華やかなクリスマスが終わると一気に街の雰囲気が引き締まる。
わずか一週間のあいだに人々は仕事や部屋を片付け新年に備える。
この何とも言えない年末のあわただしさが好きだ。
大晦日の夜は子供心になんだか特別で心がウキウ銅鑼灣 Hair salonキしたものだ。小学生の頃ならば、「公然と」夜ふかしができる。この日ばかりは日付が改まる頃まで眠い目をこすりながら起きていても叱られない。
中学生の時は、これまた「公然と」夜中の外出が許される日になる。友達と年越しの初詣に行くというのが理由となる。これまた夜を徹して走っている電車に心ときめかせながら真夜中の街を歩く。何という楽しい夜なのだろう。
高校生にもなると年越しの夜や元旦には「公然と」お酒が飲めたりする。もちろん、法律的には違法であるが正月にお屠蘇を飲んで捕まった高校生の話は聞いたことがない。
何しろ「公然と!」である。松本零士氏の漫画「パニックワールド」の中に、水爆の不発弾が見つかり、人っ子ひとりいなくなった首都東京の街の中で、主人公が、普段やりたくてもできなかったことをすべてやってみるという場面が出てくる。普段は許されないことを「公然と」「堂々と」できるということは胸ときめかせることなのだ
さらに、カウントダウンから新年を迎える瞬間、たいていの少年は小さなイベントを試みる。
①二年越しで息を止めてみる(あるあるー!)
②二年越しに声を出し続けてみる(あるあるー!)
③新年に変わる瞬間に飛び上がり空中で新年銅鑼灣 Hair salonを迎える(あるあるー!)
日本中の46.7%の少年がこうした儀式を行い大人になっていくのだ(と思う)
さて、昨年末
「30日の日、子供の友達が泊まりに来るからどこかに泊まってきてくれない」
という指令が入る。
住んでいるのが大邸宅ならば問題はないが我が家高濃度精華液は決して広くない。加えて泊まりに来る息子の友達というのは屈強なる高校生のラガーマンだという。下手すれば床が抜けるかもしれぬ。
こんな時「オレを追い出すのか!!」などと怒るのは野暮なことだ。