久しぶりの名言シリーズ、とっておきのこれで行ってみましょう。
病弱テニスプレイヤーひなしーの愛読書「はじめの一歩」
「スラムダンク」と並ぶ運動部のバイブルですね。もちろん私も全巻読破
しています。
煌星のごとく数々の名言を残しているこの作品ですが、特に一歩くんの師である
鴨川会長の言葉には素晴らしいものがあります。中でも有名なのは
努力した者が全て報われるとは限らん。
しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!
でしょう。
「天才」とか「才能」とかいう便利な言葉で努力を諦めたりせず、
「努力は必ず報われる」という耳障りの良い言葉でごまかしたりせず、
ただただ自分を信じて努力を重ねろという厳しい言葉ですね。
あまりにもこの言葉が有名になりすぎて、本来「当然~すべきだ」と使われる
「すべからく」という言葉を「すべて」という意味で誤用する人が後を絶たない
そうです。
上記の名言は有名すぎるので、私が今回選んだ名言はこちら。
毎日の積み重ねが貴様らを弱くする!
漫然と日々を過ごすなっ!
四六時中テニスプレイヤーであることを自覚しろ!
自分に足りないもの、必要なものを常に考えて行動せよ!!
これも厳しい。
「毎日の積み重ねで強くなる」のではなく、「漫然と日々を過ごせば弱くなる」
と言うのです。しかも「どうすればいいか自分で考えろ」と。
練習するのは当たり前。それも強くなるにはどんな練習をすればいいのか、
場所と時間と相手をどう確保するのか、アドバイスをもらうには誰にどんな
質問をすればいいのか、自分で考えて行動しなければ強くなれない・・・
いや、「弱くなる」のです。
さすが鴨川会長、厳しいながらも愛情に満ちた名言ですね。
どこかの怪鳥も見習わなければいけません。