで進出したが!
西岡良仁(114位)、伊藤竜馬(108)、添田豪(152)、守屋宏紀(218)の4人が挑戦
男子予選ドロー
尾崎里紗(127位)、桑田寛子(151)、加藤未唯(153)、日比万葉(178)、江口実沙(182位)、澤柳璃子(188)、穂積絵莉(220)7人
女子予選ドロー

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(記事 塚越亘,Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 10:32 | コメントをどうぞ

男を捨て?錦織圭32強 強え~!

5月25日(水)、パリ、フランス。フレンチ・オープン

錦織圭の2回戦が行われ、錦織は世界40位、ロシアのクズネツォフ(25才)を6-3,6-3,6-3で破り32強となった。

いきなり早い展開での打ち合になるが、ランキングを上げ、登り調子のクズネツォフの強打が勝る。
1-3となった時、錦織は「男を捨て??て、強打勝負を諦め」たと言う。

「いつも以上に高いボールを混ぜたり、タイミングをずらしたり」してクズネツォフのプレーを封じ5ゲーム連取で第1セットを取る。

その後は格の違いを見せて3回戦進出を決めた。
3回戦はスペインのベテラン、32歳のベルダスコ(52位)と対戦する。

準々決勝で対戦が予想される第2シードのマレーは今日も大苦戦、1回戦に続きフルセットでやっと勝利。
マレーの調子は決して良くないので錦織にとっては昨年の8強を上回るチャンス到来か!

k102

<<男を捨てペースを変えた2回戦詳細>>
〇5)錦織圭 6-3 6-3 6-3 ●A.KUZNETSOV(RUS)

クズネツォフには2010年イーストボーン、4-6,1-3まで戦い棄権負けしている。

錦織のサーブで始まるが、30-40といきなりピンチ。
錦織、伝家の宝刀、バック、ダウン・ザ・ラインのウィナーなどで逃れる。
ファーストも決め、1-0とキープ。

クズネツォフの第2ゲーム、
クズネツォフは細身だが、ストロークは固い。
ラリー戦ではどちらかというとクズネツォフの方が主導権を握っている。

1-1、相手もキープする。

今日は天気が良く、コートも速そう。
早い展開の試合が。
このスピードに相手が合っている。

錦織の第3ゲーム、
クズネツォフのフォアクロスアプローチ。
その前にストロークで押しているのでパスが抜けない。

3つ目のブレーク・ポイントで取られて、1-2とダウン。

クズネツォフはかなりいいボールを打ってくる。
フォア、バック共にクロスが特にいい。
完全に錦織は守備に回っている。
速いボールの打ち合いでは今日は厳しいかも1-3となる。

クズネツォフから3-2の第6ゲーム、
錦織のバックアングルをクズネツォフのバックダウンザラインのスーパーショット!

外からポール回しだ。これは参りました。30-0と調子に乗りそう!

「1-3まで行って打ち合いを諦めて、下がったり、テンポを変えないといけないと思った。
高いボールを混ぜて、テンポを変えた。
男としてつらい判断をした。」と頭を使い作戦変更の錦織。

錦織はフォアのスピンの量を上げて、ムーンボール程でないが、高いボールを混ぜてきた。
相手の打ち気をそらした感じだ。
そうしておいて、錦織のバックアングルウィナー。
4ポイント連取!
最後のポイントは24回のラリー戦を制し、ブレーク・バック3-3。

錦織の第7ゲーム、
緊張感ある中、錦織がフォアのドロップ・ショットウィナー。
この柔らかさは何だろうね?
このゲームから錦織のボールが深くなってきた。
特にバックがいい。4-3

クズネツォフの第8ゲーム
クズネツォフのフォアドロップアプローチを錦織は前に走って、取るのもギリギリかと思ったが、
それを真ん中にパスで決めた!
勇気と絶妙なバランスだ!
その後、(ボディーを狙い申し訳ない)とキチンと手を上げるのが錦織のいいところでもある。

セットを取られてもおかしくない1-3から5ゲーム連取で第1セットを取る。

5-2とブレークして、錦織の第8ゲーム、
3回目のデュース、最後はサーブ&バックボレーをネットミス。
ブレークされたが、よくここで出て行ったよ。
後に繋がるプレーだ。(錦織5-3)

