あっという間に、
オリンピックが閉会してしまいましたね。
賛否あったオリンピックでしたが、
僕は連日、応援させてもらっていました^^
僕は、自分のスポーツ歴としては
テニス一筋なんですが、
スポーツは基本的にどんな種目も好きです。
特に日本が勝てそうな試合は、
ついつい見入ってしまいます^^
4年、5年と時間をかけてしてきたことが、
一瞬で結果として決まってしまうところ。
これがスポーツの厳しさであり、
おもしろいところでもあります。
一瞬だからこそ人を惹きつけて、
観ている人に感動を与えられるんだと思います。
こう考えるとスポーツの試合はとても潔くて、
まるで桜みたいだなぁと思います^^
観ていて一番印象に残ったことは、
試合が終わったあとのインタビューです。
勝っても負けても、
メダルを取っても取らなくても、
どの選手も感謝の言葉を述べられて
いたことに、とても感動しました。
特に今回のオリンピックに関しては
開催できるかどうかもわからない状況
でしたので、『開催されるだけでも
嬉しい、感謝しています』
ということを言っている選手が、
一人や二人ではありませんでした。
『自分の努力だけではなく、
周りの人たちに本当に支えてもらった』
と、多くの若い選手が言っていたんです。
言わされているのではなくて、
自分の言葉でちゃんと語っているところが、
とても印象的で素晴らしいと思いました。
そうやって若いアスリートの方たちが
感謝の言葉を述べているのを見て
思い出したのが、
『和を以て貴しと為す』
という言葉でした。
これは聖徳太子が制定した
十七条憲法に出てくる言葉です。
現代の言葉にかなりざっくり直訳すると、
『お互いに仲良く調和
していくことが大切ですよ』
というような意味になります。
※ちなみに十七条憲法第一条を調べてみると解釈はいろいろとあるみたいですが、前後も合わせた解釈は、『人は派閥をつくりがちで、そうすると偏った見方に陥りやすく、他者との対立を深めてしまう。これを避けて、人々がお互いに尊重し合い、きちんと話し合いができれば道理にかなって、何でも成しとげられる』というような意味になるようです。
複数の解釈があるかもしれませんので、気になった方は調べてみてください^^
『和を以て貴しと為す』という一文の
直訳のように、日本人は特に、
調和、支え合う、という精神が根づいていて、
これを古くから大切にしてきたと思います。
それをオリンピックという世界から
注目される場で、若い人たちが自然と
示してくれているような気がして
とても感動しましたし、
なんだか嬉しかったですね^^
若い人たちにとても元気をもらった
オリンピックでした!
世間ではいろいろとありますが、
調和、支え合うという気持ちで、
乗り越えていきたいですね^^
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