月別アーカイブ: 2023年6月

教育実習の想い出^^

懐かしいものが出て来たので
記事にしようと思います^^

画像は、僕が大学生のときに
教育実習に行った母校の中学校の
生徒新聞です。

画像
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もう40年ほど前ですが、
生徒新聞に載せてもらえて
とても嬉しかったのを
覚えています^^

新聞を見て、教育実習のときに
硬式テニス部を指導したことを
思い出しました。

僕が中学生の頃、
学校には軟式テニス部しか
ありませんでした。

どうしても硬式テニスを
やりたかったので先生に
掛け合ったところ、
「まずは5人集めてきなさい」
と言われたので友達に頼んで5人集め、
硬式テニス部をつくりました。

最初は5人だったのですが、
漫画「エースをねらえ」が
流行ったこともあって、
後に一年生の女子だけで50人の
入部があるほど人気の部活に
なりました(笑)。

卒業し、高校、大学へと進学した
僕は、母校である中学校へ
教育実習に行きました。

そこで、
「僕のつくったテニス部は
まだあるんだろうか?」と
ふと思い出し、部活動の時間に
訪ねてみたのです。

僕がつくった当初より
とてもキレイなハードコートが
できていて素晴らしかったのですが、
見学してみると、部員と思われる
生徒たち20人くらいが、
テニスをするでもなく
遊んでいるように見えたのです。

「これではダメだなあ…」
と思った僕は、
「先生にも打たせてくれる?」
と生徒に聞いてみました。
すると、
「なんだ、教育実習の先生かよ!」
「打てんのかよ!」
と野次が飛んできました(笑)。

当時の僕は
大学でもテニスをやっていて、
バリバリの体育会系だったので、
打てるに決まっていました(笑)。

鋭いサーブや曲がるサーブ、
いろいろ打ってみせると、
たちまち「すげぇ!!」と
生徒たちは目の色が変わりました。

キャプテンの生徒を呼んでもらい、
「上手くなりたいか?」
と聞きました。

「はい!」と返事をしたので、
学年順に全員並ばせ、
コートに向かって
「よろしくお願いします!」
と挨拶をするところからさせ、
体育会系仕込みの厳しい指導を
したのでした(笑)。

その日の帰りは、
「我ながら良いことをしたなぁ」と
気分よく悦に入っていたのですが、
翌朝になって、
「屋代先生、テニス部の顧問の先生が
呼んでいますよ」と言われたときは、
「やべぇ!!怒られる!!」と
冷や汗をかきました。

実は、顧問の先生に許可なく
指導をしてしまっていたのです(笑)。

「勝手なことをしてすみませんでした」
と謝りにいったところ、
「屋代先生、ありがとう!!」
と逆に御礼を言われてしまいました。

実はこの顧問の先生、
テニス経験はあったのですが
「僕はあまり上手くないし、
教えたことがないから教え方が
わからなかったんだよね。
よかったら毎日来てくれない?」
と仰ってくださったのです。

怒られると思っていたので(笑)、
「わかりました!」と喜んで
毎日部活に参加させてもらいました。

教育実習自体は2週間ほどの
短い期間でしたが、
遊んでいた部活を僕がいる間に
きちんとコートに向かってお辞儀をするなど、
基礎的なことも徹底し、
バリバリの体育会系に仕上げました(笑)。

最後の日には、職員室の前で
キャプテンに呼び止められ、
「テニス部集合!」と声がかかると
部員たちが全員やって来て並び、
「ありがとうございました!」
と言ってテニスウェアをプレゼント
してくれました。

中学生なりに考え、
みんなでお小遣いを出し合って
買ってくれたそうです。
これは本当に嬉しかったですね^^

テニスを教える楽しみは、
あの子たちに教えてもらったのかも
しれません。

あの子たちももう50代…
元気でいてくれるといいなと思います^^

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全仏オープン

今年は全国的に、
テニス全仏オープンが
大注目されました。

通常であれば日本で
これだけ全仏オープンが注目
されることはないと思いますが、
これだけ話題になったのは、
ある残念なニュースがきっかけでした。

日本の加藤未唯選手は
女子ダブルス3回戦で、
相手側のコートに返したボールが
ボールガールに直撃し、
相手選手たちが猛抗議。
もちろんわざとではなかったのですが、
結果、危険な行為と見なされ、
加藤選手は失格となりました。

失格になるだけでなく
これまでの賞金とポイントも
はく奪されてしまい、そして先日、
賞金とポイントの回復を求めた
大会側への提訴が棄却されたことが
発表されました。

相手選手たちの執拗な猛抗議には、
スポーツマンシップの欠如などが
指摘されており、SNSやメディアでも
かなり取り上げられている状況です。

一連の出来事に対して、
ジョコビッチなど有名選手たちに
留まらず、多くのテニス関係者たちが
加藤選手を擁護する発信をしています。

加藤選手はこれらの混乱を耐え凌ぎ、
数日後に行われた混合ダブルスでは
見事に優勝!!
おめでとうございます!!^^

優勝したものの、
これらの出来事で
一番悔しい想いをされたのは
加藤選手ご本人です。

僕が一番印象に残っているのは、
「私にできるのは前を
向き続けることだけ」
のような前向きな発言を
常にされていたこと。

これだけ加藤選手を擁護する
発言で溢れているのですが、
ご本人は相手選手や主催者へ
批判的な態度を取ることもなく、
次を見据えて準備したのだと思います。

いろいろと思うことは
あったと察しますが、
すぐに気持ちを切り替えたからこそ、
優勝できたのでしょう。

この加藤選手の姿勢、
スポーツマンシップは
本当に見習うべきものであり、
素晴らしかったと僕は思います。

禍を転じて福と為す。

納得のいかないことは
ご本人にも、そして関係者や
見ている僕たちにもあるとは
思います。

それでも、
起こったことを真摯に受け止め、
終わったことをいつまでも引きずらず
ベストを尽くす姿勢が、
失格から一転、優勝という
結果を招いたのだと思います。

今回の出来事に対しては
いろいろな意見があると思いますが、
僕としては、加藤選手が
素晴らしいスポーツマンシップ、
物事に取り組む姿勢を
教えてくれているように感じました。

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