2つ目のセットポイント、
最後は錦織のバックダウンザラインウィナーできれいに決めた。
6-3で第2セットも取る。

「思い切りバンバン打って勝てたらいいが、相手は胸の位置の下からは両サイドに打てるので、
高いボールを送り、ボールのペースを遅くして自分のペースに持ち込めた。
ハードならつらい相手になると感じていた。」

「第2セット、第3セットになって、フォアやバックダウンザラインが思い切って打てるようになってきた。
久しぶりだったので最初様子を見過ぎていた。」

第3セット、クズネツォフの第6ゲーム、
クズネツォフのフォアクロスがアウトして、4-2になると、錦織は大きな声で「イエーイ!」気合を入れた。

最後のマッチポイントはまたもや、錦織のバックダウンザラインウィナー。
かっこよく決めた。
ここは本当にいいなあ~!1時間48分。

「ベルダスコ戦は今日よりは思い切りドンドン速いペースに持ってきたい。
クレーで優勝もしているし、タフな相手です。」

「シューズが変わったので気合が入ります(笑)。
黒のウェアで気合が入ります(笑)。」と笑顔でインタビュールームを後にした錦織だ。

大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€32,017,500(40億円)
優勝賞金:€2,000,000(2億5千万円)
準優勝: €1,000,000(1億3千万円)
ベスト4: €500,000(7千万円)
ベスト8: €294,000(3.5千万円)
4回戦: €173,000(2千万)
3回戦: €102,000(1.4千万)
2回戦: €60,000(700万円)
1回戦: €30,000(350万円)
128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/22-6/05,2016
パリ現地時刻(時差-7時間)

錦織圭は第5シードで準々決勝でマレーと対戦するボトムハーフのドロー。
最強のジョコビッチ、フレンチ・オープン9回優勝のナダルなどはトップハーフだ。

オーダー・オブ・プレー

<<3回戦>>
5)錦織圭 vs F.VERDASCO(ESP)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 63 63 63 ●A.KUZNETSOV(RUS)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 76(7) 63 64 ●ダニエル太郎

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇ダニエル太郎 36 46 75 64 3-0ret. ●M.KLIZAN(SVK)
男子シングルスドロー

<<女子3回戦>>
〇大坂なおみ vs 6)S.HALEP(ROU)

<<女子2回戦>>
〇大坂なおみ 63 63 ●LUCIC-BARONI(CRO)
奈良くるみ vs 14)A.VANOVIC(SRB)

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 57 63 2-0ret.●D.Allertova(CZE)
〇大坂なおみ 64 75 ●32)J.Ostapenko(LAT)
〇6)S.HALEP(ROU) 62 60 ●日比野菜緒
〇21)S.Stosur(AUS) 62 46 63 ●土居美咲
女子シングルスドロー

11人が予選に挑戦、西岡良仁が決勝ラウンドまで進出したが!
西岡良仁(114位)、伊藤竜馬(108)、添田豪(152)、守屋宏紀(218)の4人が挑戦
男子予選ドロー
尾崎里紗(127位)、桑田寛子(151)、加藤未唯(153)、日比万葉(178)、江口実沙(182位)、澤柳璃子(188)、穂積絵莉(220)7人
女子予選ドロー

錦織圭ブログ
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(記事 塚越亘,Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:28 | コメントをどうぞ

全仏1回戦 雨ニモマケズ 2日かけ勝利

5月22日(日)、23日(月)パリ、フランス。
錦織圭のフレンチ・オープンが始まった。

錦織圭、1回戦でイタリアのシモーネ・ボレリと対戦。
雨の中断、順延などがあり2日がかり、6-1 7-5 6-3でやっと勝利した。

何の因縁か、ボレリと戦う時はすんなりとは終わらない。
対戦成績は錦織の2-0だが、両試合共にフルセット。
2014年のウィンブルドンではミドルサンデーの休養日を挟んで3日がかりの勝負に。

そして今回もまた6-1,7-5,2-1と第3セットをリードしたところで雨のため、翌23日に順延された。
試合時間はたった2時間だが、22日センターコートの1時ごろに始まる予定だった試合が終わったのは翌日の5時半を回っていた。

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錦織圭試合後の会見
「簡単ではないが、基本的にはリラックスして試合に臨んだ。
昨日も18時まで試合して、今朝も早かった。昨日で終わらせていれば良かったが。

今日の出足は風があってあまり良くなかった。
でもしっかり早めに終わってホッとしている。

昨日は思い出せないぐらい雨の中での試合、
雨粒が目には入るわ・・・・で大変だった。
上手く集中力を保ってできたと思う。

メンタル的には大変疲れたが、グランドスラムの試合は1日おきのスケデユールなので、フィジカル的には大丈夫だ。
トレーニングによって、怪我が少なくなっているし、
大会中にもやれることをやって、積み重ねているので、段々と体ができている。
試合後もトレーニングをすることによって、怪我予防に繋っている。

ボレリには負けた記憶があるのですが、ありませんか?」
(錦織は接戦で負けたと思っているらしい。このボケかたはいかにも錦織圭らしい!!)」

<<2日間かかった1回戦詳細>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)

22日、日曜日、センターコートで始まる。
第1セットは、わずか1ゲームしか相手に許さず、26分で取る。

第2セットも好調3-0とするが、ボレリも粘り、混戦に。
5-4とリードしたところで、雨のため、約2時間45分、中断。

再開後、2度のセットポイントをセーブするボレリ、5-5。
錦織ラブでキープし、6-5。

第12ゲーム、ボレリ5-6のサーブ、
11回目のラリーをネット、30-40とセットポイント

13回目のラリー、今度はロング
錦織が第2セットも7-5で取った。

第3セット、錦織2-1、
現地18時15分過ぎに雨も強くなり、中断、結局順延される。

23日も朝から雨、5時に試合再開。

3-3、ダブルフォルトで30-40とブレーク・ポイントを握られたが、
2度のデュースの末にキープ、4-3。
錦織、ダウン・ザ・ラインを決め、拳を握りガッツポーズ!

エンジンがかかり始める。
ダウン・ザ・ライン、フォアのクロスなど決め、15-40,
ボレリのバックはネット、5-3だ!

5-3、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
フォアに打ち込まれ、15-40とまたピンチ!
デュースに持ち込む。

2度目のデュース、
10回のラリー戦、ボレリのフォア逆クロスでオープンを狙ったショットはアウト!

2度目のマッチポイント、錦織はセンターへファースト・サーブ、
そのボールはセンターライン上、Tへサービス・エースだ!

雨ニモマケズ錦織圭が2回戦へ進出した。

集中力さすが!!

大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€32,017,500(40億円)
優勝賞金:€2,000,000(2億5千万円)
準優勝: €1,000,000(1億3千万円)
ベスト4: €500,000(7千万円)
ベスト8: €294,000(3.5千万円)
4回戦: €173,000(2千万)
3回戦: €102,000(1.4千万)
2回戦: €60,000(700万円)
1回戦: €30,000(350万円)
128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/22-6/05,2016
パリ現地時刻(時差-7時間)

錦織圭は第5シードで準々決勝でマレーと対戦するボトムハーフのドロー。
最強のジョコビッチ、フレンチ・オープン9回優勝のナダルなどはトップハーフだ。

オーダー・オブ・プレー

<<2回戦>>
5)錦織圭 vs A.KUZNETSOV(RUS)
ダニエル太郎 vs 3)S.WAWRINKA(SUI)

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇ダニエル太郎 36 46 75 64 3-0ret. ●M.KLIZAN(SVK)
男子シングルスドロー

<<女子2回戦>>
奈良くるみ vs 14)A.VANOVIC(SRB)
大坂なおみ vs LUCIC-BARONI(CRO)

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 57 63 2-0ret.●D.Allertova(CZE)
〇大坂なおみ 64 75 ●32)J.Ostapenko(LAT)
〇6)S.Halep(ROU) 62 60 ●日比野菜緒
〇21)S.Stosur(AUS) 62 46 63 ●土居美咲
女子シングルスドロー

11人が予選に挑戦、西岡良仁が決勝ラウンドまで進出したが!
西岡良仁(114位)、伊藤竜馬(108)、添田豪(152)、守屋宏紀(218)の4人が挑戦
男子予選ドロー
尾崎里紗(127位)、桑田寛子(151)、加藤未唯(153)、日比万葉(178)、江口実沙(182位)、澤柳璃子(188)、穂積絵莉(220)7人
女子予選ドロー

錦織圭ブログ
錦織圭ATPページ
錦織圭ITFページ

(記事 塚越亘,Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:41 | コメントをどうぞ